This is a pen ~デンマーク人と日本人の国際結婚ブログ~

日本人(男)とデンマーク人(女)夫婦の日本とデンマークでの生活。

最近街に出てふと思ったこと

こんばんは。

 

サブローです。

 

私たち夫婦は結婚前に同居を始めてから5回も引越しをしています。
5回も引越しをしていると、たった1年過ごしただけでもその町にとっても長く住んでいるように感じてしまいます。
今の家には引越して丁度2年が経とうかというところです。

2年前の引越して来た当時と今を比べると明らかに変わったなと気がつくものがあります。
新しいお店ができたりなど色々あるのですが、もう1つ目に見える変化というのが若い(大体20~30代位?)外国人が私たちの地域にかなり増えているという事です。
私の出身は関東でもかなり人口が多い街なのですが、私の見える限りでは今住んでいるところは若い人の割合が私の地元に比べて低いと感じます。
そう考えると、人口が増えるということは地域にとってとても良いことです。
しかも若い人たちとなると税収など消費を考えてもメリットがたくさんです。
私も妻も今住んでいるところが気に入っているので、そういった形で住んでいる街が元気になってくれるととても嬉しいです。

ただ、1点とても心配している事があります。
それはその増えている外国人たちの「言葉」の問題に関してです。
私はその人たちの話す言葉が何語かまではわかりません。
少なくともデンマーク語と英語ではないことだけはわかります 笑

日本では東京オリンピックの影響などもあり、外国人とのコミュニケーションと言えば英語くらいに思っている人が多いようですが全然そんなことはありません。
それに日本では英語が通じないと言う人もいますが、本当に困ったらSNSや東京や大阪の中心で英語で助けを求めれば誰か対応してくれるでしょう。
中国語などの一部の言葉も探せば対応してくれる人は見つかるでしょう。

では、もしもそれ以外の言葉しかできない人だったらどうしますか?
私はこのような移民の人には日本語を最低限学ぶ義務を課すべきではないかと思います。
そして、在住数年以内に試験などをして学力を測るべきではないでしょうか?
ただ、日本に本人の家族や親戚などの身元保証人のような人がいたり日本人の配偶者がいる場合は、夫婦や家族の責任なので必要ないと思いますが。
「日本に来たのに日本語ができないなんて失礼だ!」とかそういう理由では全くありません。
それは、本人達の生活や安心、安全のためです。
何かあった時など少しでも日本語が話せた方が安心です。
今英語でさえ通常の義務教育から大学受験くらいまで真面目にやっても全然できないような状態ですから、日本人にそれ以上の言語学習の負担を課すことは現実的ではありません。
もちろん行政などが対応できたら良いのかもしれませんが、そこまでの対応を求めるのは無理があります。
このような人たちに何かあった時一体誰が責任を取るのですか?
以前どこかの記事では外国人同士の子供が日本語ができなくて学校に定着できないというものを読みました。
これも日本語の勉強を義務化する事で防ぐことができるかもしれません。
しかも一部の主張ではこれは日本のせいであるかのような論調もあるのです。
このような問題が大きくなる前に、抜本的な外国人向けの政策を考えるべきではないでしょうか?

それと最後に大事なのは、このような人たちを雇用している企業の姿勢です。
ちゃんと外国に住むという事、そしてそのためのリスクや覚悟は伝えているのでしょうか?
妻は毎日私と仕事をしたり喧嘩したりブログを書いたり四六時中日本語に触れているのでいいのですが、労働ビザなどで来日している外国人たちはなかなかそういう機会を作れないと思います。
それと、日本にさえ行けばなんとかしてくれるという甘い考えを持っているような外国人であれば受け入れるべきではありません。

そもそも私は日本の人口減少を想定したら単純労働をどんどん機械に移行させて、価値を創造する頭脳労働の精鋭を育てるべきなのでは?と思いますが…。
だって日本政府は少子化対策やる気が全然ないですからね。
だったらもう開き直って少子化を機械化などの技術で乗り切る新しい政策を進めたほうがいいですよ。
メディアは加計学園とか議員のスキャンダルとか本当にどうでもいいので、こういうことを問題提起してください。
こういう建設的な問題提起ができずに重箱の隅をつつく姿勢と、相手のミスを待って見つけたと同時に集中的に叩こうとする日本のメディアやマスコミの悪い癖ですね。

とりあえず私たち夫婦は、自分の周りでできることを頑張ります。

 


それでは次回もよろしくお願いいたします。

久々のサブローでした。

 

 

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デンマークに安く行く方法

こんばんは。

 

マリアです。

 

このブログを見てくれている方は、北欧に行ったことがあったり興味がある人が多いかと思います。

というわけで今日はデンマークに安く行きたいとかいつか行ってみたいという人向けに、デンマークに安く旅行する方法を書いてみようと思います。

 

まず、定期的にデンマークや北欧に行くことが多い人はもう知ってるかもしれませんがここがおすすめです。

時々セールもあったりポイントプログラムも1年に1回でも北欧に行っていれば結構ポイントがたまったりします。

私は、日本に住んでから大体1年に最低1回くらいのペースでデンマークに帰っているのでSASのポイントプログラムはとっても助かります。

 

それ以外航空券を調べるときにおすすめなのがこれです!

