デンマークでは働いたら負け
こんばんは。
サブローです。
最近デンマークで話題になっているニュースにとても驚きました。
母子家庭か父子家庭で3人の子供がいる世帯か、両親に2人の子供のいる世帯で親が無職の場合は特別な手当が支給されるそうです。
これが今回20300DKK(約316000円)〜23200DKK(約360000円)に減額される事になりました。
その金額が安すぎるという議論が起こっています。
ちなみにこれは税引後の金額です。
日本とは物価が違うとはいえ、ちょっと高すぎる気がします。
妻も以前は母親と二人暮らしでしたが、減額後の金額よりもかなり下回る金額で生活していたのでいくらなんでも貰いすぎだと驚いています。
妻の母は普通に働いていましたが、収入はこの金額よりも大分安いそうです。
ちなみに、この件に抗議してこの手当をもらっている人たち数千人がデモをやったそうです。
そこに人手不足のタクシー会社の人が「ウチに来ませんか?」と声をかけに言ったそうです。
結果は…、電話2件しか集まらずにしかもキツイからイヤだという理由で辞退だそうです 苦笑
タクシー会社の人は、せっかく前に進む機会があるのに誰もやる気がないなんてと嘆いていたそうです。
運転免許がないという人には免許取得のお金も負担してくれるなどかなり良い条件だったのですが…。
シフトも自由に決められるなど、仕事を始めるにはピッタリですし。
(ちなみに、デンマークは日本と同じで運転免許取得には結構お金がかかります。)
まあこの件が話題になった後に応募はあったみたいですが。
とにかくこの件で抗議している人たちは、いかに自分たちが弱いかを盛んに主張しているそうですが、ちょっと待ってください!
もちろん弱いのは仕方ないと思います。
でもね、弱い人であっても政府や家族や何らかの人や機関から支援や保護されているような人は、今の自分よりも少しでも強くなろうとする義務があると思います。
もちろんすぐに結果にならない事だってあります。
でもそこまで努力して、できなかった人こそ賞賛されて励まされて次のチャンスを与えられるべきだと思います。
何もしないで権利だけ主張してお金は貰うなんて信じられません。
こんな事が世の中で認められてしまっては、それこそまさに「働いたら負け」という迷言が現実になってしまいます 苦笑
トラウマ、コンプレックスなどそんな事は私も妻もたくさんあります。
色々体調を崩したり時には病気などもあります。
それに、今は自営業のストレスやプレッシャーで相当キツイです 汗
それでも少しずつでも前に進もうとして来たからこそ、私たちの出会いもあったし今の生活があると思っています。
最近はデンマークが人道主義を無視した冷たい国なんて言う人もいますが、むしろ優し過ぎなんじゃないかと思ってしまいます 苦笑
先ほどのような行き過ぎとも取れる手当に、教育費無料、医療費無料、生活保護など至れり尽くせりではたしかにこれ以上移民を受け入れられないと言うのも頷けます。
これらの手当はデンマーク人だけでなくもちろん外国人も対象です。
もちろん配偶者ビザの制度など不満はありますが、私は外国人にもこれだけ手厚い保障をしている国のどこが人種差別の国と批判されているのか理解できません。
これだけやり過ぎなくらい、デンマークに住む人たちを対象にお金を支給していれば定員オーバーになって移民を受け入れられないのは普通な気がします。
デンマークが差別をしていると主張する人たちは、もうすでにデンマークが受け入れて来た外国人がどれだけの保障を受けているかを他の国と比較してみてはどうでしょうか?
