夜の海水浴
こんばんは。
サブローです。
昨日は義母の庭仕事の手伝いや、家の整理と買い物を済ませたあと家の近くの海辺へ海水浴に行ってきました。
前回の記事でも書きましたが、この時期のデンマークは夜でも明るいんです。
日中は蒸し暑くはないのですが、日差しは強いので夜になって日差しが弱まったところで海水浴に行くことにしました。
家から自転車で10分ほどでこんなに綺麗な海にたどり着くことができます!
近くにはマリーナもあり、本当に良い雰囲気です。
水も透き通っていて、波もなく本当に綺麗な海でした。
ちなみに、これは21時の海です!
この時間にも泳いでいる人はたくさんいます。
こんな綺麗な静かなビーチでしかも夜に海水浴ができるという貴重な体験に本当に感動しました。
そして同じく感動したのは、ゴミが殆ど落ちていない綺麗なビーチがあったことです!
私が知っている限りの日本のビーチは人が多すぎるのと、ゴミが酷すぎて私はあまり好きではありません…。
今まで私は夏はカナダ、アメリカ、オーストラリアを経験したことがあります。
その中でも1番はバンフか海が好きならオレゴンかな〜と思っていました。
でも今回のまだ数日の滞在でデンマークの夏はその中でも1番だと感じました。
アメリカ、カナダ、オーストラリアはいずれも旅行で数日〜数ヶ月滞在しただけなのであくまで「旅行」の場合の評価になりますが。
そういえばデンマークの街は日本に比べて喫煙所以外の街中でもみんなタバコを吸うので、道が石畳になっていたりするので良くタバコの吸い殻が石畳の間にたくさん落ちているのを見かけます。
駅のホーム、バス停の周りもものすごいタバコの吸い殻やビールの空き瓶が落ちていたりします。
時には道にビールの缶どころかケースごとなんてことも! 笑
それなのに、ビーチだけはゴミひとつなく綺麗なのはなんでなんだろうって不思議に思いました 笑
初めて夏のデンマークに来て数日が経ちました。
日本に生まれ育った自分には、どうしても理解ができないような非効率な仕組みやサービスや習慣や、体質的に合わせにくいものなどもありますが、それなりに楽しんでいます 笑
妻や日本を良く知る妻の友人がよく言っていますが、日本ではまだ伝えられていないデンマークの良さが本当にたくさんあるそうです。
逆に、これのどこが「デンマークらしさ」なの!?って感じる部分もあるみたいでそこは妻やその周りからよく聞きます 笑
私もこの期間デンマークの良さをたくさん見せてもらいながら、みなさんにもこのブログを通じてをたくさん伝えられたらと思います。
※追記
ブログにコメント頂いた方、遅くなってすみません。
通知を見落としていた分、営業関係のもの以外皆さまに随時返信いたします m(_ _)m
それでは次回もよろしくお願いいたします。
難しいデンマークの接客
こんにちは。
マリアです。
昨日夫が書いた記事に関してコメント頂いたので、私がその件について書きたいと思います。
コメント頂いたのは何についてかと言うと、私が買い物中に頭にきたデンマークのサービスについてです。
今回は先日の買い物中起きた事の説明と、日本とデンマークのサービスの比較について書いていきたいと思います。
先日私が怒ったのはお店での会計の時でした。
少し前に交通機関で支払いしたクレジットカードでスーパーの会計を済ませようとしたのですが、何故かエラーが出てしまいます。
次は夫が毎回海外でも使っているカードで試したのですが、今回もダメでした。
店員さんがイライラと疑いの態度でそのカードがおかしいと言ってきました。
私のものはデンマークのクレジットカードだし本当に数分前に使用したカードなので、使えないカードのはずがありません。
もう一度試してみようとしたところ、大声で奥のレジにいた別の店員さんに「エラー出てるけど?機械のせい?カードのせい?」とイライラしながら叫びました。
その瞬間、大勢の周りのお客さんがこっちに注目してきました。
すると別の店員さんから「カードのせいだよ!」とまた大声で叫びました。
機械のせいで通常起きないようなエラーが出ている事を、理由なくカードと私たちのせいにしてわざとみんなに聞こえるようにして私たちが悪い事をみんなに伝えようとするやり方に本当に頭にきました。
私がすぐに現金を下ろすから一番後ろに回る事を伝えようとしている途中、イライラしながら店員さんが会計の商品を片付け始めてしまいました!
