This is a pen ~デンマーク人と日本人の国際結婚ブログ~

日本人(男)とデンマーク人(女)夫婦の日本とデンマークでの生活。

フィンランド料理は本当に不味いのか!?

こんにちは。

 

サブローです。

昨日は時差ボケだったのに、美味しいフィンランドの食べ物に目を覚まされて21時ごろまで起きていることができました 笑

 

今日はヘルシンキ駅のクリスマスマーケットやデパート、教会を周ってから電車でタンペレへ向かっています。

今はその電車の途中で記事を書いています。

 

それにしてもフィンランドの食べ物がこんなにも美味しいものばかりだったとは、本当に食べることが1日中止まりません 笑

特に魚が本当に美味しいです。

私は妻ほどお酒も強くないのであまりお酒は飲まないのですが、これだけ美味しい魚類を前にしては自然とビールが進んでしまいます。

日本人には日本酒があるとさらに良いと思います 笑

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時々日本でもフィンランド料理が不味いという記事を見かけますが、書いてる人はよっぽど不味いお店でフィンランド料理を食べたんじゃないかと思うほどです。

魚をあまり食べない国の人なら仕方ないかもしれませんが、少なくとも日本人にはかなり合う食事だと思います。

サルミアッキのものを除けば 笑

私はサルミアッキも全然いけるんですけどね。

妻もフィンランド料理が不味いという記事を見て怒るを通り越して驚いていました 笑

私も今妻のその気持ちが理解できます。

正直、観光はなしでひたすら食べる事だけを目的にフィンランドに行ってもいいとすら思うほどです! 笑

 

妻はデンマーク人なのでフィンランドに住むことはないとは思いますが、もし住んだらかなりのペースで私は太るだろうなと思うほどです 笑

自分の生まれた北陸の美味しい魚類に慣れすぎて、東京の魚をあまり好まなかった祖母でもきっと満足するであろう美味しい新鮮な魚がフィンランドには沢山あります。

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ちなみに、ザリガニもありましたが子供時代にザリガニ捕り(ザリガニ「釣り」ではありませんよ、川に入って素手でザリガニを掴むんです)をしていた自分にはまだ食べる勇気がありません 笑

ぜひ魚好きな人はフィンランドの魚を食べてみてください。

 

それでは次回もよろしくお願いします。

 

 

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はじめてのフィンランド

こんにちは。

 

サブローです。

 

昨日から今年二度目となるデンマークと思いきや、コペンハーゲン到着から2時間で飛行機を乗り換えフィンランドに向かいました。

以前も書いたかもしれませんが、妻は4分の1がフィンランド人なのでフィンランドにも親戚が多いのです。

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ただ、私と結婚してからはまだ一度もフィンランドには行った事がありませんでした。

妻は前からも私をフィンランドに連れて行きたかったそうです。

というわけで、急遽フィンランドにも行くことになりました 笑

数日間フィンランドに滞在した後デンマークで過ごすことになります。

 

ヘルシンキを観光してスーパーマーケットの食材を、色々買ってきたのですが魚類が豊富でとっても美味しいですね。

買ってきた魚など観光してきた所はInstagramFacebookページに随時載せたいと思います。

 

妻にフィンランドの事前情報を聞いたとから、とにかく食べ物か美味しいと言われていたのですが初日でそれはよくわかりました。 

これはスーパーで買った魚の燻製です。

これだけで、相当お酒が進みそうですね 笑

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他にも沢山の美味しそうな魚を見つけたので、新しい食べ物を試すことが本当に楽しみです!