とにかく、この件であらためて福祉国家といわれるデンマークの問題点を見た気がします。
もともと兵庫県の人口くらいしかいない国なのに、さらにこれ以上人口が増え過ぎてしまっては本当に簡単に財政を破綻に導いても不思議ではありません。
優しさと言うべきかは難しいですが、このをような「優しさ」が原因で国が破綻してしまっては元も子もありません。
日本は社会保障のお金がないとずっと問題になっているので、デンマークもこの仕組みを続ける事で日本と同じような道を辿ってしまわないか心配になってしまいました。
今日はデンマークで話題になっている出来事とそれに対する私の意見を書いてみました。
それでは次回もよろしくお願いいたします。
これまでの結婚生活を振り返って国際結婚の問題を考えてみました
こんばんは。
マリアです。
気づけば私たち夫婦は結婚生活4年目に入っています。
時々国際結婚した人の結婚生活はどんなもの?と聞かれることがあります。
普通の結婚生活です!と答えたらつまらないですよね 汗
でも私たちは割と普通の結婚生活だと思っています 笑
まあ国際結婚ということで面倒な手続きとか色々ありましたが。
というか、国際結婚がそもそも普通じゃないよね?って言われたらまあそうかもしれません 笑
きっとこのブログを読んでいる人の中には、国際結婚の良い点だけでなく問題点も知りたい人もいるかと思います。
それに私たちはいやなこともいいことも結婚生活だと思っているので、そういうところもしっかり書いておこうと思います。
でも、私たちはうまくいかない理由をとにかく国際結婚だからというようには考えていません。
私たちにとっては国際結婚というのは、国籍など制度や法律でそう扱われているだけで結局は普通の結婚と同じなんです。
私たち夫婦はたまたま結婚した相手が別の国の人だったというふうに考えていますから 笑
中には国際結婚の問題なんて何もないという夫婦もいるかもしれませんが、やっぱり国際結婚だからこそ起きる問題というのは私たちの場合はいくつかありました。
というわけで、国際結婚だからこそ起きる問題と解決方法を私たちの経験を振り返って書いてみました。
1.ビザや結婚など手続きの問題
ビザなど結婚手続きは本人たちにはどうにもならない理由の問題が起きることはよくあると思います。
私たち夫婦は本当はもっと早くに結婚しているはずでした。
偶然夫の転勤が多い時期と重なったので、婚姻届を出すたびにその街で必要とされる書類の種類が違ったりなどで本当に時間がかかってしまいました。
デンマーク人と日本人という結婚の前例がほとんどなかったことも関係していたようです。
こればっかりは夫婦の努力でもどうにもなりませんね 苦笑
まあそれも含めて国際結婚ということなんでしょうね。
これに解決法はありません…。
ただ、こういった手続きが長引いてしまうこともありえるという覚悟をしておく心の準備が必要です (。-_-。)
2.言葉の問題
私たちは自営業ということもあって、夫婦が一緒にいる時間が長いです。
仕事の事だけでなく、日常の会話もかなり多いです。
会話も多いですがその分よく喧嘩もします 笑
喧嘩をした時はお互いがスッキリするように話し合うようにしています。
でも、結婚してすぐの頃はなかなか話し合ってもスッキリしないんです 汗
こういう時はお互い英語を使うという事はありません。
だってお互い英語は外国語ですからね。
やっぱり気持ちを伝えるには母国語の方がいいです。
でも、共通の母国語がないというのが国際結婚では普通だと思います 汗
だからこそ、どちらかが相手に合わせなくてはいけません。
私たちは今は日本に住んでいるので、私が日本語を話します。
最初の頃はちょっとしたニュアンスが伝わらなかったり、誤解したりでさらに喧嘩が激しくなったり余計に疲れたりしてしまうこともよくありました。
でもそれをそのままにしたり曖昧にすると、気持ちのすれ違いになってしまいやすいのではないでしょうか?
そこを何度もぶつかっても、お互い言いたい事や聞くべき事がちゃんと伝わるまで続ける事で上手くいったと思っています。
その頃の私の日本語は細かい間違いがよくありましたが、夫がそういう間違いを責めたり喧嘩に利用しないで、どんなに怒っていてもしっかりとお互いの言いたい事が理解できるように注意していました。
夫の言った言葉の意味がわからずに、喧嘩の途中に言葉の説明をしてもらったりもしました。
日本語で喧嘩をするので私の負担はとても大きくて、途中で疲れて諦めそうになったりするときもありました。
そんな時は割と短気な夫ですが、我慢して一旦休憩して一生懸命励ましてくれました 笑
こんな感じで、お互い負担は半分ずつとまではなりませんが、我慢しあって喧嘩をしてきました。
今はそういった事もなく普通に日本語で夫を圧倒します 笑
私は日常のやり取り以上に夫婦喧嘩でかなり日本語が上達しました 苦笑
3.デンマークの家族と過ごす時間
これはみんな想像すると思います。
でも冷静に考えるとそこまでの問題ではないんです。
私たち夫婦は今は夫の両親と暮らしていません。
過去1年で夫が両親と過ごした時間を計算すると、実は私がデンマークの両親と過ごした時間の方が長いんです!
