This is a pen ~デンマーク人と日本人の国際結婚ブログ~

日本人(男)とデンマーク人(女)夫婦の日本とデンマークでの生活。

過激な意見を言う時程、根拠を具体的に示して論理的に

こんばんは。

 

サブローです。

 

すごい変な事が書いてあると知人にあるブログの記事を教えてもらいました。

読んでみたところ、「日本語ができる外国人は危ない」んですって 笑

なるほど、確かに私の妻は怒るととっても危険です! 笑

と、冗談はさておき。

 

それはつまり、特定の国の母国語を理解できる外国人はその国にとって危ない存在という事なんでしょうね。

実例を挙げて説明すると、私の妻は母国語のデンマーク語以外に日本語と英語ができます。

と言うことは、妻はオーストラリアやイギリスやアメリカでも信用できない危ない外国人という事になるんですね 笑

「自分の妻の真の姿は日本とアメリカ等の英語圏でも危険な人物」って何かの映画の設定みたいで格好良いですね 笑

 

それともこれはわたしの拡大解釈で妻の英語のような例は適応されずに、日本語ができる外国人だけが危ないというのでしょうかね?

根拠はなんでしょうか? 笑

この主張だと、私の妻も含め外国人は日本に来て日本語を学ぶ過程で人格が歪んでいくのでしょうか? 笑

公にそのような事を言うからには、根拠を示さなければいけません。

もちろん意見として言うには自由ですが、「根拠は自分の経験」と言うなら公にする以上その事をちゃんと説明しなくてはいけません。

高卒でなんと国語で赤点を取り、校内の劣等生で有名だった私でもわかる事です 汗

 

私は妻以外にも日本に家族や仕事の事情で移住してきて日本語を学んだ、多くの外国人の知人や友人がいます。

その人たちはみんな危険な人たちなんですか?

個々人の性格や多少の文化的な違い等はさておき、一体その人たちがどれほどの覚悟と努力で日本語という難しい言語を学んだかを考えてみてください。

日本という国で生きていくために様々な方法で日本語を学び、一生懸命働き日本のために税金を納めてくれている人たちです。

しかも、私よりも前の世代の外国人や今でも移住する地域によっては、言葉だけでなく様々な適応にもふつう以上に苦労された方もいると思います。

もちろん、真面目に日本語を学んでも悪い事に利用する人も一定数いるのは事実ですが。

それを何の根拠もなく、日本語ができる外国人を危険な人物扱いとは相当な差別主義者ですね 笑

それでいて、日本には差別があるとか外国人差別反対なんて言っていたとしたら笑っちゃいますよね。

これ有名人なら炎上不可避ですね 笑

言い方には気をつけなくてはいけません。

多少過激な意見を言うならばこそ、しっかりと論理的にその意見の根拠を説明できなければただの感情論でしかありません。

 

しかも、そのブログは国際結婚している人が書いたものだと言うのですから驚きですね。

自分の身内は特別なのか、それとも自分の身内が日本語をできないので周りの日本語を学んだ外国人への嫉妬八つ当たりなのでしょうか?

それ自分のパートナーの周りの外国人達の前でも言えるんですかね?

ロクな根拠も示さず過激に「自分は違う」、「自分は真実を知っている」と主張したがり、外では小さく弱気というステレオタイプネット弁慶みたいな感じでしょうかね 笑

 

私たち夫婦も外国人労働者受入拡大には反対です。

詳しくは書きませんが、AI機械化等による効率化、働きやすさの見直し、教育システムの改革等で日本の強みだった「勤勉さと量」の部分を「勤勉さと質」に変える事で乗り切れると思っています。

そして一方、自分の都合でしっかりとした根拠を示せずに感情論で差別的であったり過激な発言をする人たちこそ、日本の不利益のために行動する「危ない人たち」だと思います。

 

最近は右も左も過激な意見が飛び交っていますが、過激な意見を言うならば必ず具体的な根拠を示して論理的な説明を心がけなくてはいけませんね。

あとはネットでものを書くという事のリスクについても頭に入れないといけないと改めて学ぶ機会になりました。

 

それでは次回もよろしくお願いいたしします。

 

 

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