ちょうど今この記事を書いているのですが、時差ボケになっている証拠ですね 笑

ちなみにフィンランドデンマークはこの時期殆ど1日中空が暗いことが多いので、外を見ても時間の感覚が全くわかりません。

 

というわけで、今日は早朝からフィンランドを色々見て回りたいと思います。

 

それでは次回もよろしくお願いいたします。

 

 

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過激な意見を言う時程、根拠を具体的に示して論理的に

こんばんは。

 

サブローです。

 

すごい変な事が書いてあると知人にあるブログの記事を教えてもらいました。

読んでみたところ、「日本語ができる外国人は危ない」んですって 笑

なるほど、確かに私の妻は怒るととっても危険です! 笑

と、冗談はさておき。

 

それはつまり、特定の国の母国語を理解できる外国人はその国にとって危ない存在という事なんでしょうね。

実例を挙げて説明すると、私の妻は母国語のデンマーク語以外に日本語と英語ができます。

と言うことは、妻はオーストラリアやイギリスやアメリカでも信用できない危ない外国人という事になるんですね 笑

「自分の妻の真の姿は日本とアメリカ等の英語圏でも危険な人物」って何かの映画の設定みたいで格好良いですね 笑

 

それともこれはわたしの拡大解釈で妻の英語のような例は適応されずに、日本語ができる外国人だけが危ないというのでしょうかね?

根拠はなんでしょうか? 笑

この主張だと、私の妻も含め外国人は日本に来て日本語を学ぶ過程で人格が歪んでいくのでしょうか? 笑

公にそのような事を言うからには、根拠を示さなければいけません。

もちろん意見として言うには自由ですが、「根拠は自分の経験」と言うなら公にする以上その事をちゃんと説明しなくてはいけません。

高卒でなんと国語で赤点を取り、校内の劣等生で有名だった私でもわかる事です 汗

 

私は妻以外にも日本に家族や仕事の事情で移住してきて日本語を学んだ、多くの外国人の知人や友人がいます。

その人たちはみんな危険な人たちなんですか?

個々人の性格や多少の文化的な違い等はさておき、一体その人たちがどれほどの覚悟と努力で日本語という難しい言語を学んだかを考えてみてください。

日本という国で生きていくために様々な方法で日本語を学び、一生懸命働き日本のために税金を納めてくれている人たちです。

しかも、私よりも前の世代の外国人や今でも移住する地域によっては、言葉だけでなく様々な適応にもふつう以上に苦労された方もいると思います。

もちろん、真面目に日本語を学んでも悪い事に利用する人も一定数いるのは事実ですが。

それを何の根拠もなく、日本語ができる外国人を危険な人物扱いとは相当な差別主義者ですね 笑

それでいて、日本には差別があるとか外国人差別反対なんて言っていたとしたら笑っちゃいますよね。

これ有名人なら炎上不可避ですね 笑

言い方には気をつけなくてはいけません。

多少過激な意見を言うならばこそ、しっかりと論理的にその意見の根拠を説明できなければただの感情論でしかありません。

 

しかも、そのブログは国際結婚している人が書いたものだと言うのですから驚きですね。

自分の身内は特別なのか、それとも自分の身内が日本語をできないので周りの日本語を学んだ外国人への嫉妬八つ当たりなのでしょうか?

それ自分のパートナーの周りの外国人達の前でも言えるんですかね?

ロクな根拠も示さず過激に「自分は違う」、「自分は真実を知っている」と主張したがり、外では小さく弱気というステレオタイプネット弁慶みたいな感じでしょうかね 笑

 

私たち夫婦も外国人労働者受入拡大には反対です。

詳しくは書きませんが、AI機械化等による効率化、働きやすさの見直し、教育システムの改革等で日本の強みだった「勤勉さと量」の部分を「勤勉さと質」に変える事で乗り切れると思っています。

そして一方、自分の都合でしっかりとした根拠を示せずに感情論で差別的であったり過激な発言をする人たちこそ、日本の不利益のために行動する「危ない人たち」だと思います。

 

最近は右も左も過激な意見が飛び交っていますが、過激な意見を言うならば必ず具体的な根拠を示して論理的な説明を心がけなくてはいけませんね。

あとはネットでものを書くという事のリスクについても頭に入れないといけないと改めて学ぶ機会になりました。

 

それでは次回もよろしくお願いいたしします。

 

 

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普段はどんな会話をしているの?