去年夫の家族とデンマークに行きましたが、今年は私の母が約1ヶ月私たちの家にいました。
デンマークに住んでいた時も私は16才から両親とは別の街に住んで勉強していたので、結局過ごす時間はそこまで変わらないんです。
もし両親と離れて住んでいる人は、これまでの1年間で両親と過ごした時間を計算してみて下さい。
意外と少なくて驚くと思います。
ただ、今後起きる可能性がある問題はデンマークに住んでいる家族に何かあった時に日本からでは遠すぎるので何か特別な対応が必要になるかもしれません。
後はクリスマス以外の誕生日などのイベントに参加できないことはちょっと残念ですが。
この記事を書きながら、私たちに国際結婚だからこそ起きた問題を思い出していましたが結局これくらいしかありませんでした。
それ以外は国際結婚だからとかは関係ない普通の結婚生活の問題なんです。
夫が日本人と結婚していても、私がデンマーク人と結婚していても起きる問題です。
何でも国際結婚だからと考えるよりも、普通の夫婦の問題と思って普通に解決方法を考えればいいんです。
ビザや手続きなどは面倒でこちらにはどうにもできないので仕方ないですが、言葉の問題はとても大変な問題です。
これこそ国際結婚だからこそ起きる問題で絶対に解決するべき事だと思っています。
一番大変なのはもちろん、相手の国の言葉を学ぶ方です。
だからこそ起きた相手の方もそれだけ大変な思いをしている事をしっかり理解して支える覚悟が必要です。
結婚生活は相手にあわせたりあわせてもらったりの積み重ねなんだと思っています。
言葉の問題という特殊で難しい問題はあっても、その基本の部分は変わらないと感じました。
結局、ふつうの夫婦でも起きるような問題を「国際結婚のせい」にしてしまうことがお互いに壁を作ったりすれ違いが起きる原因ではないでしょうか?
それでは次回もよろしくお願いします。
おやすみなさい。
日本人がデンマークで驚いたこと7つ
こんばんは。
サブローです。
私がブログを書くのは久しぶりな気がします。
ケータイの古いデータを整理していたら、偶然初めてデンマークに行ったときに驚いたことを箇条書きにしたメモを見つけました。
そこからちょっとした日常などから7つのネタをピックアップして記事にしてみました。
1.ファンタはオレンジが普通!?
日本ではマクドナルドなどお店でファンタと言えばグレープ味が普通なことが多いと思います。
デンマークではオレンジが普通なんですね!
私の周りではドクターペッパーが好きな人は超変わり者で、ファンタオレンジが好きな人はちょっと変わった人というイメージがあったので余計にびっくりしました 笑
妻も日本に来た時にファンタのグレープが多くて、オレンジをあまり見かけないことに驚いたようです。
義妹に日本のものでほしいものはあるか聞いたところ、一番に帰ってきた答えがファンタグレープでした 笑
ちなみに私はドクターペッパーもファンタオレンジも大好きです!
2.冬は朝9時でも空が暗い
初めてコペンハーゲンの空港についてから、数日は義父の住むスウェーデンのマルメに滞在していました。
スウェーデンといっても長い橋を渡るだけで国境をこえられるので、そこまで遠くはないです。
義父もそこから毎日コペンハーゲンに通勤しています。
デンマークについた翌日、目を覚ますと義父が会社に向かう支度をしていました。
まだ外は真っ暗で、ずいぶん朝早くから仕事があるんだなと驚いていました。
水を飲みに行ってふと時計を見ると、もう朝の9時を過ぎていました!
