サイダーってお酒だったの?
こんばんは。
マリアです。
日本で日本語を使って何年も暮らしていても、まだまだたくさんビックリすることがあります。
特に多いのは、外国の言葉を日本語として使っている言葉が結構ありますが、元々の意味と日本の意味の違いに関してです。
私の様に日本に住んでいる外国人や海外生活が長い日本の人も、いくつも思い当るところがあるのではないでしょうか?
今日も夕食後に夫と日本のアニメを見ていたらこんな場面がありました。
「サイダーとラムネの違いは瓶の形」と説明がアニメでありました。
「ふ~ん、そうだったのか」と夫は反応していましたが、私は「え、ラムネはお酒じゃないでしょ?」と返しました。
「え...!?」その瞬間夫は目が点になっていました 笑
そこで気が付いたのは、日本とヨーロッパではサイダーの意味が違うということです。
まずはヨーロッパの意味を調べてみました。
ヨーロッパでのサイダーとは、しぼったリンゴを醗酵させてできたアルコールが少し入った飲み物のことを言います。
中には洋なしサイダーとかもあるんですが、ベースはリンゴです。
サイダー用のリンゴまであるほどです。
アルコールは大体2~8%が普通です。
もともとサイダーは全部が炭酸が入った飲み物ということではなかったようですが、最近は炭酸を入れた飲み方がはやってきているそうです。
ちなみに、デンマークで人気のサイダー(ヨーロッパの意味の方です)はカールスバーグが作っているものです。
これがカールスバーグのサイダーです。
※お酒が入っているので、年齢認証が必要です。生まれた年を入力してください。
カールスバーグと言うと日本ではビールというイメージですが、デンマークではお酒だけではなくスポーツドリンクとかもあったりします。
今度は日本で調べてみました。
調べてみると、やっぱり日本ではサイダーはラムネとほとんど同じ炭酸の飲み物のことみたいですね。
違いはビー玉入りの瓶かどうかというくらいあいまいなようです。
でも実はサイダーが日本に伝わってすぐのころは、リンゴの味の飲み物のことを言っていたみたいです。
そしていつの間にかラムネとサイダーが同じようなのになっていったみたいですね。
ちなみに、ラムネはレモネードの英語の発音がラムネと聞こえたことが由来だそうですね。
たぶん日本に来る前にその話を聞いたら「え、なんでそうなるの?」と感じたと思いますが、今は外国語の日本風の発音にも慣れてきたので、その辺もわかるようになってきました。
デンマークでもサイダーはお酒が入っているのですが、夫はデンマークに行くとビールばかり飲んでいるので気付かなかったそうです 汗
今度デンマークに行くとき試したら?と言ってみたんですが、まだまだ色々飲んでみたいビールがあるのでもし覚えてたら教えてと言われてしまいました 苦笑
というわけで、みなさんももしヨーロッパに行く機会があれば「ヨーロッパのサイダー」を試してみてください (^-^)
夏に飲むことが多いので、夏にヨーロッパに行く人にはピッタリです!
それでは次回もよろしくお願いします。
おやすみなさい。