This is a pen ~デンマーク人と日本人の国際結婚ブログ~

日本人(男)とデンマーク人(女)夫婦の日本とデンマークでの生活。

英語学習について

こんばんは。

 

サブローです。

 

今日は英語学習について書きたいと思います。 何故そう思ったかというと、電車の中で見かける受験生が熱心に単語帳を勉強しているのを見て、妻となぜそこまで日本人は英語を一生懸命勉強しているのに英語が苦手なのか議論になったからです。

 

国際結婚で英語堪能なパートナーをお持ちの夫婦なら1度は経験があるのではないでしょうかこの議論 笑

 

ここまではよくある議論かもしれませんが、ここで私たちがたどり着いた結論は「英語はそこまで重要ではないので、カリキュラムから大幅に削減して良いのではないか?」です。

 

何故そう思うか、理由は以下のようなものです。

 

1.そもそも英語を使う機会がない。

まずこれですが、デンマークやオランダなど小さい国の人ほど英語をしゃべれる人の割合が高いです。

何故かというと、国が小さいのでグローバルに活躍する人材や企業が必要なので世界中で使われている英語を学ぶ必要が出てきます。

日本はどうかというと、人口も単独で1億人を超えており日本向けのサービスがヒットするだけでもかなりのお金を稼ぐことができるのです。

なので、自然と企業が内向きになってしまうので英語以上に求められるのが日本国内でのビジネスのスキルや実績やコミュニケーションの能力になってしまうのです。

 

2.教えられる先生がいない(英語の勉強の目的が違う)

こちらですが、まず日本の英語の先生のどのくらいの人たちが英語を「ちゃんと仕事や日常生活で使えるレベル」にあると自信を持って言えるでしょうか?

あまり割合は高くないのではないでしょうか?

そもそも、日本の勉強は大学受験をゴールと考えたうえで逆算した学習システムでできているので「受験に使えるもの」を優先して学んでしまいます。

結果、必要以上に文法や発音などに時間を費やしてしまいそもそもの目的であるはずの、「英語を使う」というレベルに達することができません。

だから、先生に求められるものは「使える英語」を教えることではないのです。

ただ、やはり本当に最低限の基礎レベルは学んでおく必要があります。

それは受験英語を圧縮して無駄を省くだけで補うことができます。

そして、それ以上学びたい人は独学するとか個別に学べばいいのです。

 

どうでしょうか?

皆さんも色々な経験をされているので、様々な意見があるかと思います。

私は今でもほぼ毎日仕事で英語を使いますが、自分の英語を自信を持って使えるレベルかといわれると正直自信がありません。

ただ、仕事で英語を使えるようになったきっかけは日本の英語の授業でも受験勉強でもありません。

ある企業の就職の最低ラインTOEICスコア600点を超えるために、1か月様々な本を読んだり人に聞いて自分で作り上げた、独自の学習計画で3か月ひたすら独学をしたことがきっかけです。

その時受けたTOEICのスコアが800点台でしたが、その時思ったのは最低ラインを超えた嬉しさよりも、「何でこんなに遠回りしなきゃいけないんだ」ということです 笑

これが今の英語の授業に意味がないと思う自分なりの根拠です。

 

ほとんどの日本人にとって英語は使うためのものではなく、辛かった学生時代の思い出と受験のためでしかないのではないでしょうか。

そんな無駄なことのために学生時代の半分近くを費やしてしまうのなら、会計や税金などもっと実践的なことを学ぶ時間にするべきではないでしょうか?

 

企業も最近は学生に「即戦力」を求める傾向があります。

どうでしょうか?英語は一部の企業には即戦力になりますが、それよりも会計やビジネスの仕組みなどを最初から理解している学生の方が日本国内をメインに営業している企業にとっては都合がよいのではないでしょうか?

 

妻と電車を降りて歩きながら長時間議論したことと、自分の実体験を合わせて書いてみました。

 

次回もよろしくお願いいたします。

 

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