日本でその時間でそこまで暗い朝は初めてだったので本当にびっくりしました。
その時あらためて本当に遠い国の人と結婚したんだな~と感じました 笑
3.接客サービスという概念がない?
日本は接客に関してはかなり丁寧で厳しいと思います。
私は新入社員の時最初の数日間は電話対応で失礼がないように、始業前に何度も電話対応のマナーを読み返していたくらいです 笑
カナダやアメリカに行った時も、割と適当な接客に驚きましたが、デンマークとスウェーデンはそれ以上でした 苦笑
レジの店員さんが会話に夢中になって、応対してくれないなんてことも何度かありました。
妻もよく言っていましたが、日本人は会話の時の声のボリュームが小さいそうです。
確かに私も英語を話すときは普段よりも大きな声を出すようにしています。
それに比べるとデンマーク人の会話は声が大きいです。
最初は私の声が聞こえなかったようで、まったく相手にされませんでした。
レジにいるのに体はお客さんの方に背中を向けたままです 汗
その会話に負けないくらいの声で、話しかけたところやっと対応してくれました。
しかも「せっかく盛り上がってたのに!?」みたいな反応だったのでさらに驚きました 笑
妻も日本の優しくて丁寧な接客に慣れてしまっているので、デンマークに戻るとデンマークの基準に戻すのに時間がいるそうです 苦笑
それ以外にも、日本でそんな接客したらケンカになってもおかしくないような対応は何度もありました 苦笑
日本が厳しすぎるという声もありますが、私にはデンマークの接客はちょっとゆるすぎるなと思いました 笑
そういえば妻もデンマークと日本の接客の違いについてこんな記事を書いていました。
4.喫煙の厳しさ
日本では15年ほど前から始まった路上喫煙禁止の条例は今はかなりの自治体に広がっていますね。
それこそ街によってはタバコを吸える場所を探すだけで一苦労なんてこともあります。
この条例の普及によって、いつでもどこでもタバコを吸うという習慣は日本ではほとんどなくなったと思います。
私の住む町の駅は喫煙禁止などの条例はないと思いますが、路上で吸っている人はいませんし吸い殻は駅から家まで1つも見かけません。
よく日本は欧米と比べてタバコにとてもあまいという主張がされていますね。
きっとデンマークはとても喫煙に厳しいんだろうなと思っていたら、コペンハーゲンの周辺は道のいろんなところに吸い殻が落ちていて驚きました。
どうやら、レストランやカフェではタバコが吸えないから外で吸っているみたいですね。
まあ日本の場合は町で吸えない分お店で喫煙できることが多いですよね。
ちゃんと喫煙所で吸っている人も結構いますが、路上にもたくさんの吸い殻が落ちていました。
あとタバコそのものの値段は日本より高いですが、もともと税金が高い国なので日本と比較してどの程度高いんでしょうね?
とにかく、街での喫煙やポイ捨ては日本より割合が高かったのでびっくりしました。
5.体を鍛えることがかなり流行している
最近は日本でも腹筋を鍛えるのが流行っていますね。
デンマークはコンビニなどのお店は夜になるとしまってしまいますが、夜中も空いているのがスポーツジムです!
