This is a pen ~デンマーク人と日本人の国際結婚ブログ~

日本人(男)とデンマーク人(女)夫婦の日本とデンマークでの生活。

国際結婚で気をつけた方がいい事は?

こんにちは。

 

サブローです。

 

今日は久々に国際結婚に関する話題です。

何度か書いているように私たちは、国籍の違いによって法律的な扱いなどどうしても避けられない問題以外では「国際結婚だから」というのは特に意識していません。

そうは言っても、国際結婚は法律的な面以外で普通の結婚生活と変わらないというようにするために気をつけないといけない部分があるのも事実です。

そこで今回はその一部を記事にまとめてみました。

 

1.2人の問題を何でも国や文化の違いのせいにしない

これはとっても重要なことです。

友達や仕事の同僚なら多少のトラブルや違和感も「文化の違い」で曖昧にしたりその場を切り抜けるのは間違っているとは思いません。

でも、夫婦の間でこれをやるのは私は良くないと思います。

私たちは繰り返し書いている通り、国際結婚とは言っても手続上や法律的な扱いの違いはあれど普段の生活は普通の夫婦関係と何も変わらないのです。

だからこそ「日本人はこうだから」を持ち込んで夫婦の問題を解決できないことにして意地を張るのは良いことだとは思いません。

大事なのは自分が日本人とかデンマーク人だからこうするのが普通ではなく、相手にどうしてほしいか、相手にどうしたいのかが重要なのです。

「これは自分の家ではそうしてこなかったけど、相手の家ではこうなんだな」、普通の夫婦ならそうなるはずなのに、国際結婚の場合だといつの間にかそう言ったちょっとの違いも「文化や国の違い」になってしまうのです。

特に外国に移住したパートナーは個人の趣味などに基づくちょっとした違いも、家の外では「文化の違い」で流されたりする経験を何度もしているはずです。

でもそれを我慢したり適当に流せるのは、相手が他人だからです。

そして、そういった経験は時にはストレスにもなっているのです。

もちろん、デンマーク人なんだからやっぱり誕生日は盛大にお祝いして欲しいとか日本人なんだから初詣はちゃんとやりたいとか行事に関する見解の違いを「文化の違い」で説明するのは理解できます。

そして、それはお互い様なのだから双方のものをそれぞれ認めればいいだけです。

でも、夫婦間の生活において相手の嫌がっているところを日本人だから、デンマーク人だからと認めさせるのは本当に意味がないと思います。

何度か書いたと思いますが、国際結婚はあなたが日本人だから相手は結婚したわけではないんです。
あなただから結婚して、その人が別の国籍だったそれだけなんです。

まあ「外人が好きだから」とか「日本人がいいから」など相手よりもまずそんな事情を優先した関係の人も見たことはありますが、それは一般的なケースではないと思います。
それなのに、お互いの問題を解決しようとせずに「日本人だから」と言われたって、大事なのはあなたが日本人かどうかよりもあなた自身とお互いにとって良い事のはずですから。

 

 

2.パートナーの言語習得に付き合わなくてはいけない

重要なのが言葉についてです。

双方が英語のような共通でできる言葉があるならまた話は別ですが、片方が相手の言語を学ぶ場合はしっかりサポートする必要があります。

ちなみ、私たちも英語でやり取りする選択肢もあったのですが、せっかく日本にいるのだから日本語を話したいという妻のおかげで仕事以外では完全に日本語を使う生活をしています。

(ということは、デンマークに住む場合は私もデンマーク語を頑張らないといけないわけですが 汗)

日本では特に英語がちょっと出来るだけで、すごい人と持ち上げてくれる人も多いですよね。
でもその一方、言葉なんて外国に住めば自然に出来るようになる位に軽く考えている人も同じくそこそこにいるという風に私は感じています。
そして、後者の人たちは実際には海外生活や他言語を仕事などで使う機会すらない人に多い気がします。
どのくらいの割合かは個人の経験ですからさておき、国際結婚する人は後者のような考えは捨てた方が良いでしょう。

特に日本人は留学経験がある場合などを除くと、6年以上も英語を勉強していて英語ができるようになった人は殆どいないわけですから。

そんな一般的な日本人がさらに英語以外の言語を習得する自信はあるでしょうか?