その瞬間は本当に周りのお客さんほぼ全員が私たちが偽造カードとか何か不正をして言い訳をしているように思ったかもしれません…。
でも直後に同じスーパーマーケットの別の店舗で私たちのカードで会計したところ全て問題なく使用できました 怒
そのあと乗ったバスでも乗車のカードが丁寧に見えるように運転手さんに見せたところ、「カード持ってんだろ?もうわかってるからさっさと行けよ」と怒られてしまいました。
今デンマークではバスや電車の料金を払わない不正乗車が大きな問題になっています。
交通機関に時々制服を着た監視員さんが見回りをして、みんなでその取り締まりを一生懸命やっているのを知っていたので誤解などないように丁寧に見せたのですが…。
日本では一度経験すればはっきりと覚えているくらいの珍しい嫌な事がデンマークに帰ってきた初日にこんなにも起こるなんて!!
夫も書いたように私は相当日本の生活に慣れ過ぎたのかもしれません 汗
それと、私がこれまで住んできた日本の街6つはどこのお店も本当に素晴らしいサービスに良い人ばかりだったのも影響しているのかもしれません。
住んでいたのは大きな都市3つと割と郊外の落ち着いた街2つですが、特に今住んでいる街は縁も知り合いも何もないところだったのですが、多くの素晴らしい人やお店に出会えて本当に引っ越して来て良かったと思っています。
さて、日本とデンマークを比較する前に書いておきたい事があります。
これまで私は中国に1か月、その他のヨーロッパの国は旧ソビエト連邦の国以外は殆どに行ったことがあります。
もしかしたらもっと平均的に素晴らしいレベルの国があるかもしれませんが、今回はあくまで私の訪れた経験の範囲で書いていることをご理解下さい。
あと、私は「平均」と行っているので「私の国の家の近くのスーパーの仲の良い店員さんは素晴らしいサービスだ!」みたいなものは全体を見たものではないのでちょっと違う事もご理解下さい。
1.日本のサービスについて
それではまず日本での接客サービスについてですが、日本は平均的に世界でも本当に本当に高いレベルだと思います。
私と夫とその周りの人の知る限りではどんなに雰囲気の悪い地域に行っても、大体のお店では「普通」レベルのサービスは受けることができます。
それと、どんなに簡単だたったりお給料が安い仕事でも、お客さんにしっかりと丁寧に気持ちよく接する事に誇りを持っている人が多いと感じます。
夫が学生の頃非常に高い給料の代わりに、かなりキツい仕事でちょっとガラの悪い人や訳ありっぽい雰囲気の人が多いバイトをした事があったそうです。
その時は着替えの控え室もかなり見た目や態度の悪い人が多かったので、「どうせバイトだし適当でいいよな 笑」と最初は思ったそうです。
でも仕事が始まった途端、とっても明るく真面目に一生懸命働く周りのスタッフに本当に感動して「これが日本の仕事の姿勢なんだ」と勉強になったと言っていたのを覚えています。
同じような話を他の人からも聞いた事があります。
正直誰がどうやってそんな意識を多くの人に自然に持たせているかはわかりませんが、こんな事が徹底されている国は世界でも殆どないと思います。
「仕事つまんね〜、仕事なんて適当でいいわ」なんて言っている人もお客さんの前ではそんな態度は取ったりしないし、本当に最低限の仕事はしっかりとこなしています。
もちろん、これは酷いなと思う接客も経験しました。
でもそれは本当に数える程度しかありません。
だからこそしっかりと覚えているくらいです 汗
まとめると、日本は殆どが最低限のレベルで「普通」のサービスをしてくれるのと、国民性などもあって非常に高いレベルです。
2.デンマークのサービスについて
今度はデンマークの場合です。
参考までに、私のデンマークでの経験は住んでいたコペンハーゲン、オールボー、親戚が多く住んでいるオーフスのものが中心です。
まず、デンマークは「悪い接客やサービスをする人=悪い人」ではありません。
デンマーク人は日本人に比べて仕事に対する意識が違うのです。
例えばレジうちの仕事をしている人にそのお店についての事を質問しても、それが「自分の仕事の範囲ではない」とその人が感じたら適当な対応をされる事もよくあります。
会計をしにレジに行ったら店員同士が雑談をしていて、こっちの対応を忘れるとか会話を続けながら適当に対応するのもよくあります。
説明に書いてないことを案内係の人に聞きに言ったところ、「説明を見ればわかるだろ、ちゃんと確認したの?」と怒られたりなんて事もあります 汗
書いてない事だからわざわざ聞いているんです! 怒
その一方丁寧な人は本当に素晴らしい対応をしてくれる事もあります。
それと、最悪な接客の後にそういう人にあたると本当に嬉しいし感動が増してきます 笑
実際そういった良い店員さんやスタッフに会える確率は割と高いです。
ただ、酷い人にあたる確率も高く「日本の普通」レベルのような最低限は誰でもしっかりとしてくれるわけではないのです。
特徴としては、自分の不機嫌な気持ちなども仕事中にお客さんに対して出してしまう事が時々あります。
