日本に外国人差別に関する記事が多い理由
こんばんは。
マリアです。
前回書いた記事にいくつかコメントを頂きましたが、その中でインターネット上で外国人へのひどい差別発言をよく見かけるというものがありました。
このブログに来てくださる方も、時々外国人の差別に関連したキーワードでこのブログを見つけている方もいるようです。
というわけで、今回は外国人差別についてまた書いてみようと思います。
以前私は日本の外国人差別について記事を書きました。
この記事でも書いているのですが、大体の外国人差別と言われるものは日本人が外国人との関わりに慣れていないということが原因です。
そして、いくつかの記事でも書いているように私は日本で外国人差別をされたことは一切ありません。
誤解のないように書いておきますが、日本に差別が全くないわけではありません。
でも、他に比べても少ない方だと私は感じています。
ちなみに、私は日本では4つの大都市に住みましたが、どこにいてもデンマークの友達以外はほとんど関わっている人は日本人です。
今住んでいるところでも、地域のみなさんととても仲良くさせてもらっています (=´∀`)人(´∀`=)
それでも、外国人差別があると主張する外国人がたくさんいるのはなぜかを考えてみました。
まず、相手が差別と感じたらもうそれは差別なんだという意見があります。
まあそういう気持ちもわかるんですが、私の経験ではそもそも「感じたこと」と「実際」をしっかり分析してから言って欲しいと思います。
私が実際見てきた差別というのはほとんどが文化の違いや人と人との相性の悪さから生まれる誤解やすれ違いばかりでした。
私は日本在住の外国人のオンラインのコミュニティや実際の集まりなどで、実際に会った回数に対して数えきれないくらい多くの外国人差別の議論を見てきました。
これらのコミュニティや集まりは、日本人ではほとんど見ることも参加することもできないものです。
そんな事情もあってかなり言いたい放題なところもあったりしますが、これらの場所で私が見てきた外国人が日本で差別されたと騒ぐ理由と原因を分類してみました。
騒ぐ理由
・思い通りにならなかった仕返し
・注目されたい
・お金などの特典
そもそもの原因
・コミュニケーション(言葉)の問題
・文化の違い
・相手との相性が悪い
9割以上がこんな感じです…。
信じられないと思いますが、本当にそうです。
しかもこの議論のズルいところは、差別をされたと言う人の意見しかないことです。
もともと大体の日本人は議論があまり好きではないので、あまり言い返さない人もいるでしょうし。
日本の外国人はちょっとマナー違反や言葉の間違いがあっても外人だからと許してもらっていることが多いです。
それなのに外国人の側は相手に少し間違いがあっただけで差別だから絶対に許さないと大騒ぎすることもあります。
特に、こういうことを言いだす人はトラブルの後に頭を冷やさずに怒ったまま感情的にネットに意見を書いてしまいます。
記者やジャーナリストでもないし、ウソもなんでも言い放題と思っている場合もありますしね。
まあ、記者やジャーナリストでも時々とんでもない事を書いてしまう人もいますが 汗
私も時々日本で失礼な対応をされて怒ることはあります。
でも、外国人差別なんて思ったことは一度もありません。
それは人と人との問題なんです。
人間としての相性や誤解だってありますしね。
相性が悪いのは仕方ないですから。
誤解も短時間ではとけない場合もあります。
それを外人であれば差別にできてしまうんですよね…。
こんなのを差別としてしまっては、日本の人は外人と関わるのが怖くなっても仕方ありません。
まあ、関わるのが怖いからと無視したらしたでそれも今度は差別になるんでしょうけど… 苦笑
日常の会話や行動をいちいち差別かどうかを気にしながら生活するなんて息苦しくて辛いです。
あとインターネット上で外国人への汚い差別発言があるという問題ですが、これはどこの国でもあります。
まず、日本人で海外を見習えという人ほど外国の悪いところだけ見なかったり見えない人が多いです。
でもちゃんと良いところを見たら悪いところも見てください。
こんなことはデンマークでも日本でもアメリカでもあるんです。
もちろん他にあるから日本でも大丈夫と言う訳ではありません。
決して良いことではないけど、そんなレベルの事しかできない人は放っておけばいいんです。
私も実際に夫と一緒に差別的な発言の多い掲示板や記事を見てみました。
見る限りでは感情的で特に意味もなく差別というよりは、大げさなことを言って注目されたいのかな?と思うものが多いですね。
よく分類してみると、先ほど日本の外人が差別と騒ぐ理由にそっくりなんです。
・思い通りにならなかった仕返し
・注目されたい
・お金などの特典
よく見てみると大体当てはまると思います。
こういった差別の議論で、しっかりと相手にすべきかを見極める方法があります。
書かれた記事や発言を見るときに、この下の項目をチェックしながら記事や発言を読んでください。
・感情的になっていないか
・証拠が十分か
・相手の事情なども詳しく説明されているか
※相手がいきなりぶつかってきた!ではなく、なぜ同じ方向を歩いていたのか、そのとき相手は何をしていたか、などをしっかり説明しているか
※相手が「もしかしたら○○と間違えたのではないか」、「たまたま○○を知らなかっただけではないか」など
・書いた人がそのことで得をするような偏った立場や組織にいる人かどうか
この条件の2つ以上が抜けていたら、もうそれは問題にする価値は相当低いと思っていいです。
その点、インターネットにある差別発言などはほとんどそういうことになるのではないでしょうか?
