「少子化対策」確かに大事だけどちょっと待って!
こんばんは。
マリアです。
日本では最近少子高齢化での人口が減ることの対策が盛んに議論されていますね。
実際このままでは、人口が結構減ってしまうでしょう。
人口が減ることへの対策としては子供を産みやすい育てやすい社会にして将来の人口を増やすなどがあります。
他には移民という選択肢も議論になっていますね。
ただ、移民に関してはまた別の機会に触れたいと思います。
私は人口減少という危機の対策のひとつとして日本の人に気付いてほしいことがあります。
人口=国の力とはよく言いますが、学校の教育や仕事などにおいて日本はかなり効率の悪いことをしている部分はありませんか?
私はその点、まだ日本はそこを改善するだけで国の力は維持できるしうまくいけばそれ以上も望めるんではないかと思います。
色々例があるのでここでは詳しく書きませんが、私は日本に来てから学校や仕事のシステムで非常に効率が悪いなと思うところがいくつもありました。
ただ、20世紀のこれまでの仕事はかなり取り組む時間や量で差が出るようなものが多かったので、それこそ国民性がまじめな日本人には量で勝負するやり方は本当にピッタリでした。
一方デンマークは日本とは人口に圧倒的な差があります。
そう考えるとデンマークは効率よりも量で勝負するというやり方は元々できないのです。
だからこそデンマークなどの北欧の国家は教育など国民の質を高めることに力を入れてきました。
人口が少ない国家が唯一大きい国と対等にできるための方法だと思います。
昔は小さい国も外国の土地を奪って代わりにしたりできましたが、今は21世紀です。
そんなことが許される時代も終わりました。
仕事も大人数で長い時間一生懸命働くからといって良い仕事に必ずつながるわけではありません。
だからこそ人口が減らないように努力する一方、この機会に教育などを見直して国民の数ではなくて質を高める国づくりについて考えてみてはどうでしょうか?
特にそういった事を学ぶ上でデンマークは日本に良い見本を見せられるところがいくつもあると思います。
これを機会にデンマークと日本の結びつきがさらに強まって、お互いの良いところを学びあえたら良いなと思います。
それでは次回もよろしくお願いします。
おやすみなさい。