あと、「自分の仕事の範囲」以外なら絶対何もしたくないという人も結構います。
このようにデンマークのサービスは平均すれば普通くらいでしょうが、日本と違って酷い人が大きく平均を下げていると言えます。
ちなみに、日本の良い接客は丁寧ですがデンマークの場合はフレンドリーと言った方がいいかも知れません。
あと、仕事のスタッフよりも周りにいる普通の人に聞いた方がよっぽど優しく対応してくれる場合もあります。
一言でまとめると、当たり外れが激しい接客だと思います (´・ω・`)
そういえば、私のデンマーク人の友達も日本から帰ったあとよく「デンマークの接客本当にムカついたんだけど!何あの態度?」ってよく愚痴を言っていたな〜と思い出しました 笑
デンマークに慣れてくれば「あ、また変な店員いたな〜 苦笑」くらいで済ませられるようになるんですけどね 笑
以前ならあんまり酷い時には言い返したりなんかもあったかもしれません 汗
でも日本に来てからは本当に時々そう言うことがあっても、珍しい事なので「ムカつくけどあれはおかしいよね、時間の無駄だし、下品だし」と思うようになってよっぽどのことではない限り怒らないようになっていました 苦笑
1年に1回位しか行かないと、ちょっと慣れるのに時間がかかりますね 汗
あと、悪い接客をされたとかで差別とか嫌われたとか落ち込まないで下さい。
デンマークでは誰に対してでも機嫌が悪かったらそう言う態度をとるものです 苦笑
というわけでキャッシュレス社会を目指すデンマークですが、旅行の際はクレジットカードが突然使えなくなったりする事があります。
夫は何度か経験していたみたいです。
日本では2人とも1度もありません 苦笑
機械のせいなのに、こちらのせいにされないように120クローナ位の現金は持っておきましょう 笑
あと、旅行や出張の人は「あ、聞いた通りこういう人いるんだな 苦笑」位に流してしまえば良いと思います 笑
レジ係などではなく案内係の人であれば機嫌が悪そうならどうしても必要な場合以外は避けても良いと思います 笑
本当に酷い人は見ただけでわかるレベルの人もいますから 汗
あと、デンマークのスーパーでは殆どの場合会計の際はデンマーク語で話して来ます。
夫曰くちょっと申し訳ないそうですが、デンマーク語ができないなら英語に切り替えてもらいましょう 笑
今回はちょっと嫌な経験とそれについての意見を書いてみましたが、私がデンマークで不満な事はこれも含めて本当に少ししかない思います (-.-;)
別の時に書きますが日本で紹介されていないデンマークの素晴らしい所はまだまだたくさんあります!
次回私が記事を書くときはデンマークが恋しくなる、スーパーで気軽に買えるデンマークの美味しい食べ物を紹介したいと思います (o^^o)
それでは次回もよろしくお願いします。
おやすみなさい。
久々のデンマーク
こんばんは。
サブローです。
久々の私の記事はデンマークで書いているので、日本では変な時間になってしまっています 汗
今日のデンマーク時間の朝6時に中国経由でデンマークに到着しました。
乗り継ぎでの旅行は本当に大変ですね…。
国をまたいでの乗り継ぎ旅行は初めてだったのですが、着いたら身も心もボロボロになっていました 笑
そして、妻の母の家に着いたらすぐにそこから仕事です 笑
夕方に全て終わらせてコペンハーゲンの中心部で買い物をして帰宅しようと思っていたら、何でもない普通の買い物が非常に面倒くさいことになったり、本当にドタバタな1日となってしまいました 苦笑
今日の買い物でのトラブルの際は、自分がデンマーク語が出来なくて良かったと思う珍しい瞬間でした 笑
もしデンマーク語が話せたら完全にブチギレていたかもしれません 汗
もちろん全て理解している妻は怒り心頭でしたが…。
デンマークの接客は日本に慣れてからだと本当にギャップがすごいですからね。
妻は喋り方も仕草も完全に日本に慣れすぎているために、デンマークの接客は時々かなりキツいと感じるみたいです。
その後別のスーパーで買い物を済ませて、疲れたからのんびり帰ろうなんて言ってたのですが、外が明るいから意外に早く着いたなと思ったら何と夜の8時を過ぎていました。
デンマークにいると時間が経つのが遅いな〜なんて思っていたんですが、ただ日が沈むのが遅いだけでしたね 笑
でも毎回デンマークに行くたびに日本に比べて時間が経つのが遅い(1日が長い)と感じるのは冬に行っても同じなんですよね。
日本にいる時は朝5時に起きても、あっという間に昼になって気がつけば日をまたいでいるなんて事もあるんですが…。
なぜだろう、やっぱり旅行という気分があるからとか自宅兼事務所の家にいないからなのかなと色々考えてしまいます。
今回も仕事+プライベートの旅となりますが、冬以外の季節にデンマークに来るのは初めてなので色々見て回れたらいいなと思っています。
というわけで、この後夕食を食べてスーパーで買ったビールを飲んで寝たいと思います! 笑
ちなみに、これがこの季節のデンマークの21時半の外の写真です。
それでは次回もよろしくお願いいたします。
安倍首相=ヒトラー?