あと、日本人は海外に比べてインターネットのマナーが悪いと思っているようですが、日本はだいぶマシな方です。
海外の方がよっぽどひどいです。
ネット上では日本人の語る外国人差別よりも、外国人の語る日本人差別の方がよっぽどひどいと私は思います。
ここまで色々書きましたが、日本人が外国人を差別しているという人はまず日本がどれだけ外国人のために色々しているかしようとしているかを調べてみてください。
特に最近はオリンピックなどで過剰なくらい外国人のために色々な取り組みをしています。
そして、差別されたと騒ぐ外国人の人は差別と騒ぐ前に一度立ち止まってください。
まず、それ本当に差別ですか?文化の違いや性格など相性の問題ではないですか?相手の立場にもなって落ち着いて良く考えてから発言してほしいです。
特に、日本では最近こういう発言に相当敏感になっていますから。
大げさなウソでも大真面目な問題になってしまう可能性があります。
本当に気をつけてほしいです。
この記事で私が日本人の味方とか意見が偏っていると言う人がいるかもしれませんが、実際はその逆です。
日本で起きた自分の不満を、差別ということにして日本に差別が多いと騒ぐ偏った記事や発言ばかりが目立って来ています。
やっぱり日本人の立場で差別と言われたら反論しづらいかもしれません。
だからこそ私は外国人の立場で代わりにはっきりと書いておく必要があると思いました。
それでは次回もよろしくお願いします。
おやすみなさい。
被害者文化の恐怖
こんばんは。
マリアです。
今日はまずデンマークの記事を紹介します。
実は今日書く内容は、私がここ最近ずっと心配していたことなんです。
きっかけはデンマークの政治家が書いた記事でした。
というわけで、まずはデンマークで話題になっている記事を紹介したいと思います。
Offerkultur er et åg for den vestlige verden – Politiko
長い文章なので、日本語で大事なところをまとめてみました。
・アメリカでは自称エリートの一部がトランプ当選で大げさに騒いでいる
トランプ当選のショックで教授が授業を中止したり生徒も出席をやめるなど。
・保守派には被害者意識は根付かない
自分が苦しい時も被害者意識よりも自分の決断と勤勉さで乗り越えようとする。
・性差別など様々な被害者がどれが最もかわいそうか競い合っている
その結果自分でできるはずの人間が誰かの助けや解決策を要求するようになる。
自分の被害者としての立場を強調することにばかり集中して他者への思いやりを失う。
・被害者であれば誰かが何かするべきなので、自分は何もしなくて良いという意見が拡大している
過剰な被害者意識の拡大は本来注目すべき問題を見えなくして最も助けられるべき人が助けられなくなってしまう。
同時に、十分ひとりでなんでもできるような人々が自分の力で行動することをやめてしまう
・そしてただでさえ余裕がない国をさらに厳しい状況にする原因となる
このような問題がアメリカやヨーロッパで流行している。
まとめるとこんな感じです。
以前夫もデンマークの問題に関して似たような記事を書いていました。
この記事でも、大げさに騒いでいるのは自分たちの事を弱い、かわいそうと思っている、思ってほしい人たちです。
確かに人それぞれ状況は違います。
でもどこの国でも生活保護など様々な政府からの手当てを受けている人たちは、その分毎日頑張って必死に稼いでいるふつうの人たちにその分を払ってもらっているということをしっかりと意識するべきです。
これを当然と思って利用するのはおかしいです。
苦しい事があっても毎日諦めずに真面目に働く人たちが本当にかわいそうです。
そして、もうひとつの問題点は被害者を手伝うと言いながら問題を過剰に騒ぐ一部の支援者の存在です。
こういった支援者の存在は問題をさらにややこしくします。