女性も男性も若い人が中心に結構な数の人がトレーニングしています。
義父の家にも本格的なトレーニングのマシン一式があったので、みんな体を鍛えるのが好きなんだなと驚きました。
確かに街を見ていても、アメリカに比べてとても引き締まった体つきをしている人が多いです。
アメリカは男性はとにかく大きい筋肉が好まれることが多い気がしますが、デンマークでは胸と腹筋を本格的に鍛えられている体が好まれるようですね。
6.私たち夫婦が小さい
私は身長は178cmで、妻は170cmです。
日本では割と大きい方のカップルに分類されます。
でも、デンマークではそんなことはありません。
義父の兄弟の家族と会った時、男では私が一番小さかったです。
どころか、女性も私とほとんど同じくらいの人ばかりで本当にびっくりしました。
日本の家族で集まると私が一番大きいのが普通だったので...。
デンマークの平均身長が相当高いことは事前に知っていましたが、実際ひとつの部屋に妻の親戚とみんなで集まると本当に違う世界に来てしまったかのような気分でした 汗
7.芝生の公園がたくさんある
日本は小さいものも含めて公園が街にいくつもありますが、ほとんどが砂の公園です。
デンマークで見かける公園は芝生の公園がとても多かったので驚きました。
よく友達と砂利の公園でサッカーをしていたのを思い出します。
デンマークの公園を見ると、芝生でするサッカーがうらやましいです 笑
今回はサブロー久々の記事ということで、私が初めてデンマークを訪れた時に驚いたことを7つ書いてみました。
まだまだ他にもびっくりするようなネタが溜まっていますが、個別に記事にしたいネタもあるので今日はこのへんで。
それでは次回もよろしくお願いいたします。
二重国籍の何がダメなの⁉︎
こんばんは。
マリアです。
今政治家の蓮舫さんの二重国籍の事で色々と議論になっていますね。
今回はこの問題について書いてみたいと思います。
まず私と夫の意見としては、今の人やお金が自由にたくさん移動する時代に二重国籍を禁止にする事は古いと感じます。
実際、他の国を見てみるとイギリスもデンマークもそれこそ色々な国で二重国籍は認められています。
それこそもし私たちに子供ができたら、この問題は私たちにも大きく影響してきます。
私たちの子供には、日本人でもあってほしいしデンマーク人でもあってほしいという気持ちがあります。
きっと同じように悩んでいる人がたくさん日本にいると思います。
そんな人たちのためにも、二重国籍が可能になることを望んでいます。
あと、二重国籍を認めると外国のスパイとかの目的で利用する人がいると言う人もいますね。
でもよく日本の一部の政治家や新聞やテレビを見てください。
日本人なのに日本が嫌いなのかと思うくらい日本のマイナスになることばかり言い続ける人たちがたくさんいます。
本当にこの人日本の政治家なのかなと思うような人が時々いますよね。
日本でひたすら日本の批判や文句を言う活動をしているひどい外国人もいますが、同じような事をしている日本人も結構いるんです。
それが新聞や政治家だったりするんですから 汗
もうこれは国籍の問題だけではないんです。
ここまでは私たち夫婦の日本の二重国籍問題に関する意見です。
でもこのきっかけとなった蓮舫さんの問題で気づくべき重要なポイントは、二重国籍禁止は時代遅れかという話だけではないんです。
重要なもう1つのポイントは今の日本の仕組みでは二重国籍に関する法律に違反した状態で、政治家をできてしまうことなんです。
私は日本は二重国籍禁止を早くやめるべきだと思っています。
時代に合わない古い決まりだと思います。
ででもいくら古い決まりだし外国では大丈夫だからといって、今その決まりを無視していいわけではありません。
これが通用すると、オランダでは大麻が合法だしアメリカの一部でも合法になったから日本の法律は遅れているので、日本でも大麻を吸っていいだろうというような論理も通ってしまいます。
大麻は大げさでも、論理としては同じですよね?
古いとか他がやっていても、守らなくてはいけないのが法律ですよね?