こんばんは。

 

サブローです。

 

時々聞かれるのが普段の夫婦の会話についてです。

日常会話は完全に日本語なのは以前にも書いた通りですが、割と聞かれるのが普段二人で一緒にいるときどんな事を話しているのという話です。

 

私たちは夫婦で自宅で商売をしているので、会話内容に仕事のことが含まれる事は多いです。

他はその日の買い物等家事全般についての話も多いですね。

残りはテレビやネットで見た事についてなどの話や特に意識すらもしない普通の雑談的なものでしょうか。

まあ聞かれているのはその「普通の雑談」って何なのかって事なんでしょうが 笑

 

まずふたりとも話をするのは好きなので、話し始めると随分盛り上がって長く話したりもします。

妻は日本に住んで5年以上経ちましたがまだ10年には遠いです。

なので日本の懐かしい話題とかには当然ついていけないことが多いのですが、音楽や映画の話など夫婦の年齢が1つ違いなので意外と共通点も多いです。

youtubeで懐かしい曲のプレイリストを流して、「このバンドの別の曲なら知ってる!」とかそんな感じです。

映画やドラマを見て「この役の人は子供の頃見た映画にも出てた」とかもそうですね 笑

後はネットやテレビで話題の事をどう思うかなどの議論なんかもあります。

私の経験上日本では「議論を楽しむ」という土壌がもともとあまりないように感じます。

一方自分の周りのデンマークの人は妻も含めて議論好きな人が多い気がします。

念のため言っておきますが、よくいる自称外国通の日本人や自称日本通外国人の言う「日本人は議論ができない論」ではありませんよ。

簡単にまとめると、一般的に日本人は「議論は楽しむものではない」と思う人の割合がかなり高いという意味であり「できない」訳ではありません。

他には時々子供時代にどんな遊びをしたかで盛り上がる時があります。

お互い子供時代はインターネットで今のように完全に世界が繋がる前の時代ですから、結構似た遊びや生活をしているんだなと思う事も時々あったりで面白いです。

小さい頃は広い世界で遠く離れた日本とデンマークでは一体どんな生活をしているのかなと思っていたものですが、今になって意外と共通点が多い事に気付くなんて面白いですよね。

後は生れ育った国が違うのでこの感覚はお互いの国では普通なのかなんて話題もよくありますね。

お互い笑いのツボが割と似ているので、見ているテレビや映画の内容にツッコミを入れて笑ったりしています 笑

 

こんな感じで私たちは普段会話をしています。

私たちは二人とも結婚はこの一度しか経験がないので、結婚生活の「普通」というのがいまいちよくわかりません。

少なくともこれが私たちの中では普通です。

でも私は夫婦の会話量が多い方が良いとも少ない方が良いとも思いません。

よく喧嘩するかなんかもそうです。

それこそそれを言ったら我が家の喧嘩の数と言ったら…、中身も激しい言葉の応酬でとても他人に見せられたものじゃありません 苦笑

まあ正直お互い子供の頃から結婚する前までに想像していた夫婦像や結婚生活とは今の形は大幅に違います 笑

どちらかというと昔からのなんでも話せる幼馴染のような友達と結婚したという感覚かもしれません。

このように色々な関係があると思いますが、一つだけ言えるのはお互いが「それでいい」って思えればそれが正解なんじゃないかなと思います。

時にはすぐに理解したりするのが難しい事もあったりはしますが…。

まあそれも含めての夫婦な訳ですから本当に不満や悩みひとつない生活というのはそうそうないものだと思いますからね。

実際私たちにも悩みや今後ぶつかるであろう問題等があるのは事実です。

そういった問題や悩みも含めて一緒にやって行こうと思う関係を「当たり前にしながらも大事にもする」事が大切なんじゃないかと最近思いました。

 

今日は私たち夫婦は普段どんな会話をしているのかという話と、記事を書きながら思ったことについて書いてみました。

 

それでは次回もよろしくお願いいたします。

 

 

 

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国際結婚で気をつけた方がいい事は?