Skyscanner

 

航空券の比較サイトです。

調べるときは、予定日以外にも出発日や帰国日の日にちを1日おきにずらしながら検索することで高い時期でも1日だけとても安い価格のところを見つけることができたりします。

他にはデンマーク行きの航空券が一番安い月を調べたりもできます。

この辺りを使えばかなり安い航空券を探すこともできます。

あと、予約は半年以上前にしておいた方が安いものを見つけやすいですよ!

 

と、ここまでは割と普通の探し方についての説明でした。

ここからは、デンマークに安く行くためのちょっとした裏技みたいなものを説明します。

 

まず、一般的にデンマークに行くと言えば最終的な目的地がオーフスであってもオールボーであってもまずはコペンハーゲンの空港に一旦向かうことがほとんどです。

ですが、コペンハーゲンが一番近い空港なのはデンマークだけではないのです。

コペンハーゲンの空港から電車に乗るとき、逆方向に乗るとスウェーデンのマルメに着いてしまいます。

電車の方向を間違えたら別の国に行ってしまうなんてなんかすごいですよね 汗

その位スウェーデンが近いので、マルメなどスウェーデンの南の方の街に住んでいる人はコペンハーゲンの空港を利用するのです。

 

だから、デンマークの空港といっても2つの国の人が利用するので結構利用者が多くて航空券が高くなりやすいです。

そんな時には、ちょっとした裏技があります。

ストックホルム行きの航空券を買うんです!

そして、ストックホルムから電車でデンマークまで行くのです。

片道10時間くらいなので相当長い道のりですが...。

でも、電車や景色を見たい人にとっては案外楽しい貴重な北欧の電車旅になるかもしれません 笑

電車代はそこまで安くはないので、コペンハーゲン行きとストックホルム行きが数万円以上の差があるときにしかおすすめできませんが。

 

私たちは次はそのルートで行こうかな~と思っています。

私は日本のテレビ番組の「ぶらり途中下車の旅」が大好きなんですが、さすがに北欧の電車旅ではおすすめできません 汗

日本と違ってどこでもコンビニなど便利なものがあるわけではないので、変な駅で降りてしまったら大変なことになります 苦笑

 

あとどこかに泊まる場合ですが、ホテルよりも民泊がおすすめですよ。

2つ有名なサイトを紹介しておきますね。

danhostel

これは日本語がないのですが、デンマークの安い宿泊施設がたくさん見つかります。

 

ここはもう日本でも有名なサイトですね。

私たちもオーフスに夫の家族と旅行した時は、港の近くのとってもきれいな場所で1泊1人当たり3千円くらいで泊まれました。

時期もクリスマスのシーズンだったことを考えるとかなりお得です。

 

ツアーなどで高い料金を払うよりも、このような方法で安い航空券をとって民泊を使うだけで費用も半額以下位に抑えられます。

 

今の時代はツアー会社を使わないで、自分のペースで自分の思うような自由な旅が安くできる時代です。

このようなサイトを使ってぜひ皆さんもデンマークに行ってみてください!

 

コペンハーゲンは私の地元なのでおすすめの場所など気軽に聞いてくださいね (^-^)b

他にはオールボーにも住んでいたのでそのあたりも詳しいですよ!

オーフスやマルメにも家族がいるのでその辺りも色々知っていますので、何かアドバイスできることもあるかもしれません。

 

それでは次回もよろしくお願いします。

おやすみなさい。

 

 

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どうやって外国人の友達を作ればいいの?

こんばんは。

 

マリアです。

 

今日は私たちのFacebookページやブログによく来る質問に答えてみたいと思います。

私たちがもらう質問の中でかなり多いのが「どこで外国人の友達を作るの?」、「どうやって北欧の人と会えるの?」、「デンマークの人と仲良くなりたい」というものです。

1件ずつ答えるよりももっと知りたい人がいるだろうと思い、今回は記事にしてみました。

 

まず、このような質問のほとんどが「日本で仲良くなる、知り合う」ことを前提にしていることが多いと思います。

だって、もし留学でもしたら現地での友達や知り合いが全くないまま過ごすのはほとんど不可能だからです。

しかも同じ学校の学生とか色々な共通点を見つけやすくて、話すきっかけを作ることはとても簡単だと思います。

だから今回は「日本で」ということを考えて答えたいと思います。

 

私は日本に来てからこれまで本当にたくさんの「外国人と仲良くなりたい」という人たちと色々な場所で会ってきました。

他にも日本に住んでいた経験がある仲の良いデンマーク人の友達や他の国の人の話しもたくさん聞いてきました。

ここで書く記事は私とその周りにいる外国人の経験を基にしたものなので、日本にいるほかの外国人みんなが私と全く同じというわけではありません。

ただこの記事が日本に住んだ経験がある外国人の意見ということで、少しでもこういった内容に興味のある方の助けやヒントになればうれしいです。

 

◆こういう人たちにはあまりアドバイスできません...

 

 まず「仲良くなりたい」、「友達になりたい」というような人の中にも色々な種類があります。

特にういうタイプの人たちには一定数「外国人の恋人が欲しい」という人がいますが、そういう人たちの中にはヨーロッパ系の人なら誰でもいいみたいな「外人ハンター」が結構います。

純粋に恋人が欲しい人もいるでしょうが、問題は「外人ハンター」のことです。

この人たちはとにかく「見た目」でなんでも判断するタイプですね。

私はそういう人たちと関わりたくないので、そこまで詳しくありません。

話しかけられたりは何度もしましたが、相手も「見た目」しか見ていないだけあって会話など中身が全然ないことがほとんどです。

少なくともこの「外人ハンター」に分類される人たちは、六本木などそういうところに行ったらいいと思います 苦笑

もちろん外国人にも「見た目」だけで判断する人もいますので、そういう人が見つかればいいですね。

ナンパなどほんの一部で成功する以外は、ほとんどの人に嫌われる位の覚悟で自己責任でお願いします 汗

 

あとは結婚まで考えているなら、東欧の人とのお見合いサイトなんていうのも日本にはあるみたいですよ。

デンマークではお見合いという形がないので私は全然想像もできませんが 汗

興味がある人は一度調べてみてはどうでしょうか...?