例えば、ある問題をかかえている人たちについてその支援者が大騒ぎします。
でも本当はその人たちは自分で乗り越えられる問題だと思っていたのに、その支援者のせいで問題が勝手に拡大されて本当に問題を抱えている人もそしてまわりのふつうの人たちにも迷惑をかけてしまうことがあります。
そして、その問題が大きく騒がれたせいで本当に助けが必要な別の問題が忘れられてしまうこともあります。
きっとその支援者は大勢に迷惑をかけて良いことをしたと大満足なんでしょうが。
こういった変な支援者は大体がお金か注目が目当てでしょうか。
そして、自分もその被害者ということでトクするからと立場を利用する人も出てきます。
支援者は弱者を助ける正義の味方気分なので、賛成しない相手を悪と攻撃したりするようにもなります。
その結果、それを見たふつうの人たちはその問題の被害者全体にまで悪いイメージを持ってしまう可能性があります。
最近ネットで見かけたポリコレ棒という言葉はまさにこういった事から生まれたんではないでしょうか?
日本でも最近はこういった被害者意識を利用した動きが目立ってきていると感じています。
以前からあるものは女性差別でしょうか。
本当に男女平等を目指す国に女性専用車両は必要ありません。
強制的に女性を雇う仕組みも、女性の管理職を無理やり増やす政策も必要ありません。
北欧のように女性の政治家がたくさんいないのは問題だ、女性差別があると言う人はこういったところから見直さなくてはいけません。
もしやったとしたら大問題です。
男女平等なはずなのに、今度は男性を差別してしまうわけですから…。
日本ではこれからは外国人差別をなくす運動が流行るんでしょうか?
もうすでに、この動きは私は何度も見てきました。
今回は詳しいことは書きませんが、同じ外国人として先にそして何度も言っておきます。
日本にそこまで問題にする外国人差別は一切経験した事がありません。
こういった被害者と騒ぐ事で自分の利益を得ることとそのやり方の拡大は、被害者文化と言えるほどではないでしょうか?
私は女性で日本では外国人なので、ちょうど日本で騒ぎやすい被害者に2つも当てはまりそうなのでハッキリと書きました。
きっとこれを夫が書いたら、男尊女卑の外国人差別主義者ということになるかもしれませんね 苦笑
厳しく色々書きましたが、本当に助けが必要な人を無視してはいけません。
同じく、助けが必要という人たちも気をつけてほしいところがあります。
まず助けを求める前に自分だけで解決できそうか、自分でできる事を先にちゃんとやっているかどうかということです。
そして、その前にもっと自分よりも助けを必要とする人たちが他にいないか考えて欲しいです。
最後に、それでも必要な人たちを私たちは絶対に無視してはいけません。
その時は問題を抱えている人も、国やまわりに任せるのではなくて一緒に解決するように取り組むべきです。
ヨーロッパではこのような被害者文化は大きな問題となっています。
私は同じくこの問題が日本では外国人や女性の過剰な特別扱いに利用される事をとても心配しています。
日本で外国人差別にこういったやり方が利用されている事に関しては、別の記事で詳しく書きたいと思います。
差別のある世界が息苦しいはずなのに、差別をなくせと大げさな主張をする一部の人のせいで逆に社会が息苦しくなるような世界にならない事を願っています。
それでは次回もよろしくお願いします。
おやすみなさい。
もうそろそろクリスマスです (o^^o)
こんばんは。
マリアです。
タイトルを見て「早すぎない⁉︎」と思う人も多いと思います。
日本の街のスーパーなどのお店もハロウィン後からクリスマスモードに入ってますよね 笑
普通の家でクリスマスを実感するのはもっと後だと思います。
12月に入って街でクリスマスソングが流れ始めても、もっと身近になるのは24日に近づいてきてからでしょうか?
