This is a pen ~デンマーク人と日本人の国際結婚ブログ~

日本人(男)とデンマーク人(女)夫婦の日本とデンマークでの生活。

日本をどう思いますか

こんばんは。

 

サブローです。

 

私たち夫婦が国際結婚ということもあり、ここ数年情報収集や勉強も含めて海外に住んでいる人や私のように国際結婚している人のブログやニュースの記事によく目を通すようになってきました。

また、私はこれまで仕事やプライベートなどで、海外在住経験が長い人や仕事などで外国の人たちと関わることが多い日本の方たちと会ってきました。

 

そんな人たちを見ていると、あくまで私の意見ですが大きく分けて2つのタイプに分けられるような気がします。

 

1.異文化を見ることによってさらに深く日本や世界を見つめることができる人

2.とにかく日本の批判ばかりしてしまう人

 

私が会ったタイプのほとんどが1のタイプでしたが、やっぱり一定の割合で2のタイプの人もいるみたいです。

 

まず1のタイプですが、日本や世界に関する特定の分野の深い知識や意見を持っている人が多いです。

なぜそこまで詳しいのか聞いてみると、違う文化を体験する中で日本や世界に対して今までと違った見方ができるようになった、友人や外国人の親せきに日本のことを色々と詳しく聞かれてちゃんと答えようとして一生懸命日本のことを改めて学びなおした、など色々な理由がありました。

日本を批判するときも、ただ一方的に日本は悪いというだけではなく非常に論理的で、かつ自分が見てきた他国の例なども含めてどうすべきかしっかりとした意見を持たれている方が多いです。

 

私も、妻の祖母に日本の歴史を縄文から平成まで1日かけて説明しました 笑

その際何度も説明の途中で鋭い質問を受けました。

そうか、こんなに私たちが当たり前だと思っていることも外からみたらこんな見方ができるんだなー、など本当に勉強になりました。

 

実際妻も、日本に住んであらためてデンマークの良い点悪い点を見つめなおすことが何度もあり、結果もっとデンマークが好きになったと言っていました。

 

そして次は2のタイプ。

旅行や仕事や留学など実際の体験に基づいてはいる部分はもちろんあるのでしょうが、とにかく○○は良いのに日本は全然ダメなど、○○を見習えと言っているような人たちですね。

見習え見習えと言っている割に、改善案よりも攻撃や文句だけになってしまう人も。

表面的には正しく聞こえてもしっかりとした分析がかけていて感情論に陥ってしまったり、所謂「隣の芝生は青い」というのが行き過ぎてしまったようなケースでしょうか。

 

妻がたまたま出会った2のタイプの人はひたすら日本の男性をけなすような人だったようで、せっかく日本の生活を楽しんでるのに会話の際中ずっと日本の文句ばかり言われて嫌な気分になったと言っていました 笑

どちらかというと妻は2のタイプの人の割合が私が見てきたよりも多いと言っていました。

まあ人によってタイプごとの割合もある程度変わってくると思います。

 

たしかに、外国に行くとまず感じるのはその国の良いところと日本の悪いところが目立つと思います。

でもその程度なら1日でもその国に行った事がある人ならだれでも感じるレベルで、もう少し観察と冒険を続けると次の段階に入る気がします。

その国の良いところや悪いところは日本ではどうだろう?この国の人たちなら日本が直面しているある事柄について何を考えどう対処するのだろう?などです。

不思議なことに外国や異文化を体験することで、その国の様々な事情を学んでいき、結果日本に対する考え方や知識にも深みが出てくるのです。

 

私の場合、妻の母国ということもあり日本の色々なことの比較対象は大体デンマークになります。

正直デンマークと日本の年金制度や医療制度や教育制度を比較すると、今後もし私たち夫婦に子供ができたらなど考えるとやっぱり日本をいずれ出ないとダメかななんて思いたくなる時もあります 笑

日本のニュースを見ると、あまりにも国民をないがしろにした政治家の言動に落胆することもしょっちゅうです。

時には色々な日本の悪い習慣など、私もわかっていながら私個人ではどうすることもできない日本の問題で妻と喧嘩になることもあります。

 

それでも妻がそんな日本を好きになって、ずっと一緒に住みたいと言ってくれていることにはとても感謝しています。

同時にあらためて日本を好きになるきっかけをくれた妻に感謝して一生懸命デンマークのことも勉強してさらに自分の知識を深め、妻を大切にしていきたいと思います。

 

次回もよろしくお願いします。

 

 

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