どうやって相手と会って結婚まで進むのかなど詳しいことは、ネットで検索すればそういう経験談などが見つかるかもしれません。

 

「外人ハンター」達の話はこのくらいにして、ここからは割と「ふつうに」知り合うような方法を書いていきたいと思います。

 

◆どこで探せばいいか?

 

もしデンマーク人と日本で会ってみたい話してみたいと思う場合は、日本で行われる何かのイベントを調べて参加してみることが一番確実だと思います。

FacebookなどSNSを探せば時々はそんなイベントも企画されていると思います。

ただ、デンマークは人口が兵庫県の人口と同じくらいしかいません。

だから、そういったイベントに行っても実際に参加している人のほとんどは日本人だったりするかもしれませんが...。

きっと少ないかもしれませんがデンマーク人も数人はいると思います! 汗

あとは、「北欧」関連のイベントの場合はデンマーク人よりも多分スウェーデン人の方が多いと思いますよ、人口的に考えてですが 笑

ちなみに、私は日本ではデンマーク以外の北欧の人のことは全然知りません 汗

実際日本でノルウェースウェーデンの人とは本当に偶然立ち話をした程度です。

もしかしたら、北欧のイベントなどで知らないうちに会っているのかもしれませんが 笑

 

他には、デンマーク人に会える確率は低いと思いますが、地域の国際交流イベントや事業に参加してみることだと思います。

あまり私はそういうのに参加しないので詳しくは知りませんが、唯一名古屋にいたときは積極的にイベントに参加していました。

そこのグループはとっても気さくでオープンなコミュニティでしたが、中には結構閉鎖的なところもあるので注意した方がいいかもしれません。

 

あと、とっても大事な注意点があります!

東京の中心部では時々、外人との「出会い」をネタにした自称プロテスタントの怪しいキリスト教系団体の勧誘の場もあったりもするので気をつけてくださいね。

私はデンマークキリスト教徒でプロテスタントですが、このような滅茶苦茶な宗教が同じプロテスタントとされていることがとても悲しいです。

彼らはプロテスタント以前にキリスト教でも何でもありません。

このように「危ない集まり」もあるので、主催する団体など代表者をちゃんと調べる必要があります。

 

あとは大学生の人などは大学の留学生の集まりなどに参加してみてはどうですか?

私も夫も大学中退なのでその辺は全然詳しくないのですが... 苦笑

 

さて、次はどうやって仲良くなるかですがそれよりも何よりも重要なことをこれから書きますね。

 

◆気をつけるべきこと

 

まず、外国人を見かけるたびに英語で積極的に話しかける人は実はあんまり受けがよくないです。

英語が苦手な人などは、そういう人たちを見て「外国人と話すの慣れてるんだな~」とか「英語ができてすごいな」と思うのかもしれません。

正直私の周りの外国人は嫌がっていることがほとんどです。

・「私が外人というだけで話しかけて来ているんだな」

・「他の外人にもいつもそうやって話しかけているんだろうな」

・「母国語英語じゃないのに...、しかも日本にいるんだから日本語で話したい...」

・「日本に住んで何年もたつのに...」

・「私は無料の英語の先生なの...?」

などこのように感じることが多いので、そこまで英語で話しかけられてうれしいことはないのです。

特に北欧の人は大体みんな英語が話せますが、日本の受験生と同じで英語は学校の勉強という感じがするのでなんでわざわざ英語なの?って感じる人が多いと思います。

そもそも、日本と違って英語ができるからカッコいいとかそういうことは全くないです。

北欧ではみんな英語はある程度まで普通にできるからというのもあるかもしれませんが。


あと、せっかく日本語で話してみたいのに毎回途中から英語に会話が切り替わって残念な思いをしている外人も結構います。

だから、そんな人に日本語で会話してあげるとそれだけで好感度がアップする場合もあります。

ただ、相手の日本語もあまりうまくないかもしれないのでうまくフォローする必要がりますが。

あと、相手のために英語を覚えるくらいなら一言でも相手の国の言葉を覚えたほうが好感度が上がります(相手が英語圏の人なら英語で喜ぶかもしれませんが)。

 

私やその周りの経験では大体そういう感じで積極的に英語で話しかける人ほど、ヨーロッパの人はみんな当然英語を話すかのように思い込んでいることが多く、こっちが母国語はデンマーク語だと答えると「え!そんな言葉あるの?」とかなぜかベルギーと間違えられたりします。

ヨーロッパはデンマーク語やオランダ語など話者が少ない独自の言葉がたくさんあります。

時にはそんな言葉あったのか!と驚く気持ちもわかりますが、少ないけれどもずっと話してきている大切な言葉です。

世界は英語だけではありません! 怒

あと、ヨーロッパの人にアメリカやオーストラリアの話ばかりしてもあんまり通じないことの方が多いと思います...。

日本では「欧米」という言葉がありますが、ヨーロッパとアメリカは全然違います。

ほとんどのヨーロッパの人はアメリカには全然興味がありませんから。

それよりもせっかく日本にいるのですから日本の話をしましょう! (^-^)」

 