私たち夫婦はクリスマスをデンマークで過ごす予定なので、家族に渡すプレゼントや飾りなどを今から用意しています p(^-^)q
デンマークではクリスマスは日本のお正月くらいに重要で、12月1日から24日までがクリスマスと言ってもいいほどです。
私たち夫婦はできるだけデンマークに帰る時期はクリスマスに合わせるようにしています。
そうすれば家族みんなに会えますし、デンマークの一番良い時期を過ごすこともできます。
日本でデンマークの良いところというと、デザインや教育や福祉のシステムについて書いている記事が多いですね。
でもデンマークのクリスマスについて紹介している記事はあまり見かけません。
デンマークの良いところのひとつがクリスマスの雰囲気なんです。
という訳で、これから12月にかけてデンマークのクリスマスを少しづつ紹介していきたいと思います (^-^)v
今日紹介するのは私が作ったデンマークのクリスマスでは定番の飾りJulehjerterです。
Julとはデンマーク語のクリスマスという意味で、hjerteがハートです。
つまりクリスマスハートということになります。
この飾りは1850年代に作られたそうです。
そしてそれを最初に作ったのが童話作家のH.C.アンデルセンと言われています。
1900年代の始め頃から、クリスマスのお菓子を入れたこの飾りをツリーにかけて貧しい人や子供に配っていたそうです。
これをツリーの枝や壁にかけて飾ります。
こういう飾りは日本ではあまり見かけませんよね。
そのうち作り方もアップしようと思っています。
まだ11月ですが、少しづつクリスマスのものを紹介していきます。
クリスマスの1週間前にはデンマークに行ってしまうので、日本ではクリスマスを過ごせませんがその前に何かデンマークのクリスマスのイベントでもできたらな〜なんて考えながら少しづつクリスマスの準備を進めていきます!
それでは次回もよろしくお願いします。
おやすみなさい。
今回も言いたい放題ですね...。
こんばんは。
マリアです。
昨日ついに米国の新しい大統領が決まりましたね。
選挙結果はイギリスのEU離脱など世界に大きな影響を与えるような衝撃になりそうですね。
今回はこの事について色々書いてみます。
なぜこの結果が大きな影響を与えるかというと、イギリスのEU離脱「Brexit」の時と同じように負けた方の人たちが相手を攻撃したり選挙の無効を主張したり国を二つに分けるくらいの後味の悪い結果になっているからです。
この投票結果に対する反応と私の意見を書いていきたいと思いますが、参考までにBrexitの時の反応をまとめた記事を貼っておきます。
投票の後はイギリスのEU離脱の時のようににひどい事になっていますね。
いや、それ以上かもしれません…。
TwitterやFacebookなど様々なネット上の反応を見てみました。
トランプ反対という意見の人たちの発言が非常に目立ちますね。
発言どころか暴動まで起きているようですし…。
よくあるタイプのトランプ反対の人たちの意見をまとめてみました。
・トランプに投票した人はバカや低所得の人がほとんど。
Brexitの時もありましたよねこういう意見。
なんか負け惜しみみたいですカッコ悪いし、とても失礼でもあります。
特にこの意見を言いながら暴動をしたりトランプ氏を個人攻撃している人は、鏡で自分を見つめ直した方がいいと思います。
・この選挙は無効だ!
民主主義のシステムで行われた選挙の結果です。
トランプ大統領で民主主義が終わるという人がいますが、この意見がすでに民主主義を否定していますよ…。
・世界が終わってしまう…。
終わりません 苦笑
当選した人をしっかり監視するのも民主主義の一部です。
当選=終わりではないんです。
終わりではなくて始まりです。
・どんな手を使ってでもトランプ大統領を認めてはいけない。
どんな手を使ってでもって…。
選挙などせめて民主主義のルールを守ってやってくださいね。
・トランプに投票した人はレイシストだから付き合いをやめろ!