日本語を学んでくれるパートナーはそれ以上の苦労をしているのです。

日本人は散々勉強させられた英語ができなくてもそこまで困りませんが、日本語を学ぶパートナーは生活のためです。

言葉の上達の段階次第で中々知らない人とは積極的に話せなかったりする事もあります。

発音や言葉の間違いを気にしてしまう時期もあります。

一方、外に出れば「ありがとう」、「ご馳走様でした」と基本の一言だけで日本語が上手だと褒められたりなんかもあります。

そのような経験ばかりで自分の本当の日本語力がわからなという悩みも抱えているかもしれません。

そんな時にもパートナーはそんな自信のない相手に付き合う義務があります。

自分が相手の言語を学んだならともかく、「もっと勉強した方が良いよ」、「会話に付き合うのに疲れた」なんて絶対に言ってはいけません。

もちろんまだ拙い日本語に付き合うという、普段とちょっと違う特殊な会話で疲れる気持ちもわかります。

過去に私も思った事はもちろんありましたが、絶対口にはしませんでした。

会話で一番疲れているのは言葉を学んでいる相手の方であるということは忘れないでください。

特に最初の頃は普通の話をするだけでとっても疲れるものなのです。

そして、相手の方が自分の国の言葉を一生懸命学んでくれているという事実に感謝すべきです。

 

 

3.「まだ日本/デンマークのことがわかっていない」と言わない

これは結構よくあるケースみたいですね。

相手に「まだよく日本のことわかってないから」と言ったりそういう扱いをする事です。

もちろん、そういう事だってあると思います。

でも、伝えるタイミングや伝え方などには気をつけて下さい。

特にその事を夫婦の外に話すのは良い事ではありません。

相手だって頑張っているわけですから、それを本人と他人の前で言われたらとても傷つくのは当然だと思います。

例え本人が自分でそう言っていても、他人の前には絶対言ってはいけません。

日本に来てまだ一年もたっていないくらいの相手なら気にしないかもしれませんが。

そう言いたくなった時は、自分が逆の立場だったらどの位できているかを考えて一呼吸置いてからにしましょう。

私はこういう場合は褒めながら相手にやる気を出してもらうのが良いと思っています

 

 

4.日本の普通の夫婦像を当たり前と思わない

最初にも書きましたが、これも「日本ではこう」とか「デンマークではこう」というお互いの普通をぶつけ合っても仕方ありません。

少なくとも私の場合は時々見かける「日本の普通」は私の家族には当てはまらない事も多いので、どこまでがその家特有の習慣で日本の普通なのかという線引きがよくわかりません 笑

もしかしたら、「日本の普通」の夫婦像にしたいと思っている人も実は「両親の普通」に自分たち夫婦もしたいということなのかもしれません。

でも、相手にも別の両親の下での「普通」がある訳ですし親ではなくて自分の人生です。

結婚生活は2人でするものですから、お互いにとって一番良い選択肢が「普通」よりもベストなはずです。

 

 

5.パートナーの苦労を認めて感謝すること

これは普通の夫婦でも当たり前かもしれませんが、国際結婚の場合は少し事情が違います。

なぜかと言えば、国際結婚のほとんどが夫婦のどちらかが相手の母国=異国に移住するわけですから。

もう大前提がとんでもなくとんでもなく大変な事なのです。

私の妻もこれまで学校でも一切学んでこなかった日本語を自力で話せるようになり、一緒に商売までしていると思うと、同じ事が自分にデンマークでできるかと言われると非常に難しい事です。

どちらかが負担しなくてはいけない一番大変な部分を妻がしてくれているという大前提と、その事への感謝の気持ちは何年経っても忘れないようにしたいと思います。

 

 

今回は国際結婚する上で覚悟すべきことについて書いてみました。

 

それでは次回もよろしくお願いいたします。