こんばんは。
マリアです。
先日の憲法記念日で、憲法改正を目指す安倍首相を批判する集会で安倍首相の顔写真にヒトラーの容姿を似せて批判している画像が紹介されました。
それ以前にも今の政権を反対する人のプラカードに今の日本の首相にナチスとかナチズムを連想させるものを使っている人たちがいるのを時々見かけました。
何年か前ですが、たまたま見たテレビでは今の政権への批判をナチスのことを使って報道しているものもありました。
そんな人たちにヨーロッパ人として言いたいことがあります。
ヨーロッパにはナチスから本当に深刻な被害を受けた歴史があります。
だからこそ、ヨーロッパの人はナチズムがなぜ広まったのかを勉強して今でも気を付けています。
そんな大事なことを一部の日本人やメディアは自分たちの不満を表現する手段に利用しているんです。
そのような人たちにはしっかりと歴史の勉強をしてほしいです。
ナチスのまねをするネオナチと呼ばれる団体がヨーロッパにはいくつもあります。
ネオナチは自分たちの不満を表現するために肯定的な意味でナチスを利用しています。
日本の安倍首相をナチスとかヒトラーという人たちはその存在には否定的であっても、自分の不満を表現する手段として利用している点では彼らと同じではないですか?
自分たちの気に入らない相手は何でもナチスと決めつけて完全な悪にしてしまうわけですから。
そもそもでもしナチスと日本が同じならば、私のような外国人が受け入れられるでしょうか?
以前の記事にも書きましたが、私は日本で何年も生活していて外国人差別は全く経験していません。
むしろ外国人が特別扱いされることを利用して好き勝手にする一部の外国人に物凄く不満があります... 汗
ナチズムというのは外国人や周辺の国への不満や憎しみをあおって独裁をするやり方です。
ナチスによってユダヤ人たちはユダヤ人という理由だけで様々な差別や被害を受けました。
実際にユダヤ人をドイツやヨーロッパから追い出すために、閉じ込めたり殺すような施設もありました。
日本がそんなことをしていますか?それともしようとしていますか?
むしろ最近は東京オリンピックとかおもてなしとかで、外国人を特別扱しすぎている位な国がどうやったらナチスになるんでしょうか?
どころか、日本は税金でたくさんの外国人の生活保護費まで出したりビザが切れている外国人を何年も滞在させたりする国ですよ 汗
それに、安倍首相は外国人労働者をもっと簡単に増やせるような取り組みを進めています。
コンビニや工場でたくさんの外国人スタッフが増えたのも安倍首相になってからです。
私たち夫婦の住んでいる駅もここ2年ほどでものすごい数の外国人労働者が増えています。
一部の日本人は今の日本に相当不満があるようです。
それはどの国にもいることだし問題だとは思いません。
それでもその一部の人たちは根拠のあまりなさそうなナチスとかそういう言葉で不満を表明していることはとても残念なことです。
正直そうやって不満を示しても、不満なのはわかりますが詳しい理由が全然伝わりません。
それと、知っている方がいたら教えてください。
安倍首相とヒトラーのどこが似ているのですか?
少なくとも見た目ではないだろうなとは私もわかりますが (^-^;
それとも自民党とナチスが似ているから安倍首相はヒトラーなんですか?
もし「戦争を始めようとしている」みたいないまいち根拠にかける理由だとしたら、戦争を始めた政治家なんて歴史上いくらでもいますよね。
その中からどうしてヒトラーなのですか?
様々な弾圧や差別をした政治家でもたくさんいますよね。
夫曰く同じようなことを推し進めたスターリンとかポルポトとかの名前が上がらないのは、このような安倍首相=ヒトラーという運動を進める団体の歴史の勉強不足か背後にある政治的なグループの影響があるのではないかとのことです。
私は正直そこまではわかりません 笑
ただ、夫の意見もあくまで推測でしかありません。
だからこそ、私も夫もその理由について知りたいと思っています。
それこそもし本当に私たちが知らない共通点がいくつもあったとしたらそれは恐ろしいことですからね。
政治は感情ではなくて、事実や客観性を元に論理的に説明できないとダメです。
それと、デンマーク人は議論が好きで意外と理屈っぽいのでこういった感情的な議論はピンとこないんです。
そんな感情的な政治運動にナチスやヒトラーを使わないでください。
それこそ私には新しい形でヒトラーを利用したナチズムに見えます。
大勢でナチスやヒトラーの絵やプラカードを掲げて本当に気味が悪いです。
私は選挙権がないので言っても仕方ない部分はありますが、夫婦ともに現政権には賛成できないところがいくつもあります。
だからと言って、それを理由に今の安倍首相をヒトラーと批判して何か変わりますか?