これはひどすぎると思います。
自分と違う意見の人と付き合うなというのは、なんか独裁国家を見ているようです。
・カナダ、オーストラリアに移民しよう。
どうぞ。
でも、選挙の度に負けた人たちが国を出てしまっていては20年後のアメリカの人口はどの位になっているんでしょうか...? 汗
そういう人たちも選挙で負ける度に住む国を変えていたら、そのうち移住できる他の民主主義の国はもうないかもしれませんよ 苦笑
・トランプを支持した人は全部女性差別主義者で人種差別主義者だ!
違うと思います。
みなさんは、応援する政治家の意見全部をそのまま賛成ですか?
私も夫も応援している政治家の意見で賛成できないところはたくさんあります。
そんなことを言う人たちはクリントン氏の意見「全部」に賛成なんですか?
冷静にこれまで投票してきた選挙を考えると、これまでお互いの候補者の意見を比較して、賛成できるところが多い方の人に投票していたはずです。
だから、トランプ氏に投票した人が全員人種差別主義者や女性差別主義者なんてことはあり得ません。
それに、賛成できる意見の数でクリントン氏は負けたということです。
・クリントンが勝った州が本当のアメリカだ!
どこも本当のアメリカです。
ただ、場所によって天気も人も考えも違います。
違う意見を認めることも民主主義の一部です。
住んでいる場所によって、ものの見え方や意見が変わるのは普通のことです。
たまたまそれが、「トランプ」か「クリントン」かに分かれただけです。
選ぶのはどちらか一つですから。
・トランプが勝ったらアメリカから自由が失われる
こう言っている人たちも、トランプ支持者と関わるなとか色々主張しています。
これってよく考えると自分と意見が合わない人は認めないという考えです。
つまり、この人たちこそ自由を奪おうとしているのと同じなんです。
どうでしょうか?
他にも色々意見がありましたが、Brexitの時以上にひどい意見や行動が目立つように思います。
ちなみに、私たち夫婦はBrexitの時はEU離脱を支持していましたが今回はトランプ氏もクリントン氏もどちらも支持していません。
トランプ氏の過激なやり方やパフォーマンスは私は下品だと思います。
でも、同じくトランプ氏を攻撃するメディアやネットの反応を見ていると同じようにクリントン氏も支持できないと思いました。
まあ、私たち夫婦は日本人とデンマーク人ですが 笑
そんな第三者のような目線で見ていても、今回はあまりにもひどすぎる投票後の動きに驚き呆れています。
ここまでトランプ反対の人たちの意見ばかりが目立つのは、トランプを支持した人たちが意見を言いにくい状況ができているからかもしれません。
メディアもほとんどクリントン寄りでしたからね。
英語の記事ですが、まとめるとトランプ支持者への圧力が強まっているという記事です。
ちなみに、これは投票前の記事です。
投票後は見てのとおりです。
トランプ反対の人たちが過激化して、トランプ支持の方が勝ったのにトランプ支持者の意見はほとんど見かけません。
それだけトランプ支持の人たちが言いにくい状態ができているのです。
今回のことで「民主主義を守れ」と言いながら、投票の結果が出た後にも醜い行動や主張をしている人たちはこの言葉を思い出してください。
民主主義に大きな影響を与えたヴォルテールの精神です。
“Je ne suis pas d’accord avec ce que vous dites, mais je défendrai jusqu’à la mort votre droit de le dire.”
「私はあなたの意見には反対だ、だがあなたがそれを主張する権利は命をかけて守る」
これこそが、民主主義の精神ではないでしょうか?
色々問題のある発言が目立つトランプ氏ですが、まずはどうなるかを見てみましょう。
そしてよいところはしっかりと応援して、もしアメリカや世界を悪い方向に導くような動きがあれば全力で反対しなくてはいけないと思います。
そして、民主主義を大切にしましょう!