こんにちは。

 

サブローです。

 

今日は久々に国際結婚に関する話題です。

何度か書いているように私たちは、国籍の違いによって法律的な扱いなどどうしても避けられない問題以外では「国際結婚だから」というのは特に意識していません。

そうは言っても、国際結婚は法律的な面以外で普通の結婚生活と変わらないというようにするために気をつけないといけない部分があるのも事実です。

そこで今回はその一部を記事にまとめてみました。

 

1.2人の問題を何でも国や文化の違いのせいにしない

これはとっても重要なことです。

友達や仕事の同僚なら多少のトラブルや違和感も「文化の違い」で曖昧にしたりその場を切り抜けるのは間違っているとは思いません。

でも、夫婦の間でこれをやるのは私は良くないと思います。

私たちは繰り返し書いている通り、国際結婚とは言っても手続上や法律的な扱いの違いはあれど普段の生活は普通の夫婦関係と何も変わらないのです。

だからこそ「日本人はこうだから」を持ち込んで夫婦の問題を解決できないことにして意地を張るのは良いことだとは思いません。

大事なのは自分が日本人とかデンマーク人だからこうするのが普通ではなく、相手にどうしてほしいか、相手にどうしたいのかが重要なのです。

「これは自分の家ではそうしてこなかったけど、相手の家ではこうなんだな」、普通の夫婦ならそうなるはずなのに、国際結婚の場合だといつの間にかそう言ったちょっとの違いも「文化や国の違い」になってしまうのです。

特に外国に移住したパートナーは個人の趣味などに基づくちょっとした違いも、家の外では「文化の違い」で流されたりする経験を何度もしているはずです。

でもそれを我慢したり適当に流せるのは、相手が他人だからです。

そして、そういった経験は時にはストレスにもなっているのです。

もちろん、デンマーク人なんだからやっぱり誕生日は盛大にお祝いして欲しいとか日本人なんだから初詣はちゃんとやりたいとか行事に関する見解の違いを「文化の違い」で説明するのは理解できます。

そして、それはお互い様なのだから双方のものをそれぞれ認めればいいだけです。

でも、夫婦間の生活において相手の嫌がっているところを日本人だから、デンマーク人だからと認めさせるのは本当に意味がないと思います。

何度か書いたと思いますが、国際結婚はあなたが日本人だから相手は結婚したわけではないんです。
あなただから結婚して、その人が別の国籍だったそれだけなんです。

まあ「外人が好きだから」とか「日本人がいいから」など相手よりもまずそんな事情を優先した関係の人も見たことはありますが、それは一般的なケースではないと思います。
それなのに、お互いの問題を解決しようとせずに「日本人だから」と言われたって、大事なのはあなたが日本人かどうかよりもあなた自身とお互いにとって良い事のはずですから。

 

 

2.パートナーの言語習得に付き合わなくてはいけない

重要なのが言葉についてです。

双方が英語のような共通でできる言葉があるならまた話は別ですが、片方が相手の言語を学ぶ場合はしっかりサポートする必要があります。

ちなみ、私たちも英語でやり取りする選択肢もあったのですが、せっかく日本にいるのだから日本語を話したいという妻のおかげで仕事以外では完全に日本語を使う生活をしています。

(ということは、デンマークに住む場合は私もデンマーク語を頑張らないといけないわけですが 汗)

日本では特に英語がちょっと出来るだけで、すごい人と持ち上げてくれる人も多いですよね。
でもその一方、言葉なんて外国に住めば自然に出来るようになる位に軽く考えている人も同じくそこそこにいるという風に私は感じています。
そして、後者の人たちは実際には海外生活や他言語を仕事などで使う機会すらない人に多い気がします。
どのくらいの割合かは個人の経験ですからさておき、国際結婚する人は後者のような考えは捨てた方が良いでしょう。

特に日本人は留学経験がある場合などを除くと、6年以上も英語を勉強していて英語ができるようになった人は殆どいないわけですから。

そんな一般的な日本人がさらに英語以外の言語を習得する自信はあるでしょうか?