ちなみに、デンマーク人に言わない方がいいことは以前記事にしてみましたので読んでみてください。

 

こういう時は英語が上手いことよりも、相手の国の歴史や文化などに少しでも知識があることの方がよっぽど良いことです。

他には日本の人しか知らないような良い情報を教えてあげたりなども良いです。

何度も繰り返しますが、英語よりも相手の国のことを知ることと日本をさらに理解することの方がよっぽど大事なことです。

本当に困ったらGoogle翻訳だってありますから 笑

 

あと、このように外国人は知らない人に話しかけられることが割と多いのでこのような質問を会うたびにされています。

・いつ日本に来たの?

・なんで日本に来たの?

・日本の何が好き?

・あなたの国はどこにあるの?

・いつ帰るの?

 

知っておきたい気持ちはわかりますが、少なくとも仲良くなりたいのであればもっと他の話をしながら自然にそういう答えを引き出すのがいいと思います。

もう相手はあなたに会うよりも前に何度もその質問に答えているでしょうから...。

特にあなたの国はどこ?という質問ですが、Googleマップで自分で調べればわかるでしょってこっちは思います 汗

それよりも、偶然知り合った日本人とするような普通の会話をしててあげてください。

 

あと観光できた人や来たばかりの人は良いのですが、割と長く住んでいる人に観光客みたいな外人扱いは相手を傷付けたり苛立たせたりしてしまいます。

・箸使えるんだ、すごい!

・(挨拶など簡単な日本語に)日本語上手いね!

などです。

以前も書きましたが、日本に住んでいる人と観光客はまた違います。

区別するのは難しいですが、住んでいる外人が言われて嫌なことはだいたいこんなことでしょうか。

 

あとこれは私の周りでは割と女性の割合が高いのですが、日本が嫌いで外国人と付き合いたい!と思っているのに何であなたは日本なんかが好きなの?みたいな人です。

嫌いならわざわざ日本に来ないと思います...。

せっかく来た日本の悪口を初めて会った人としたい人なんてほとんどいないと思いますよ (^-^;)

ただ、色々探せば時々日本が嫌なのに事情があって仕方なく住んでいる外国人もいます。

差別?とか英語が下手とか何か色々不満があるみたいなのでそういう人となら初対面でもそういう会話が盛り上がるかもしれません 苦笑

もしかしたらそういう人たちは日本語を話すくらいなら英語の方がいいかもしれません。

少なくとも私の周りでは大体そうでした。

 

ここでは気をつけるべきことを書きましたが、実際「会う」きっかけや方法を書くことはできても「仲良くなる」方法なんて私にはわかりません 汗

だって、人それぞれですから。

外人ではなくてデンマーク人と仲良くなる方法ですら私は知りません。

まあ、デンマーク人が好みそうな食べ物や場所などはたくさん知っていますが 笑

相手と仲良くなれるかは最後は人それぞれの相性です。

ただ、仲良くなるためにもここで書いたようなことは気をつけてください。

本当は仲良くなれるはずの相手も、第一印象で気まずくなってそれっきりなんてこともありますから。

 

◆まとめ

SNSなどでイベントを探して参加してみよう

・時には宗教への勧誘もあるので注意

・日本にいる外国人みんなが英語で話したいわけでない

・英語よりも相手の国に興味を持ったり自分の国をもっと知る方がいい

・相手が外国人と気をつかいすぎないようにしよう

・仲良くなれるか最後は人と人との相性

 

こんな感じでしょうか。

 

今日は大分長い記事になってしまいました 汗

そのうち少しでもデンマークの人と仲良くなるためのヒントということで、大体のデンマーク人が好みそうな日本のものや食べ物についての記事も書きたいと思います。


今振り返っても私と夫は知り合ってお互い全然外人というのを意識せずに、ふつうに接していたな~と思います。

ただ、出会った当時は時々会話に英語を使わなくてはいけないような場面もあった気がしますが。

とにかく、一度知り合ったらそこまで相手を外人だからと考えるよりも普通の友達として接したらよいのだと思います。

 

今回は私たちに来た質問に答えてみました。

他にも何か質問があれば、私たちが答えられる範囲で答えたいと思いますのでブログやFacebookページなどから聞いてくださいね (^-^)b

 

それでは次回もよろしくお願いします。

おやすみなさい。

 

 

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デンマークで定番のパンを自宅で焼いてみました♪

こんばんは。

 

マリアです。

 

今日は、デンマークのパンを焼いてみました♪

このパンはデンマークのパン屋さんでよく売られている定番といえるパンです。

パンの名前ですが、「Dagmarkage」とも「Smørkage」とも呼ばれています。

 

◆材料

1.パンの生地

脂肪3.5%以上の牛乳:2㎗

バター:150g

ドライイースト:20g

卵:2個

ブラウンシュガー:40g

カルダモン:小さじ半分

塩:小さじ半分

小麦粉:550g

 

2.カスタード

牛乳:2.5㎗

卵:2個

砂糖:大さじ一杯

小麦粉:大さじ2杯

バター:大さじ2杯

バニラパウダー:小さじ1杯

 

3.シロップ

バター:100g

ブラウンシュガー:150g

ケーキシロップ:大さじ1杯

 