自分の意見だけではなくて、相手の意見を認めるのも民主主義です。
日本とデンマークの選挙ではこのようなことが起きないことを願います。
それでは次回もよろしくお願いします。
おやすみなさい。
デンマークの生姜クッキーのレシピを紹介します♪
こんばんは。
マリアです。
お久しぶりです。
今日はデンマークのクッキーのレシピを紹介したいと思います。
材料さえそろえば割と短い時間で作れる便利なレシピの1つです。
材料と手順はこんな感じです。
・しょうがクッキー(Ingefærkager)
材料
小麦粉:250g
バター:125g
砂糖:250g
卵:1個
シナモン:小さじ1杯
しょうがパウダー:スプーン1-2杯
※チューブの生のしょうがの場合はスプーン1杯でも大丈夫
ベーキングソーダ(食用):スプーン5杯
手順
①中くらいのボウルに全ての食材を入れる。
②ボウルに入れた食材がちゃんと混ざるまでしっかり揉む
※小麦粉の種類によっては材料のところに書いた量ではうまくいかない場合があるようです。
大体の基準としてはボウルに混ぜた食材が手にギリギリくっつかない程度に小麦粉の量を調整してください。
③よく混ぜたらクッキーの形を作ってクッキングシートの上に乗せる。
※焼き上がった時にクッキーがくっつかないように隣と離して置いてください。
④200度で5-10分オーブンに入れる。
※オーブンに入れる時間は、好きな固さや焼き加減にあわせて調節して下さい。
外が固くて中がもちもちしたようにする場合は厚めに形を作ってください。
カリカリした固い食感の場合は薄めで焼くといいです。
とても簡単なデンマークのお菓子です。
クリスマスなどこれからの時期にピッタリなお菓子です (o^^o)
サイズも小さくできるので、専用のオーブンがない家でもオーブンレンジで問題なく作れるはずです。
しょうがとシナモンの組み合わせがとても美味しいですよ (^-^)
しょうがといっても強すぎずにクッキーの良いスパイスになっています。
是非みなさんも試してみてくださいね (^∇^)
今日は久しぶりにデンマーク料理のレシピを紹介してみました。
もしみなさんも他に気になるデンマーク料理があれば教えてくださいね。
できれば調理の写真付きで紹介などしてみたいと思います。
ものによっては、日本ではどうしてもみつからない食材などがあって完全にできない場合もありますが… 汗
それでは次回もよろしくお願いします。
おやすみなさい。
デンマークでは働いたら負け
こんばんは。
サブローです。
最近デンマークで話題になっているニュースにとても驚きました。
母子家庭か父子家庭で3人の子供がいる世帯か、両親に2人の子供のいる世帯で親が無職の場合は特別な手当が支給されるそうです。
これが今回20300DKK(約316000円)〜23200DKK(約360000円)に減額される事になりました。
その金額が安すぎるという議論が起こっています。
ちなみにこれは税引後の金額です。
日本とは物価が違うとはいえ、ちょっと高すぎる気がします。
妻も以前は母親と二人暮らしでしたが、減額後の金額よりもかなり下回る金額で生活していたのでいくらなんでも貰いすぎだと驚いています。
妻の母は普通に働いていましたが、収入はこの金額よりも大分安いそうです。
ちなみに、この件に抗議してこの手当をもらっている人たち数千人がデモをやったそうです。
そこに人手不足のタクシー会社の人が「ウチに来ませんか?」と声をかけに言ったそうです。
結果は…、電話2件しか集まらずにしかもキツイからイヤだという理由で辞退だそうです 苦笑
タクシー会社の人は、せっかく前に進む機会があるのに誰もやる気がないなんてと嘆いていたそうです。
運転免許がないという人には免許取得のお金も負担してくれるなどかなり良い条件だったのですが…。
シフトも自由に決められるなど、仕事を始めるにはピッタリですし。
(ちなみに、デンマークは日本と同じで運転免許取得には結構お金がかかります。)
まあこの件が話題になった後に応募はあったみたいですが。
とにかくこの件で抗議している人たちは、いかに自分たちが弱いかを盛んに主張しているそうですが、ちょっと待ってください!