何度も言いますが、夫も私も安倍首相を応援しているわけでは全然ありません。
私は詳しくはよくわかりませんが、夫は今の政権には色々疑問感じているのはよくわかります。
ただ、今回のような安倍首相への批判は本当に卑怯だと思います。
それと、感情的にこういった運動に参加している人は何故自分たちの主張が通らないのかについてしっかりと自分を見つめ直す必要があるのではないでしょうか?
相手を敵にして侮辱するよりももっと建設的な事ができるのではないでしょうか?
とりあえず、今回はあまりにも最近の政治に反対する運動がナチスやヒトラーを利用する事が多い事を以前から気にしていたので今回は記事にしてみました。
そういえば連休中にあしかがフラワーパークに行ってきたのですが、なんと同じ時期に別の知り合いが何人も行っていたみたいです 笑
出かけるところは本当にたくさんあるのに、同じ時期に知り合いが何人も同じところに行っていたなんて凄い偶然だな~と驚いています。
今年は6月に夫婦でデンマークに帰ります (^-^)v
今回は夫婦でのんびりデンマークを満喫できたらなと思っています。
その時このブログで私のデンマークのおすすめの場所や情報など紹介できたらいいなとおもっています (^0^)/
それでは次回もよろしくお願いします。
おやすみなさい。
デンマーク人特有の人との付き合い方/仲良くなる方法
こんばんは。
マリアです。
最近デンマークのラジオを聞いていてとても興味深い事が話題になっていたので、今日はそのことについて書いてみようと思います。
私が聞いていたラジオで話題になっていたのは、デンマーク人特有の人との関わり方についてでした。
約60カ国の調査の結果、外国人の現地の国の人との仲良くしやすさのランキングで下から2番目というかなり低い順位だったそうです。
実際デンマークに住む外国人はデンマーク人と仲良くなる事が難しいと感じる事が多いそうです。
その理由がいくつも説明されていたのですが、私も今は日本で外国人であることを考えるとこういった話を聞くのはとても新鮮で興味深いです。
実際私は日本に来てもう5年以上が経ちますが、未だに難しいと思うのが人との関わり方だったりします。
その理由をラジオの話題をきっかけに日本とデンマークの比較なども含めて考えていきたいと思います。
それではラジオで話題になっていた、デンマークに来た外国人が感じたるデンマーク人の人との関わり方の特徴を書いていきたいと思います。
・新しい出会いよりも身内の会話が大事
パーティーなどの集まりでは、基本的には新しい出会いよりもすでに仲の良い身内同士の会話が多いと言われます。
特にパーティーの場合などは先に仲の良い人同士で参加している場合も多いので、さらにその傾向が強い事があります。
それは多くの人といくつもの会話をするよりも、仲の良い人同士で深い会話をしたいというのが理由だと言われていました。
ただその結果先に知り合い同士で組み合わせができてしまって、新しい人が中に入りづらい雰囲気ができてしまいがちです。
時には、一生懸命仲良くしようとすでに会話の始まっているグループの会話に参加しようとした所、素っ気ない返事をされたとか、無視されたという経験がある人もいたみたいです。
これは、すでにしている会話を途中で止めたり話題を変えたりするのがそれまで会話をしている相手に失礼になるという考えからでもあります。
ただ、会話に入ってきた相手にもう少し上手く伝える必要はあると思いますけどね 汗
ここまでの説明だと、デンマーク人はとっても内気で難しい人が多いのかなと思われそうですね 苦笑
でも全然そんな事はありません。
それどころか、一度仲良くなれば長く良い友人関係になれるはずです。
ただ、デンマーク人の好む会話や場面だったり苦手なことが他とちょっと違う事が理由なのです。
・他愛もない会話などが苦手
日本の人はビジネスなどでコミュニケーションが重視されることが多いように、好き嫌いは別で話そうと思えばどんな相手でもとりあえず適当に話を合わせてうまく会話にしてしまう事がとてもうまいと思います。
夫は外にはそう思われていないのですが、実は結構内気な人です。
でも仕事など何らかの「責任」とか「立場」が関係すると本当は苦手としていそうなタイプの人とでも、どんなに機嫌が悪かったり疲れていても、あっという間に気持ちを切り替えて上手く話を合わせたりするのはさすがだなと感心してしまいます (^-^;)
デンマークの場合はしたくない会話は無理にしないというような考えがあるのと、自分もしたくないような事を相手にもさせたくないので、あまり中身や目的のないような「とりあえず」の会話はあまりしません。
お互いを知る助けにもならないような「とりあえず」の会話は意味がないとも思われる事が多いと思います。