◆手順

1.パンの生地①

①全ての材料をボウルに移してよく混ぜる。

 

②全部の材料がよくなじむまで続ける。

※普段パンを作るときは生地が手にくっつかないようにするのが普通ですが、割と手にくっつくような感じになるのが普通です。

 

③ボウルの上に布をかぶせて30分おく。

※その間にカスタードを作ります。

 

 

2.カスタード

①砂糖と卵と小麦粉をボウルに入れてよく混ぜる。

※小麦粉が固まった状態で混ざらないようにザルなどを通してボウルに入れるとやりやすいです。

 

②牛乳とバニラパウダーを鍋の中で混ぜて温める。

 

③鍋にボウルの食材を入れて混ぜる。

 

④沸騰するまで温める。

※焦げやすいのでずっと注意して見ながらよく混ぜてください。

 

⑤沸騰した後は焦げないように少し混ぜてクリームの柔らかい感じが出てきたらすぐに火を止めて冷やしてください。

 

3.シロップ

①食材を全てボウルに入れてよく混ぜる。

 

②混ぜたものをそのまま置いておく。

 

※その頃に30分を過ぎていると思うのでそのままパンの生地の続きをやります。

 

4.パンの生地②

①オーブンに入れる容器の下のサイズに合わせてクッキングシートを敷く。

 

②ボウルで混ぜた生地を大体半分になるように分ける。

 

③2つに分けた生地両方を、オーブンに入れる容器のサイズに合わせてめん棒で平らにする。

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※このような生地を2つ作ります。

 

③容器の中に2つに分けた生地の片方を入れる。

 

③容器に入れた生地の上の部分にシロップを半分塗る。

 

④さらに上に作ったカスタードを全部塗る。

f:id:This-is-a-pen:20170818024323j:plain

※ソースの上にカスタードを塗っているところです。 

 

⑤半分の生地はまだ容器に入れずに残りのシロップを塗る。

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⑥テーブルの上でまだ容器に入れていないシロップを塗った生地をロールする(巻きずしのように丸くしていく)。

 

⑦丸めた生地を2cmずつくらいのサイズに切っていく。

 

⑧容器に入れた生地の上に切った生地を全体にのせていく。

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⑨オーブンを200度にして20分~30分焼く(焼くときの高さを選べるタイプのオーブンなら真ん中が丁度良い)。

 

⑩全体がよく焼けたら、しばらく置いて冷やして完成。

f:id:This-is-a-pen:20170818024444j:plain

 

※この先はさらにおいしく食べる方法を紹介します。

 実際デンマークのパン屋さんではこの後の作業もやったものが売られていることが多いです。

⑪シュガーパウダーを2つに分けて、片方にココアパウダーを混ぜてアイシングを作ります。

 

⑫シュガーパウダーと、ココアパウダーを混ぜたアイシングをロールの部分にこのリンクの画像のように塗って完成。

 

こんな感じです。

説明を書くのは材料の名前が違ったりするのでとても難しいですね 汗

もしわからないことなどがあれば気軽に聞いてくださいね (^-^)b

 

急にデンマークのパンがとっても懐かしくなってしまい、今は黒パンを焼いています。

夫はとても気に入ってくれたので「Smørkage」はすぐにでもなくなりそうです 笑

そう考えるとやっぱりもっと大きなオーブンが欲しいな~ (^-^;)

 

それでは次回もよろしくお願いします。

おやすみなさい。

 

 

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デンマーク王室の問題

こんばんは。

 

マリアです。

 

今日は最近デンマークで話題になっている、デンマーク王室の話題を書こうと思います。

 

日本語の記事もいくつか出ていたので貼っておきますね。

 

貼ったリンクに内容が書いてありますが、一応下に内容をまとめますね。

デンマークの女王陛下の夫であるヘンリク王配殿下が妻と別のお墓に入りたいと言っている事が明らかになりました。

デンマークでは、王や女王になった人は王としての扱いを受ける特別なお墓に入ります。
でも、ヘンリク王配殿下は王ではないのでお墓は妻である女王と少し違う待遇になるのだそうです。
ヘンリク王配殿下は自分が王として扱われないため、妻である女王陛下と対等ではないことを嫌って全く別のお墓に入りたいと言っていたそうです。

そして、その事がつい最近国民に伝わったのです。

しかもそのニュースはもともとどこかから情報がもれたことで、後から王室が公式にその事実を認めるような形になってしまいました。

そしてさらに一般のメディアが王配殿下にそのことについて聞いたインタビュー映像で自分の扱いについて「バカにされているように感じる」というようなことを言っていたことがさらに衝撃的でした。

 

あれ、デンマーク女王の夫だから夫は王様になるんじゃないの?