日本語を学んでくれるパートナーはそれ以上の苦労をしているのです。

日本人は散々勉強させられた英語ができなくてもそこまで困りませんが、日本語を学ぶパートナーは生活のためです。

言葉の上達の段階次第で中々知らない人とは積極的に話せなかったりする事もあります。

発音や言葉の間違いを気にしてしまう時期もあります。

一方、外に出れば「ありがとう」、「ご馳走様でした」と基本の一言だけで日本語が上手だと褒められたりなんかもあります。

そのような経験ばかりで自分の本当の日本語力がわからなという悩みも抱えているかもしれません。

そんな時にもパートナーはそんな自信のない相手に付き合う義務があります。

自分が相手の言語を学んだならともかく、「もっと勉強した方が良いよ」、「会話に付き合うのに疲れた」なんて絶対に言ってはいけません。

もちろんまだ拙い日本語に付き合うという、普段とちょっと違う特殊な会話で疲れる気持ちもわかります。

過去に私も思った事はもちろんありましたが、絶対口にはしませんでした。

会話で一番疲れているのは言葉を学んでいる相手の方であるということは忘れないでください。

特に最初の頃は普通の話をするだけでとっても疲れるものなのです。

そして、相手の方が自分の国の言葉を一生懸命学んでくれているという事実に感謝すべきです。

 

 

3.「まだ日本/デンマークのことがわかっていない」と言わない

これは結構よくあるケースみたいですね。

相手に「まだよく日本のことわかってないから」と言ったりそういう扱いをする事です。

もちろん、そういう事だってあると思います。

でも、伝えるタイミングや伝え方などには気をつけて下さい。

特にその事を夫婦の外に話すのは良い事ではありません。

相手だって頑張っているわけですから、それを本人と他人の前で言われたらとても傷つくのは当然だと思います。

例え本人が自分でそう言っていても、他人の前には絶対言ってはいけません。

日本に来てまだ一年もたっていないくらいの相手なら気にしないかもしれませんが。

そう言いたくなった時は、自分が逆の立場だったらどの位できているかを考えて一呼吸置いてからにしましょう。

私はこういう場合は褒めながら相手にやる気を出してもらうのが良いと思っています

 

 

4.日本の普通の夫婦像を当たり前と思わない

最初にも書きましたが、これも「日本ではこう」とか「デンマークではこう」というお互いの普通をぶつけ合っても仕方ありません。

少なくとも私の場合は時々見かける「日本の普通」は私の家族には当てはまらない事も多いので、どこまでがその家特有の習慣で日本の普通なのかという線引きがよくわかりません 笑

もしかしたら、「日本の普通」の夫婦像にしたいと思っている人も実は「両親の普通」に自分たち夫婦もしたいということなのかもしれません。

でも、相手にも別の両親の下での「普通」がある訳ですし親ではなくて自分の人生です。

結婚生活は2人でするものですから、お互いにとって一番良い選択肢が「普通」よりもベストなはずです。

 

 

5.パートナーの苦労を認めて感謝すること

これは普通の夫婦でも当たり前かもしれませんが、国際結婚の場合は少し事情が違います。

なぜかと言えば、国際結婚のほとんどが夫婦のどちらかが相手の母国=異国に移住するわけですから。

もう大前提がとんでもなくとんでもなく大変な事なのです。

私の妻もこれまで学校でも一切学んでこなかった日本語を自力で話せるようになり、一緒に商売までしていると思うと、同じ事が自分にデンマークでできるかと言われると非常に難しい事です。

どちらかが負担しなくてはいけない一番大変な部分を妻がしてくれているという大前提と、その事への感謝の気持ちは何年経っても忘れないようにしたいと思います。

 

 

今回は国際結婚する上で覚悟すべきことについて書いてみました。

 

それでは次回もよろしくお願いいたします。

 

 

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サッカーデンマーク代表チームの危機

こんばんは。

 

サブローです。

 

今夜は国際親善試合デンマーク代表対スロバキア代表です。

週末にはUEFAネイションズリーグという新大会の開幕戦ウェールズ戦が行われます。

 

ロシアW杯では準優勝したクロアチアPK戦まで持ち込み活躍を見せたデンマーク代表チームに今回の新大会でも期待が高まるところですが、今代表チームは大きな危機を迎えています。

今夜のスロバキア戦にW杯で活躍した選手たちは1人も出場しません。

選手は主にフットサルの選手や国内下部リーグなどから選ばれ、監督含めたスタッフも代行が勤めます。

一体何がおきているのでしょうか…?