そう思うのはデンマークの人はせっかくの会話の機会でできれば相手と深く仲良くなりたいと思っているからでもあります。
もうよく知っている相手とならそういった会話も全く問題はないと思います。
なので、日本で初対面の人やあまり慣れていない人とこのような会話になると私はとっても困ってしまう事が多く未だに慣れません (>_<)
私がもう1つは日本で時々難しいと感じる所は、かなり色々話してもちゃんと仲良くなれているのかがわからなかったりする所です。
実際夫も仕事から個人的なものまで色々人と関わっていてもその判断はよくわからない事が多いそうで、それが結構ストレスなったりもしているようです。
・これらの特徴は他のヨーロッパの国と比べても特殊らしい
私が聞いていたラジオによるとアメリカなど別の地域だけではなく、同じヨーロッパの人もデンマーク人の人との関わり方でこのような点を特殊なところに感じるのだそうです。
私は日本に来て何度も自分は人と関わるのが苦手なのかなと思う事があったのですが、私が会話をする中で苦手だと思うところなどがデンマーク人の特徴に当てはまるところが多かったので完全に自分が変というわけではなかったので安心しました 汗
・ではどうやって仲良くすれば良いか?
まとめると、デンマーク人は広い薄い繋がりよりも狭くても深い繋がりを好む事が多いという事です。
なので会ってすぐの相手と深く仲良くしたければ、まず最初の方は誰かとの会話の途中ではなくできるだけ2人で話せる場で相手を深く知って同時に自分を知ってもらうことだと思います。
そうする事で、長く付き合える友人関係に発展して行くきっかけになると思います。
後、もう1つ大事なことはデンマーク語をちゃんと話せるかは大きなポイントになるとデンマークに住んだ外国の人がラジオで答えていました。
そして、一度仲良くなれれば本当に長く深い関係になれるということも話していました。
それと、最後にこれは世界共通だと思いますが、仲良くできそうかなどの印象や気分的なものも関係してくると思います 笑
デンマーク人の私が聞いていてそう言えばそうだなと当てはまる事が非常に多かったので、きっと他のデンマークの人もいくつも当てはまるのではないでしょうか?
ちなみに、私の父はほとんど当てはまっていないようですが 笑
人との関わり方って難しいですね。
私が日本で色々難しいと思うように、きっと夫もデンマークに行ったら色々人間関係で苦労するんだろうなと思います。
今回はデンマークのラジオで外国人がデンマーク人と仲良くなるのが難しいと言われていたので、そのことについて私の経験や考えを書いてみました。
今はデンマークでアイスホッケーのワールドカップが開催されています。
昨日はデンマークはドイツに勝利しました。
今夜は強豪アメリカが相手です!
アイスホッケーの競技人口はアメリカはデンマークの100倍なんだそうです。
アメリカはNHLの選手が多くいたり実力差は相当なものかもしれませんが、是非勝ってほしいですね ٩( 'ω' )و
それでは次回もよろしくお願いします。
おやすみなさい。
最近増えた共通の趣味
こんばんは。
サブローです。
私たち夫婦で聴く音楽や意見など似ているものが多いのですが、中には元々違ったものもあります。
例えば、音楽など一緒に過ごしている過程で何度も耳にすることで気がつけば好きになってしまったなんて場合もあります。
私たちも一緒に生活するようになって5年以上です。
大体3年位経ったら、好きなものは好き、嫌いなものは嫌いという感じで相手の好みの影響をこれ以上受ける事はないのかなと思っていました。
ところが最近変わったことがあります。
妻がスポーツを見るようになった事です!
去年のサッカーW杯予選でデンマーク代表を一緒に応援していたあたりから、徐々にクラブチームの試合も一緒に見るようになりました。
これまで妻はスポーツは観る方に全く興味がなかったので、サッカー中継などでチャンネルを変える時は毎回ちょっと申し訳なかったのですが今は妻の方からリモコンを渡してくれます 笑
とりあえず、また一つ共通の趣味ができてよかったな〜と思っています。
スポーツ観戦は1人より絶対複数の方が楽しいですからね!
ところで、デンマークサッカー最大のライバル関係と言えば、コペンハーゲン同士のFCコペンハーゲンとブロンビーです。
コペンハーゲン出身の妻ですが、どっちを応援したら良いかわからないんだそうです 笑
地域的にどちらのファンも多い事と、元々サッカーに興味がなかったため思い入れがないからだそうです 苦笑
とりあえず、シェラン島のチームでできる限り地元に近いところが勝ってくれれば良いのだそうです。
私は青と黄色のユニフォームがかっこいいのでブロンビー派です 笑
今年はサッカーW杯もあります。
前回はデンマークは出ていなかったし妻は全く興味なしでしたが、今年は一緒に楽しめそうで嬉しいです!