もちろん弱いのは仕方ないと思います。
でもね、弱い人であっても政府や家族や何らかの人や機関から支援や保護されているような人は、今の自分よりも少しでも強くなろうとする義務があると思います。
もちろんすぐに結果にならない事だってあります。
でもそこまで努力して、できなかった人こそ賞賛されて励まされて次のチャンスを与えられるべきだと思います。
何もしないで権利だけ主張してお金は貰うなんて信じられません。
こんな事が世の中で認められてしまっては、それこそまさに「働いたら負け」という迷言が現実になってしまいます 苦笑
トラウマ、コンプレックスなどそんな事は私も妻もたくさんあります。
色々体調を崩したり時には病気などもあります。
それに、今は自営業のストレスやプレッシャーで相当キツイです 汗
それでも少しずつでも前に進もうとして来たからこそ、私たちの出会いもあったし今の生活があると思っています。
最近はデンマークが人道主義を無視した冷たい国なんて言う人もいますが、むしろ優し過ぎなんじゃないかと思ってしまいます 苦笑
先ほどのような行き過ぎとも取れる手当に、教育費無料、医療費無料、生活保護など至れり尽くせりではたしかにこれ以上移民を受け入れられないと言うのも頷けます。
これらの手当はデンマーク人だけでなくもちろん外国人も対象です。
もちろん配偶者ビザの制度など不満はありますが、私は外国人にもこれだけ手厚い保障をしている国のどこが人種差別の国と批判されているのか理解できません。
これだけやり過ぎなくらい、デンマークに住む人たちを対象にお金を支給していれば定員オーバーになって移民を受け入れられないのは普通な気がします。
デンマークが差別をしていると主張する人たちは、もうすでにデンマークが受け入れて来た外国人がどれだけの保障を受けているかを他の国と比較してみてはどうでしょうか?
とにかく、この件であらためて福祉国家といわれるデンマークの問題点を見た気がします。
もともと兵庫県の人口くらいしかいない国なのに、さらにこれ以上人口が増え過ぎてしまっては本当に簡単に財政を破綻に導いても不思議ではありません。
優しさと言うべきかは難しいですが、このをような「優しさ」が原因で国が破綻してしまっては元も子もありません。
日本は社会保障のお金がないとずっと問題になっているので、デンマークもこの仕組みを続ける事で日本と同じような道を辿ってしまわないか心配になってしまいました。
今日はデンマークで話題になっている出来事とそれに対する私の意見を書いてみました。
それでは次回もよろしくお願いいたします。
これまでの結婚生活を振り返って国際結婚の問題を考えてみました
こんばんは。
マリアです。
気づけば私たち夫婦は結婚生活4年目に入っています。
時々国際結婚した人の結婚生活はどんなもの?と聞かれることがあります。
普通の結婚生活です!と答えたらつまらないですよね 汗
でも私たちは割と普通の結婚生活だと思っています 笑
まあ国際結婚ということで面倒な手続きとか色々ありましたが。
というか、国際結婚がそもそも普通じゃないよね?って言われたらまあそうかもしれません 笑
きっとこのブログを読んでいる人の中には、国際結婚の良い点だけでなく問題点も知りたい人もいるかと思います。
それに私たちはいやなこともいいことも結婚生活だと思っているので、そういうところもしっかり書いておこうと思います。
でも、私たちはうまくいかない理由をとにかく国際結婚だからというようには考えていません。
私たちにとっては国際結婚というのは、国籍など制度や法律でそう扱われているだけで結局は普通の結婚と同じなんです。
私たち夫婦はたまたま結婚した相手が別の国の人だったというふうに考えていますから 笑
中には国際結婚の問題なんて何もないという夫婦もいるかもしれませんが、やっぱり国際結婚だからこそ起きる問題というのは私たちの場合はいくつかありました。
というわけで、国際結婚だからこそ起きる問題と解決方法を私たちの経験を振り返って書いてみました。
1.ビザや結婚など手続きの問題
ビザなど結婚手続きは本人たちにはどうにもならない理由の問題が起きることはよくあると思います。
私たち夫婦は本当はもっと早くに結婚しているはずでした。
偶然夫の転勤が多い時期と重なったので、婚姻届を出すたびにその街で必要とされる書類の種類が違ったりなどで本当に時間がかかってしまいました。
デンマーク人と日本人という結婚の前例がほとんどなかったことも関係していたようです。
こればっかりは夫婦の努力でもどうにもなりませんね 苦笑
まあそれも含めて国際結婚ということなんでしょうね。
これに解決法はありません…。
ただ、こういった手続きが長引いてしまうこともありえるという覚悟をしておく心の準備が必要です (。-_-。)
2.言葉の問題
私たちは自営業ということもあって、夫婦が一緒にいる時間が長いです。
仕事の事だけでなく、日常の会話もかなり多いです。
会話も多いですがその分よく喧嘩もします 笑
喧嘩をした時はお互いがスッキリするように話し合うようにしています。
でも、結婚してすぐの頃はなかなか話し合ってもスッキリしないんです 汗
こういう時はお互い英語を使うという事はありません。
だってお互い英語は外国語ですからね。
やっぱり気持ちを伝えるには母国語の方がいいです。
でも、共通の母国語がないというのが国際結婚では普通だと思います 汗
だからこそ、どちらかが相手に合わせなくてはいけません。
私たちは今は日本に住んでいるので、私が日本語を話します。
最初の頃はちょっとしたニュアンスが伝わらなかったり、誤解したりでさらに喧嘩が激しくなったり余計に疲れたりしてしまうこともよくありました。
でもそれをそのままにしたり曖昧にすると、気持ちのすれ違いになってしまいやすいのではないでしょうか?
