外国語を上達させる秘策
こんばんは。
マリアです。
以前、私が学校にも行かずにどうやって日本語を学んだかを記事にしました。
この記事を読んでいて、あらためて私が日本語を学んだ方法を考えた時にさらに上達を早くするポイントを見つけたので書いてみたいと思います。
思い出してみると私の日本語が上達する時は、そのレベルに合わせて色んな「動機」があったことに気づきました。
もちろん、1番の目標は今でも変わっていません。
日本語を外国人と思われないくらい上手くなって、たくさん日本でしかできない経験をすることです。
でも今のレベルになるまでは、気づかないうちにたくさんの細かい目標ができては達成しての繰り返しでした。
まずは、日本に来てすぐの頃です。
その頃はとにかく何とか日本になれなくては、1人で生活できるようにしなくてはということで、値段の聞き方や道の聞き方など自分のわからないことを説明する日本語を学ぶ必要がありました。
そして、日本の人と日本語で会話したいという思いもありました。
でもその頃は、本当に簡単なあいさつからちょっとした会話程度です。
下手でも、日本の人は一生懸命聞いてくれるので助かりました 笑
そして、次のステップは夫との出会いです。
夫と仲良くなるために、色んな話しができるようになりたいと思いました。
ただ、趣味や難しい話はなかなかすぐには理解できませんでした。
そして、喧嘩もしました。
そんな時も、怒っている感情も悲しい感情も日本語で伝えたいと思いました。
この先は、さらに本格的になって行きます。
夫と面白い会話をするために色んな日本の笑いをわかるようになりたい、デンマークの面白い話を夫に教えたいなどです。
夫と面白い話ができたら、今度は日本のお笑い番組(夫が時々見ているので最初は笑点でした 笑)を見たいとも思いました。
そうすることで、日本での他の人の面白い会話についていけるようになりました。
他には夫の親戚に会った時もっと丁寧な対応がしたいと思ったり、お稽古での言葉遣いを直したいなどどんどんやりたいことが広がっていきました。
日本語が上手くなりたいという大きなゴールは今も最初と変わりませんが、それまでの間に色々な種類の動機があってその度に私の日本語が上達していったんだなと思います。
今は、日本語という単純な言葉だけではなくてもっと作法や礼儀などを詳しく学びたいと思っています (^-^)
このように、次々ともっとやりたいことや興味が出てくることで私は学ぶスピードを上げることができているんです。
特に負けず嫌いの私にとっては、夫との喧嘩は相当日本語の上達になりました 苦笑
今は日本語の会話ですれ違いとか誤解みたいなことは殆どないので、喧嘩は滅多にありませんが 笑
最初の頃は小さな目標がたくさんでしたが、上達すると今度は目標が少なくなる一方で難しいものばかりになっていきます 汗
今回の話をまとめると、「学ばなくてはいけない」、「学んだ方がいい」というところから「学びたい」という理由を見つけだすことが1番重要なんです。
私の場合、「学ばなくてはいけない」でも外国語を本当に学ぶには足らないと思います。
そのレベルではなんとかやっていけるというサバイバルみたいな目的での上達はできます。
まあ、いやでも一度決めたら絶対に最後までやるというものすごい集中力の人なら「学びたい」ではなくてもできるのかもしれませんが。
私にそれはちょっと難しいです…。
でも、私も含めて殆どの人が本当にその言葉を上達させるには「学びたい」理由を見つけないとどうしてもたどり着けないゴールがあると思います。
こんな感じで、これからも私は少しづつ色々な目標を見つけて日本語を勉強していきます ^ ^
この記事が外国語を学ぶ人の参考になれば嬉しいです。
それでは次回もよろしくお願いします。
おやすみなさい。