そういえば、私は妻からの影響でデンマークの音楽も色々知るようになったのですがちょっと意外な発見などもあったのでその辺りはまた次回に書きたいと思います。
それでは次回もよろしくお願いいたします。
デンマークの教育事情の現実
こんばんは。
マリアです。
最近日本でデンマークの教育がとても素晴らしいという話を聞きます。
私は日本の学校に通った経験がないのですが、夫やその周りの人の学生時代の話しを聞いたりして色々比較をしてみました。
それと私の母がデンマークで教師をしていた時期もあるので、その時の話などを基にデンマークの教育についてここで書いておこうと思いました。
というのも、本当に日本ではデンマークの教育現場について過大評価がされすぎているのです。
他人のものが羨ましいとか、自分のものよりもよく見えてしまうのは誰でもよくあることです。
それと、デンマークが小さな国ということもあって実際にデンマークで教育を受けた人からの情報なども少ないのもあるでしょう。
あってもホイスコーレなど大学などが殆どだと思います。
どちらも義務教育ではないですし、特にホイスコーレは補助期間的な意味が強いです。
お金を払えば誰でも入れるし学位もありません。
もちろん学位や成績だけが勉強ではありませんが、日本との教育で比較するなるとちょっと違う気がします。
日本ではデンマークを含めた北欧のブランディングなど宣伝もあって、良い情報ばかりしかあまり出てこないのかもしれません。
私は自分とその周りでデンマークの教育現場の問題をたくさん見てきたので、今日はよくデンマークの素晴らしいと言われている教育現場をいくつかに分けて解説してみたいと思います。
1.デンマークの先生には残業がない
教師をしていた母など周りの経験から言うと、正確には学校内では定時を過ぎたら仕事をしないという言い方が正しいです。
母は自宅に戻ってからも夜遅くにテストの採点や準備などをしているところを何度も私は見ています。
後は仕事を時間外に持ち込まないようにわざと適当な授業をする先生もいます。
ただ、日本のように部活動の担当みたいなものはないのでそれを考えれば日本よりも時間外で仕事をする量は少ないかもしれません。
2.デンマークの学校では試験がほとんどない
今のデンマークでは早くて6〜7歳から年4回位試験があるところもあるそうです。
日本で成績のために試験を受けようになるのは公立なら中学校1年生だったはずなので、12〜13歳の間ですよね。
私の時はどうだったかあんまり覚えていません (^-^;)
比較すると日本の方が試験が少ないんじゃないですか?
3.デンマークの公立学校では先生1人に対しての生徒の割合が少ない少人数制
確かにそういうところもあります。
でも、私やその周りの学校は先生1人に対して生徒は30人以上のクラスも結構ありましたよ。
それに、日本の公立学校でも人口が少ないところは先生1人に対して生徒は10〜20人くらいのところもあります。
これは子供が育った場所の人口にかなり影響されるので、デンマークの子供みんながそんな少人数で授業を受けているわけではないと知ってほしいです。
それに日本でもそうしたければ、人口が少ない所に行けば公立学校でも少人数制で授業が受けられます。
まあ、家庭の事情など難しいかとは思いますが…。
デンマークも首都から離れればそういう環境が増えるのは同じです。
4.デンマークの学校では進路指導が充実している
クラスの担任の先生とは別で、進路の相談に乗ってくれる部門の先生がいる程度です。
日本にはないのかもしれませんが。
正直そこまで重要じゃないです。
何よりも、自分の将来は自分で決めるものですからね。
相談しても自分のことだから自分で決めろって言われるだけです 笑
5.デンマークの学校では自主性を大事にした教育で生徒がイキイキしている
私の周りではそんなのきいたことありませんよ 笑
私の夫と同じく「授業めんどくせー」って言いながら友達と会うために学校に来ている人ばかりです。
学校が好きな人も中にはいますけど、大体の人にとって学校って友達と会うとか部活みたいなスポーツ以外は面倒なものじゃないですか? 笑
それに、デンマークの学校には部活がないのです… (。-_-。)
6.デンマークでは先生にも生徒はちゃんと意見が言える
夫やその周りに聞く限りでは日本でもふつうにできるんじゃないですか?