そこを何度もぶつかっても、お互い言いたい事や聞くべき事がちゃんと伝わるまで続ける事で上手くいったと思っています。
その頃の私の日本語は細かい間違いがよくありましたが、夫がそういう間違いを責めたり喧嘩に利用しないで、どんなに怒っていてもしっかりとお互いの言いたい事が理解できるように注意していました。
夫の言った言葉の意味がわからずに、喧嘩の途中に言葉の説明をしてもらったりもしました。
日本語で喧嘩をするので私の負担はとても大きくて、途中で疲れて諦めそうになったりするときもありました。
そんな時は割と短気な夫ですが、我慢して一旦休憩して一生懸命励ましてくれました 笑
こんな感じで、お互い負担は半分ずつとまではなりませんが、我慢しあって喧嘩をしてきました。
今はそういった事もなく普通に日本語で夫を圧倒します 笑
私は日常のやり取り以上に夫婦喧嘩でかなり日本語が上達しました 苦笑
3.デンマークの家族と過ごす時間
これはみんな想像すると思います。
でも冷静に考えるとそこまでの問題ではないんです。
私たち夫婦は今は夫の両親と暮らしていません。
過去1年で夫が両親と過ごした時間を計算すると、実は私がデンマークの両親と過ごした時間の方が長いんです!
去年夫の家族とデンマークに行きましたが、今年は私の母が約1ヶ月私たちの家にいました。
デンマークに住んでいた時も私は16才から両親とは別の街に住んで勉強していたので、結局過ごす時間はそこまで変わらないんです。
もし両親と離れて住んでいる人は、これまでの1年間で両親と過ごした時間を計算してみて下さい。
意外と少なくて驚くと思います。
ただ、今後起きる可能性がある問題はデンマークに住んでいる家族に何かあった時に日本からでは遠すぎるので何か特別な対応が必要になるかもしれません。
後はクリスマス以外の誕生日などのイベントに参加できないことはちょっと残念ですが。
この記事を書きながら、私たちに国際結婚だからこそ起きた問題を思い出していましたが結局これくらいしかありませんでした。
それ以外は国際結婚だからとかは関係ない普通の結婚生活の問題なんです。
夫が日本人と結婚していても、私がデンマーク人と結婚していても起きる問題です。
何でも国際結婚だからと考えるよりも、普通の夫婦の問題と思って普通に解決方法を考えればいいんです。
ビザや手続きなどは面倒でこちらにはどうにもできないので仕方ないですが、言葉の問題はとても大変な問題です。
これこそ国際結婚だからこそ起きる問題で絶対に解決するべき事だと思っています。
一番大変なのはもちろん、相手の国の言葉を学ぶ方です。
だからこそ起きた相手の方もそれだけ大変な思いをしている事をしっかり理解して支える覚悟が必要です。
結婚生活は相手にあわせたりあわせてもらったりの積み重ねなんだと思っています。
言葉の問題という特殊で難しい問題はあっても、その基本の部分は変わらないと感じました。
結局、ふつうの夫婦でも起きるような問題を「国際結婚のせい」にしてしまうことがお互いに壁を作ったりすれ違いが起きる原因ではないでしょうか?
それでは次回もよろしくお願いします。
おやすみなさい。