そう思う人も多いと思います。

でも今デンマークには王はいないのです。

女王がいるだけです。

 

女王陛下の夫の扱いは王ではない特別な扱いとなっています。

これは日本語でだと呼び方など説明がとても難しいですね 汗

色々調べてみたら、王配という呼び方になるそうです。

ちょっと複雑なので下にまとめますね。

マルグレーテ女王

 ヘンリク王配

という呼び方になります。

このようにデンマークの王としての立場は妻である女王陛下だけで、夫は女王の夫である「王配殿下」という立場になるのです。

 

実際、以前から王配殿下は自分の扱いについての不満を持っていたことは知られていました。

でも、このように王と結婚した相手は自動的に王になれないということはヨーロッパの王室ではふつうの事です。

一番有名なのはイギリスですね。

イギリスのエリザベス女王の夫はフィリップ王配殿下であり、王室での立場は対等ではありません。

そのような例は過去にもヨーロッパではずっとあった事です。

実際、ヘンリク王配殿下は結婚前から王になれないという事は分かっていた上で女王陛下と結婚しています。

にもかかわらず、あとから女王陛下の夫だからという理由で王としての扱いを期待するのはいくら何でもという気もします。

しかも女王陛下は王配殿下に気をつかって王ではないですが特別な扱いをできるようにしたり色々なことをこれまでもされていたそうです。

特に、デンマーク王室のお墓のあるロスキレ大聖堂は今までの伝統の通りに場所を用意して管理もしていたのですから。

もちろんその管理のお金は税金です。

しかもヘンリク王配殿下に気をつかって殿下の生まれたフランスの石を使ったりなどかなりのお金がかかっているようです。

ちなみに、不満があるのはこの「扱い」についてだけで夫婦に不満があるわけではないので離婚などは考えていないそうです。

これだけ長く一緒だった夫婦なのに何で今更こんな事で揉めてしまうのだろうと思うととても残念です。

 

その事についてデンマークでは色々な意見が出ています。

・そもそもで、王とは違う扱いを受けるのは昔からわかっていた事なので今更それに文句を言うのはおかしいのでは?

・女王陛下がかわいそう…。

・そんなに欲しいなら認めてあげたら?

・王配殿下へのインタビューも突然のものだったし大げさにとらえすぎでは?

・女王と対等な立場じゃないと一緒のお墓に入らないという要求は失礼では?

・陛下と殿下の違いにそこまでこだわっていたなんて...。

・最後は二人の問題だからもうメディアは注目するのをやめるべきだ。

・王配殿下も頑張ってきたし気持ちはわかる。

などなど。

 

デンマークでは色々な意見が出てニュースもこのことがたくさん放送されています。

私も含めて多くのデンマーク人は女王陛下を尊敬しています。

だからこそ、女王陛下をこれ以上困らせるようなことにならず、お互いにとって良い形で解決ができることを願っています。

せっかくここまで長く一緒にいる夫婦ですから。

 

ちなみにヘンリク王配殿下は、フランス人で大人になってからデンマーク語を習得された方です。
というわけで、夫にも同じようにデンマーク語を学んで欲しいな〜と思いました 笑

 

本当は今回はデンマークの電車などの交通システムについて書こうと思っていたのですが、王室の話がデンマークで話題になっていたので次回に書きたいと思います。

 

それでは次回もよろしくお願いします。

おやすみなさい。

 

 

過大評価に驚いています 汗

こんばんは。

 

マリアです。

 

最近よくデンマークに関する質問などを私たちのブログに頂くことがあります。

そんな時は日本のインターネットなどで書かれているデンマークの記事などを参考に読んだりします。

 

そこで驚くのが、デンマークへのポジティブな記事や情報がとても多いことです。

大好きな日本に住んでいる人にデンマークへの良い印象を持ってもらえるのはとっても嬉しいです。

でも、結構な割合でこれは褒めすぎなんじゃない?と、それはちょっと違うんじゃない?と思うことがあるのです 汗

これは過大評価と言うのでしょうか?

色々な種類があるのですが、いくつか書いて見ました。

 

まず大体どのデンマークの記事にも世界一の幸福度がかなり強調されていますが、私は二つの国に住んで気がついたのはそもそも日本とデンマークで考えている幸せの意味が違うのです。

それなのに、どうしたら幸せになれるかみたいな記事が書かれていたりするのを見ると、日本はそんなにみんな不幸なんですか?なんかちょっと変な気分に思ってしまいます 汗

私たちだって色々大変ですが、幸せの掴み方は人それぞれですから日本の幸福度が低くてもデンマークの幸福度が高くても自分の生き方や考え方でしかどうにもなりません。

 

次はHøjskoleについてです。

Højskoleって日本でそんなに有名なんですね!

日本でデンマークの記事を探すとこの事について書いたものがとてもたくさん見つかります。

私はコペンハーゲンで育った後は7年間ほどオールボーという街にも住んでいました。

私は2つの大きなデンマークの街に住んでいたし色々な事にも積極的に参加していたので、友だちは広い範囲でたくさんいる方だと思うのですがHøjskoleに通ったことがある人は殆ど周りにいないんです 苦笑

見た目などに関係なく私の周りは本当に普通のデンマーク人ばかりですから。

だから私やその周りにとってはHøjskoleはそこまで特別ではないし、それがデンマークらしさを作るとっても重要なところという感じでもないです。

まあ確かに今のデンマークの教育システムの基のようなところですからとても重要な意味があった事は間違いないと思います。

もちろんHøjskoleの考え方やシステムは良いとは思います。

でもHøjskoleは学位などもなくてあくまで補助期間という感じなので、これこそがデンマークの良いところというほど褒めるのはちょっと言いすぎじゃないでしょうか?