まあ先生に嫌われるリスクは高くなりますが。
それにデンマークでも意見を言う生徒を先生が嫌がれば、そのせいで成績が低くつけられたりなんて普通です。
私は何度も経験があります o(`ω´ )o
7.デンマークではほとんどの人が英語ができるようになっている
確かにその通りです。
デンマークの英語教育は世界でもトップレベルです。
でも、日本の英語教育はそもそも比較対象にならないと思います。
なぜかというと、日本は大学受験の英語が最終的なゴールになるようになっているからです。
だって、日本の英語を高校まで真面目に受けて喋れるようになる人もいないし、そもそも英語の先生だって英語を教えているのにちゃんと使えない人だって結構いるそうですからね。
実際に日本の高校や中学校の英語の先生と英語で会話をした経験から言うと、難しい単語や言い方を知っていたりする割に発音が聞き取りにくかったり喋りが下手な人ばかりでした。
それでも試験で使えるテクニックや文法などを教えたりは私を含めて英語ができるだけの人にはできません。
日本の英語教育は夫やその周りから聞いただけで、日本の英語の授業は受けていないのでこれ以上は言えませんが。
とにかく、デンマークの英語教育は英語を使うためです。
一方日本は大学受験などの試験に通るためなので、同じ英語でも目的が違うので比較できません。
8.少なくとも私が見学したデンマークの学校は素晴らしかった
当たり前です。
外部の人に見学させるような学校は良いところを見せるために、ちゃんとしたところを選んでいます。
夫曰く日本でも授業を生徒の両親や、別の人が視察に来るときは先生のやる気も違ったりするのは普通だそうです。
デンマークも同じです (>_<)
他の人が見学に来た途端、やる気のない先生が一生懸命授業を始めたのでとても驚いたのを覚えています 笑
正直私のいた学校を普通に見学しに来ていたら、やっぱり日本はこのままでいいやって思うくらいだったと思いますよ 汗
ちなみに、私のいた場所はコペンハーゲンでもかなり落ち着いた方の良い地域の学校です。
決して荒れた地域の学校じゃありませんよ。
このようにせっかく見学しに来ている人をガッカリさせないように、明らかに学校側の見せたいものを見せるという思惑が入っていると考えていいと思います。
特にわざわざ外国から見に来た人がいるとなればもう普通以上に頑張るはずです 笑
見学に来た人がデンマーク語が分かればもう少し違うとも思います。
私はこのようなデンマークの教育事情に関して日本で発信するには、私など実際の義務教育をデンマークで受けた人やその親に聞くのが一番公平でリアルな情報を得られると思います。
良い点も悪い点も正直に伝えられると思います 苦笑
だって、ツアーだったら散々テレビやネットのメディアでポジティブなイメージを宣伝しておいて見に行った学校のひどい現実でガッカリさせるわけにはいきませんからね 汗
ツアーの主催者とかメディアの関係者みたいな人ではない公平な一般の人に聞いてください。
それと、過剰なデンマークをほめるメディアなどのせいで憧れを持ちすぎている人が質問するとガッカリさせないように「そ、そうだね…。」って答えてしまう場合もあると思います (p_-)
相手が初対面の人なら私もそうなってしまいそうです 汗
私の母親は以前は教師をしていたので、どうしてもデンマークの教育事情で実際のリアルな声が知りたくても見つからなかったら私経由で聞いてあげますので教えてくださいね。
正直視察や見学目的で見に行く学校から得た情報で、周りの学校も同じにされては困ります 汗
あと、私の世代ではホイスコーレは決して「デンマークのふつう」ではないですからね!
以前も書きましたが、二つの大きな街の学校に通って多くの友達と関わってきましたが私の周りに通っていた人は1人もいません。
私自身デンマークの公立学校で教育を受けてきた者として、日本のデンマークの教育事情を持ち上げる記事には違和感しかありません。
もちろんデンマークの教育にも良いところは多いのですが、日本の記事は本当に大げさすぎるんです。
環境が変われば、良いところも悪いところも違ってきます。
詳しく説明すれば、デンマークの良いところもたくさん説明することができます。
日本も同じではないでしょうか?
日本だからこそ起きる問題、日本だからこそ起きない問題、良いところ、悪いところが混ざっているのが普通です。
そして、それぞれの良い点や悪い点を公平に見て、今の環境から少しづつ良くしていくのが良いと思います (o^^o)
最後にデンマークの教育で1番素晴らしいところを書きたいと思います。
これは日本だけでなくほとんどの世界の国にもデンマークの教育の事で誇りを持って言えることがあります。
それは、デンマークでは学問のためにお金で悩む必要はないということです (^-^)v
日本では何度も聞きましたが、医者などの特殊な仕事につくためには努力以前にお金の部分がかなり重要となっているところです。
私はデンマークの教育制度で日本にも導入した方が良いものはそこまでないと思いますが、教育の費用の部分だけは日本に限らず同じくらい豊かな国には環境に関係なくできることだと思っています。
それでは次回もよろしくお願いします。
おやすみなさい。