This is a pen ~デンマーク人と日本人の国際結婚ブログ~

日本人(男)とデンマーク人(女)夫婦の日本とデンマークでの生活。

これまでの結婚生活を振り返って国際結婚の問題を考えてみました

こんばんは。

 

マリアです。

 

気づけば私たち夫婦は結婚生活4年目に入っています。

時々国際結婚した人の結婚生活はどんなもの?と聞かれることがあります。

普通の結婚生活です!と答えたらつまらないですよね 汗

でも私たちは割と普通の結婚生活だと思っています 笑

まあ国際結婚ということで面倒な手続きとか色々ありましたが。

というか、国際結婚がそもそも普通じゃないよね?って言われたらまあそうかもしれません 笑

 

きっとこのブログを読んでいる人の中には、国際結婚の良い点だけでなく問題点も知りたい人もいるかと思います。

それに私たちはいやなこともいいことも結婚生活だと思っているので、そういうところもしっかり書いておこうと思います。

でも、私たちはうまくいかない理由をとにかく国際結婚だからというようには考えていません。

私たちにとっては国際結婚というのは、国籍など制度や法律でそう扱われているだけで結局は普通の結婚と同じなんです。

私たち夫婦はたまたま結婚した相手が別の国の人だったというふうに考えていますから 笑

中には国際結婚の問題なんて何もないという夫婦もいるかもしれませんが、やっぱり国際結婚だからこそ起きる問題というのは私たちの場合はいくつかありました。

というわけで、国際結婚だからこそ起きる問題と解決方法を私たちの経験を振り返って書いてみました。

 

1.ビザや結婚など手続きの問題

ビザなど結婚手続きは本人たちにはどうにもならない理由の問題が起きることはよくあると思います。

私たち夫婦は本当はもっと早くに結婚しているはずでした。

偶然夫の転勤が多い時期と重なったので、婚姻届を出すたびにその街で必要とされる書類の種類が違ったりなどで本当に時間がかかってしまいました。

デンマーク人と日本人という結婚の前例がほとんどなかったことも関係していたようです。

こればっかりは夫婦の努力でもどうにもなりませんね 苦笑

まあそれも含めて国際結婚ということなんでしょうね。

これに解決法はありません…。

ただ、こういった手続きが長引いてしまうこともありえるという覚悟をしておく心の準備が必要です (。-_-。)

 

2.言葉の問題

私たちは自営業ということもあって、夫婦が一緒にいる時間が長いです。

仕事の事だけでなく、日常の会話もかなり多いです。

会話も多いですがその分よく喧嘩もします 笑

喧嘩をした時はお互いがスッキリするように話し合うようにしています。

でも、結婚してすぐの頃はなかなか話し合ってもスッキリしないんです 汗

こういう時はお互い英語を使うという事はありません。

だってお互い英語は外国語ですからね。

やっぱり気持ちを伝えるには母国語の方がいいです。

でも、共通の母国語がないというのが国際結婚では普通だと思います 汗

だからこそ、どちらかが相手に合わせなくてはいけません。

私たちは今は日本に住んでいるので、私が日本語を話します。

最初の頃はちょっとしたニュアンスが伝わらなかったり、誤解したりでさらに喧嘩が激しくなったり余計に疲れたりしてしまうこともよくありました。

でもそれをそのままにしたり曖昧にすると、気持ちのすれ違いになってしまいやすいのではないでしょうか?

そこを何度もぶつかっても、お互い言いたい事や聞くべき事がちゃんと伝わるまで続ける事で上手くいったと思っています。

その頃の私の日本語は細かい間違いがよくありましたが、夫がそういう間違いを責めたり喧嘩に利用しないで、どんなに怒っていてもしっかりとお互いの言いたい事が理解できるように注意していました。

夫の言った言葉の意味がわからずに、喧嘩の途中に言葉の説明をしてもらったりもしました。

日本語で喧嘩をするので私の負担はとても大きくて、途中で疲れて諦めそうになったりするときもありました。

そんな時は割と短気な夫ですが、我慢して一旦休憩して一生懸命励ましてくれました 笑

こんな感じで、お互い負担は半分ずつとまではなりませんが、我慢しあって喧嘩をしてきました。

今はそういった事もなく普通に日本語で夫を圧倒します 笑

私は日常のやり取り以上に夫婦喧嘩でかなり日本語が上達しました 苦笑

 

3.デンマークの家族と過ごす時間

これはみんな想像すると思います。

でも冷静に考えるとそこまでの問題ではないんです。

私たち夫婦は今は夫の両親と暮らしていません。

過去1年で夫が両親と過ごした時間を計算すると、実は私がデンマークの両親と過ごした時間の方が長いんです!

去年夫の家族とデンマークに行きましたが、今年は私の母が約1ヶ月私たちの家にいました。

デンマークに住んでいた時も私は16才から両親とは別の街に住んで勉強していたので、結局過ごす時間はそこまで変わらないんです。

もし両親と離れて住んでいる人は、これまでの1年間で両親と過ごした時間を計算してみて下さい。

意外と少なくて驚くと思います。

ただ、今後起きる可能性がある問題はデンマークに住んでいる家族に何かあった時に日本からでは遠すぎるので何か特別な対応が必要になるかもしれません。

後はクリスマス以外の誕生日などのイベントに参加できないことはちょっと残念ですが。

 

この記事を書きながら、私たちに国際結婚だからこそ起きた問題を思い出していましたが結局これくらいしかありませんでした。

それ以外は国際結婚だからとかは関係ない普通の結婚生活の問題なんです。

夫が日本人と結婚していても、私がデンマーク人と結婚していても起きる問題です。

何でも国際結婚だからと考えるよりも、普通の夫婦の問題と思って普通に解決方法を考えればいいんです。

ビザや手続きなどは面倒でこちらにはどうにもできないので仕方ないですが、言葉の問題はとても大変な問題です。

これこそ国際結婚だからこそ起きる問題で絶対に解決するべき事だと思っています。

一番大変なのはもちろん、相手の国の言葉を学ぶ方です。

だからこそ起きた相手の方もそれだけ大変な思いをしている事をしっかり理解して支える覚悟が必要です。

結婚生活は相手にあわせたりあわせてもらったりの積み重ねなんだと思っています。

言葉の問題という特殊で難しい問題はあっても、その基本の部分は変わらないと感じました。

 

結局、ふつうの夫婦でも起きるような問題を「国際結婚のせい」にしてしまうことがお互いに壁を作ったりすれ違いが起きる原因ではないでしょうか?

 

それでは次回もよろしくお願いします。

 

おやすみなさい。

 

 

 

 

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