今はそこに行かなくても同じような経験ができるところだって他にありますし。

 

後は、デンマークの田舎や地方をとても褒める記事がありますね。

でも現実は日本と変わらないですよ。

若い人は殆ど首都のような都会に住みたいんです。

その証拠にコペンハーゲンデンマークの人口の3分の1が住んでいるほどです。

確かに地方で上手くいっているところもあります。

そして全然ダメなところもあります。

日本も同じですよね。

ちなみにロラン島という島のやっている事は今後の日本の参考になるような面白い取り組みをしているので、もっと知る機会があったら良いと思いますが。

でもデンマークの若い人にはそこで暮らすのはちょっと退屈だと思いますが 汗

エコロジーの取り組みが素晴らしいという記事も確かに間違っていませんが、日本で環境への色々な取り組みをしている会社もたくさんありますよ。

 

次によく書かれているのがデンマークの教育です。

デンマークの教育が日本よりものすごく進んでいるなんてことは全然ないですよ。

部分的にお互いが非常に優れている部分があると思います。

私から日本の教育に言うとすれば、英語の授業に無駄が多すぎることとビジネスの勉強がもっとあった方が良いくらいでしょうか?

もう一つ重要なのが学校の体罰ですね。

これはもう本当にすぐにでもなくすべきですね。

禁止されてしばらく経つのに今でもニュースになったりしていますよね。

中にはそうやって強くなる子もいるかもしれませんし程度も色々あります。

でもそんなやってみないとわからないような危険なものを教育の一部としては認められてはいけないはずです。

あとは無駄に多い英語の授業が他に使うべき勉強の時間をたくさん奪っていると思います。

そして日本の教育で何よりも素晴らしいと思うのは人の礼儀正しさです。

他には計算もみんな早いし基礎がしっかりできていると思います。

それに私は日本の部活動のようなチームの行動も全然ダメとは思いません。

全てデンマークの教育が素晴らしいと真似を始めたら日本の良いところがどんどん失われていきますよ。

デンマークでは先生に意見が言えるのが素晴らしいとか色々読みましたが、それ別にふつうですよね?

夫は小学生からそういう子だったそうです。

夫はその性格で随分損をしたみたいですが、デンマークだって先生と違う意見の生徒の成績を低くしたりなんてあることですよ。

それって国とかじゃなくてもう個人の問題じゃないですか?

デンマークにも日本にも本当にどうしようもない人もいるし、その逆もいるじゃないですか?

試験があまりない事や制服がないことも言い方によってはよくも聞こえますが、正直そういう事はメリットもありますがデメリットもあります。

それをデンマークだからすごいみたいなのは違うと思います。

デンマークの学校の良くないところは、どんな能力の人にもなりたいようになれるできると言い過ぎることです。

その結果、全く能力がない事をそこそこの年齢でも気がつかずにやりたい仕事がないという理由で日本のニートのようになってしまう人が一定数います。

デンマークを褒める人に優しさとか寛容という人がいますが、ほどほどにしないとね…。

日本は自分の能力を低く見過ぎている子が多いのも問題ですが。

 

後自然と触れ合う素晴らしさなどを褒めている人もいますが、日本でもビックリするくらい素敵な自然がたくさん身近にありますよ。

それに山がないデンマークにとって日本の自然はとっても魅力的です。

夫も東京の本当にすぐ近くで生まれ育ちましたが、子供時代は川や山で自然と触れ合う遊びが普通にできていたそうですし。

デンマークになくて日本にない自然のものなんて殆どないんじゃないかと思います。

ただ夫はもっとデンマークのように芝生の公園が日本にたくさんあって欲しかったみたいですが。

それに、東京の中心に住んでいても休みの日に大人に車を運転してもらえば秩父や房総や奥多摩など本格的な大自然を簡単に見に行くことができます。

私も小さい子供の時に日本の自然で遊んでみたかったです。

ゴキブリやいくつかの虫は全然羨ましくないですが… (p_-)

 

充実した社会福祉を褒める記事も多いですね。

でもそれもいつまで続くでしょうか?

日本ももともとはデンマークのようなシステムに近いものになっていたはずです。

日本も今のようにシステムが崩れる前は外国からとても社会福祉で評価されていましたからね。

最近は生活保護の人が増えすぎたり、本当は必要がない人が生活保護を受け取ったり、若い人が少なくなって今はパンクしそうですが。

でもデンマークも同じことになるのではないかという不安を抱えています。

 デンマークの人口は兵庫県くらいしかありません。

そんな小さな国にここ数年ものすごい数の難民や移民の人が増えて来ました。

デンマークは日本に比べて高い税金をみんな払っていますが、その分社会福祉で無料になるサービスの種類も多いのです。

そして、そのサービスはデンマークに来る難民や移民の人たちも受けることができます。

ここでは書きませんが、本当にやりすぎというくらいのサービスがそういった人たちに提供されています。

こういった人たちは長期間生活保護を受け続ける人が一定数います。

このようなことが増え続けたら日本のようにシステムがダメになってしまうのもそう遠くありません。

こういったサービスを悪用しようとする人たちはデンマーク目指してさらに増えています。

このままでは日本のように貰うべきでない人が生活保護を貰って、本当に必要な苦しい人が生活保護をもらえないようになる日が来てしまいます。

デンマークは心の余裕からか何でも良い事をすればいいと勘違いをして周りに優しくしすぎてしまいました。

これは日本では優しさと言わずに甘さというのかもしれません。

日本の優しさには厳しさが含まれることが多いと思います。

前回の戦争でのとてつもない被害から立ち直ったからこそなのかもしれませんが。

デンマークの場合は優しさは相手に与えて終わりなのです。

でもその与えるものはみんながこれまで払ってきた税金なんですが…。

社会福祉の素晴らしさを大げさに褒める記事は、物事の一部しか見ていないように思います。

 

素晴らしい共生の社会も詳しく見るとこんな現実があるのです。

なんかとてつもない大きな理想をデンマークに当てはめすぎていませんか?