 

事の発端は選手のスポンサー契約に関する問題でした。

エリクセンをはじめとする代表の選手たちは、様々な企業のスポンサーを個別に契約しています。

一方代表チームそのものにもまたスポンサーが付いています。

その代表チームのスポンサーと選手たちの個別のスポンサーが、競合企業となっているケースがあります。

そこを代表チームの場合どっちを優先するかというのが問題の発端でした。

交渉期間中は以前の合意内容下で試合が行われていたそうです。

数ヶ月前から新しい合意の交渉はされていましたが、なんとこの新大会の開幕前にデンマークサッカー協会が交渉の打切りを一方的に選手側に通告しました。

選手側はまだ日程的にギリギリまで交渉できると思っていたそうですが、突然の一方的な協会側の態度に困惑しているそうです。

選手側はこの2試合だけは以前の合意内容で試合に出場しても良いと発表していたのですが、協会側は認めないと一点張りで平行線となっています。

結果、代表の選手たちは出場しないことが決まりました。

監督はこの状況下で指揮をとることで選手たちとの関係に悪影響を及ぼさないためにも代行が勤める事となりました。

 

この件の一番の問題は、前述のUEFAネイションズリーグが数日後に近づいているからこそとても深刻なのです。

理由は今回の新大会は次のヨーロッパ選手権の予選も兼ねているのです。

ということは、今回の開幕戦である9日のウェールズ戦に出場できないと失格ということにもなる可能性があるのです。

そういった事情もあり、急遽サッカー協会が用意したのが今回の代表チームなのです。

このチームは株主やオーナーのクラブチームではありません。

デンマークという「国の代表」なのです。

なので、今回の試合をしないという事は今まだ選ばれずに数年後の代表選出を目指している選手たちの可能性まで奪うことになります。

昨日代表チームに招集された選手たちを他の選手側や一部のファンが「裏切り者」、「注目を浴びたいだけ」というような批判をしているようです。

今回の件に裏切り者はいません。

そして、急遽招集された選手たちは自分から出たいと言ったわけでもありません。

とりあえずデンマーク代表というチームを次の大会で失格にならないよう、こういった批判の中集まってくれた勇気ある選手やスタッフたちに協会側も選手側も感謝すべきです。

そして、長い交渉の中突然強硬な手段をとった協会、選手双方に責任があります。

 

一方相手のスロバキアですが、この状況に怒っているようです。

当初想定していた練習試合の相手が主力どころかほとんどの選手が招集すらされていないわけですから、新大会の開幕前の準備の予定が狂ってしまったという気持ちでしょう。

その分試合後にはデンマークにお金による保証も求める考えだそうです。

そして今回のデンマーク代表監督代行が「国の代表として頑張ろう」と声明を出した事で、スロバキア側の選手がフットサルのような違う競技の技術の低い選手に怪我をさせられたら困ると心配しているそうです。

もちろんこの試合が期待したデンマーク代表のメンバーでないことの失望はあります。

でも、相手が自分のチームの価値の高い選手を怪我させたら困るというような声があることには疑問を感じます。

国際親善試合ですが、選ばれた選手は自分の役割を果たそうと一生懸命になるのは当たり前です。

怪我などの事故があってはいけませんし、心配する気持ちもわかります。

でもこのような声が聞こえる事は決してあってはいけない、非常に敬意を欠いたものだと思います。

では、スペインやドイツとスロバキアを比べたらどうでしょう?

もしかすると今のデンマークスロバキア以上の選手の価値の差があるかもしれません。
そして、もしそんなことがあってもそんな事を相手が言うでしょうか?