もちろん私はデンマークが大好きです。

日本に来たおかげでデンマークを見つめ直す機会をもらって、さらにデンマークが好きになりました。

そして気づいたのはどっちも今の時点でお互いが持っていない素晴らしいところがたくさんある事です。

そんなお互いの良いところを少しづつで良いので分け合って、時にはアレンジしてもっともっと良い国にしたいです。

でも日本の未来がデンマークにあるみたいな大げさなものは全然思っていません。

お互いよく似た問題があったり本当に上も下もない対等な国同士です。

両方の良いところを上手く真似しあったりちょっと分け合うだけで充分です (=´∀`)人(´∀`=)

 

でもここまでデンマークにポジティブすぎるほどの記事が多いのは、旅行業界などのデンマークの宣伝というかブランディングみたいなところもあるのでしょうね〜。

きっと日本を全然知らないデンマーク人がそういうポジティブすぎる記事を見たらとっても驚くでしょうね 笑

まあデンマークという国や文化の印象が日本では結構好意的な事はこの前のニュースでも言われていましたが。

日本の場合はその逆で不当にマイナスなイメージやとんでもない誤解を世界の色々なところで宣伝されているので気をつけてくださいね。

 

 

ところで、自宅の庭でついにトマトができました!

プチトマトじゃありませんよ。

普通のトマトです (o^^o)

今年は庭で野菜を色々育てるのを頑張っています。

一番楽しみなのはスイカです (о´∀`о)

 ここ数年ずっと7月は日本にいなかったのですが、今年は地域のイベントに出たりデンマークの友達と久々に日本であったりなど色々楽しんでいます。

というわけで仕事を頑張りながら、日本の7月を楽しみたいと思います!

 

 

それでは次回もよろしくお願いします。

 

おやすみなさい。

 

 

 

安倍首相デンマークを訪問

こんばんは。

 

サブローです。

私が記事を書くのはかなり久しぶりですね。

 

かなり夜遅いですが仕事をしながらテレビをつけていたら、安倍首相のコペンハーゲン訪問のニュースでデンマークは盛り上がっていますね。

 

先ほどラスムセン首相と安倍首相の会見をテレビで見ました。

EUと日本の関税が見直され、デンマークと日本の繋がりもさらに深いものになりそうです。

今回のEUと日本の関税の見直しでデンマークは日本への輸出増加の期待などがしきりに報道されています。

特に今年は日本とデンマークの国交150周年の年ということもあって本当に良いタイミングです。

デンマーク側としては日本の市場の大きさにかなり期待を抱いているように感じました。

EUはEUの外の国に対して日米の関税と比較して非常に高額で厳しい関税システムでしたが、遂に日欧両方にメリットのある形で合意が得られたのはとても嬉しい限りです。

 

会見後の特集で、デンマークエコノミスト達は今回のEUと日本の関税の見直しがデンマークにもたらすメリットの大きさとデンマークとの日本の相性の良さをたくさん説明しているのが印象的でした。

特に日本ではデンマークのデザインが好まれている事や、王室同士の交流やお互いの国民性も理解しやすいだろうと解説されていました。

一応私たち夫婦はデンマーク人と日本人ですが、国民性などの相性がピッタリかどうかまではわかりません。

お互いの相性が悪かったら結婚してませんし 苦笑

安倍首相の印象も割と好意的に報道されているようです。

日本でのビジネスをする上でデンマークはどうすべきかというような議論が丁寧にされているのも、日本とのビジネス拡大への期待の大きさが見て取れてとても良い感じがしました。

 

最近日本のテレビを見るとやたら出たがりで胡散臭い関係者がいるナントカ学園の話題など今の政権にネガティブな報道が多いようですが、もちろん今回の首相の外交の成果はちゃんと報道してくれるんですよね?

デンマークのテレビの安倍首相と日本に関する解説の方がよっぽど公平で丁寧な解説だったと感じました。

私は安倍首相の方針のようなものの半分くらいしか賛成していないし自民党にも前回の選挙は投票していませんが、ここ数年の政権へのネガティブすぎる報道は本当に不公平だと思います。

私は仕事などで色々な国の人と関わっていて、本当に日本がほとんどの国に劣っていると思うのがメディアやマスコミの質の低さです。

日本の報道の自由度が下がっているというニュースを以前見ましたが、こんなに質の低い偏った報道ばかりするメディアこそ逆に報道の自由さを証明しているように思うのですが…。

 

ところで、安倍首相が会見で「日本ではデンマークといえばデニッシュパンで有名です」というような事を言っていましたがデンマークのデニッシュと日本のデニッシュはちょっと違うんです。

日本のデニッシュパンはデンマークではWienerbrødと言うのです。

ウィーンのパンという意味だそうです。

Wienerbrødについてはまた別に機会に妻に解説してもらいます 笑

ついさっきまで安倍首相とラスムセン首相の会見からその後の日本特集の番組までずっと妻がデンマーク語を日本語に同時通訳してくれていたんですが、日本のCNNチャンネルの同時通訳を間近で聞いているような感じで何か不思議な感覚でした 笑

 

というわけで、今回のデンマーク訪問をきっかけに日本とデンマークの関係がさらに深まる事を願ってそろそろ寝ようと思います。

 

次回もよろしくお願いいたします。