クラブチームの大会でもイングランドプレミアリーグの上位チームが、4部リーグなどアマチュアレベルのクラブと試合をすることだってあります。

おまけに、試合後に保証を求めるのであれば試合のチケットを1ユーロに下げる必要もないと思います。

もちろん親善試合もビジネスです。

ですが、その差額を試合後に要求すれば済むことです。

わざわざそれをするのは、デンマーク代表チームへの敬意が全くないとしか言いようがありません。

 

このように、デンマークサッカー協会、デンマークの選手、おまけに相手のスロバキアまでがおかしな方向にいっているように感じます。

 

私たちはこんな難しい状況にもかかわらず急な代表招集に応じて、スロバキア戦に準備している今回の代表チームを応援したいと思います。

ただ、デンマークサッカー協会を支持するわけでもありません。

また、一部選手側の態度にも納得できないところもあり本当にどちらが正しいかの判断はできません。

そして、双方に非があることも事実です。

とにかく、少しでも早くこの問題が解決される事を望みます。

 

頑張れデンマーク

 

それでは次回もよろしくお願いいたします。

無神論は海外では変だと思われる!?

こんばんは。

 

マリアです。

お久しぶりです (^-^;)

 

今日は今まで何度も聞いてきた海外(主にヨーロッパ?)で常識とされている事で、「え、それ違うでしょ…?」と思ったものを解説していきたいと思います。

時々海外に行きたいとか興味があると言う人に聞かれたことで印象に残っていたものを書いてみます。

 

今回は、「無神論無宗教は海外では変なことだと思われる」ということについてです。

中には無神論無宗教と言うと信用されないとまで言っているものも見かけました。

ではデンマークではどうなのかここで書いて行きたいと思います。

 

初めて聞いた時は驚きました。

少なくとも北欧では絶対にあり得ません。

そもそもで宗教や神を信じるかどうかは他人が強制してはいけないものです。

無神論の人をおかしいとか思う人は自由ですが文句を言う権利はありません。

人の音楽や食べ物など他人の好みに文句をつけるつまらない人と全く変わりません。

そもそも、相手を「無神論者だから」とか「無宗教だから」という理由で信用しない人こそ相手にしてはいけませんよ 笑
もしいたとしても少なくともヨーロッパや日本ではそっちの方がおかしい人です。
あと、とりあえず無神論の人で一生懸命神を信じる宗教を否定したがる人も迷惑ですよね 汗
むしろ日本以上にヨーロッパでは積極的に神や宗教を否定するAtheismという人たちもいます。
神は存在しないと言うテーマではリチャード・ドーキンズ氏の主張はとても面白いんだそうです(夫からの情報) 汗

 

むしろ最近問題なのは「宗教上の理由」でデンマークの法律や習慣を守ろうとしないような人たちです。

そういった人たちの主張する権利や習慣の中にはデンマークの「自由」や「平等」を完全否定するような酷いものもあります。

デンマークどころか他の国でも難しいような事を、「宗教」ということを利用して押し通そうとする人がいて困っています。

 

ところで無神論の事ですが、私の周りもそういう人は結構います。

それと、最近のデンマーク人のキリスト教は私の夫が「ウチって浄土宗だったよな一応 笑」なんて言うのとほとんど同じ程度の信仰レベルです。

実際デンマークで私は自分が神様を信じていると言うことを馬鹿にされることも結構ありました 怒

ヨーロッパは熱心なキリスト教信者が多いと思っている人は驚くかもしれません。

クリスマスなど大きなイベントの時はちゃんとやる場合が多いですが、毎日お祈りして毎週日曜に教会に行ってる人はほとんどいないと思います。

 

ところで、デンマークの教会で礼拝中に歌う歌は日本の教会でも同じのを使っていることがあるんですね。

以前デンマークの礼拝に夫と出たときに、「日本語の歌詞なら知ってるんだけど 汗」と言われたのを覚えています 笑

ちなみに夫はキリスト教徒ではありません。

無神論者だそうです (^-^;)

でもそれでケンカや問題になったことは一度もありません。

お互いの信仰でケンカになることほど無駄な事はありません。

 

少なくとも今のヨーロッパで宗教を信じるかどうかで人を変に思ったり信用しないと言うような事はないと思ってください。

むしろ、無神論無宗教の意見を持つことも含めて日本やデンマークなど民主主義の国に生きる人の権利です。

もし聞かれた際は悪いとか思わず、自分がそうだと思えば堂々と主張してください。

 

今回は、海外では無神論無宗教はおかしいと思われるかについて書いてみました。

 

 

それでは次回もよろしくお願いします。

 

おやすみなさい。