特に政治家であれば当然のことのはずです。
特にこの問題は国籍に関する問題なので、差別と間違えられたくないので言いにくかったりするでしょう。
でもこれを差別の問題にすり替えることは絶対に許されません。
これまでは日本人としての権利を受け取っておいて、自分の悪いところを追求された時は外国人という立場は許せません。
これじゃ本当にいいとこどりの二重国籍ですよね 苦笑
時々日本のテレビや周りで都合の悪いときだけ外国人の立場を利用する人を見かけますが、私は同じ日本に住む外国人としてそういう人たちと同じ分類をされたくありません。
本当に悲しいですし迷惑です (>_<)
蓮舫さんはもし本当に今も二重国籍の状態が続いているならば、生まれや国籍の差別とかに逃げずにしっかりと間違いを認めて謝った上で、日本の政治家として頑張ってほしいです。
そして、今回の話題をきっかけにぜひ蓮舫さんが中心となってこの二重国籍禁止という古い決まりを直してほしいと思います (=´∀`)人(´∀`=)
あ、そういえばデンマーク大使館がデンマーク国籍は他の国籍とも重複できますとツイートして問題になっていましたね。
正直これは勉強不足と不注意だと思います。
デンマーク側としては国籍が重複するのは大丈夫でも、日本は今はまだダメなわけですからね。
日本など相手国側で二重国籍を禁止している国があれば、そこはちゃんと書くべきです。
それにあのツイートは日本語で日本向けに書かれたものですからね。
あと、不注意なツイートをした大使館へのリツイートでいつの間にかデンマークが移民に厳しいとか差別をしているという批判がいくつも書き込まれていますが、今回の大使館のツイートに差別とか移民に厳しいかは関係ありません。
日本のデンマーク大使館という立場にもかかわらず、日本の事情を勉強せずに不注意なツイートをした事が問題なんです。
デンマーク大使館は日本に住むデンマーク人を代表しているのですから、気をつけてほしいです (´・_・`)
というわけで今日は最近話題になっている二重国籍問題について意見を書いてみました。
それでは次回もよろしくお願いします。
おやすみなさい。
日本で言われて嫌なこと7つ
こんばんは。
マリアです。
時々日本で言われて嫌な事ってある?と聞かれることがあります。
そこまで感じることはないのですが、今回はそう感じたものをまとめてみました。
あと誤解してほしくないのは、これは確かに私が言われてイヤだと感じた事ですが、だからと言って差別されたとかそんな風にはまったく思っていないという事です。
まあなんというか、日本がまだ外国人との関わりにそこまで慣れていないからこそ起こるちょっとした誤解や面白いネタと思って読んで下さい 笑
1.いつ帰るの?
クリスマスには毎年家族に会いにデンマークに帰りますが、家は日本にあります! 笑
2.Hello!
外国人=英語ではないですよ… 苦笑
日本にいるわけですから日本語のあいさつの方が嬉しいです。
3.Welcome to Japan!/ Please have a nice trip!
まあ外国人=観光というイメージが強いからなんでしょうね 苦笑
でも私みたいに日本にふつうに住んでいる外国人もいますし、これからも増えていくと思います。
もうちょっとその辺に慣れて欲しいなとは思います。
笑い話にもなるようなネタですけど、やっぱりちょっと悲しいです (>_<)
4.1年もいればそれだけ日本語もできるようになるよね?
これは時々言われるんですが、全然そんな事ないですよ。
私の周りには10年以上日本に住んでいるのに、あいさつ位しか日本語を使えない外国人もたくさんいます。
あと、日本人は割と外国に留学したりすれば言葉は自然と覚えられると思っている人が多いみたいですがそんな事はないです。
確かに、自分の国で勉強するより外国に行った方が効果は上がるかもしれません。
でも、相当な本人の努力と周りの協力なしでふつうのレベルになる事は難しいです。
特に日本では外国人は日本語を使わなくても、相手が一生懸命英語で頑張ってくれる優しい人が多いので 苦笑
以前の記事にも書きましたが、私の場合はこんな感じで上達させました。
人によって違いはあると思いますが、少しでも参考になったら嬉しいです (^-^)
5.わかる?Okay?/ 日本語話せますか?
日本語で説明して最後に一言こんな風にいう人が時々います。
ここまで日本語で話してたのに、最後だけ英語使っても意味ないじゃん!って思います 笑
日本語話せますか?ってもう既に日本語で話してますよね 笑
こんな感じのことを言われるたびに、自分の日本語ちょっとおかしかったかなと不安になったりもします 汗
6.外人には理解できなくて当然だよね
一見「外国人だし理解できないだろうから無理しなくていいよ」という優しさにも、「どうせお前には分からないだろう」という諦めのどちらにもとれるような言葉です。
大体の場合が、わからなくてもできなくても大丈夫だよという優しい方の意味であることが多いです。
若い人ほど優しさで行っている場合が多いです。
その一方、ちょっと厳しいお年寄りの人などには諦めのような感じで言われた事は何度かあります… (>_<)
でも、良く考えると私のような外国人は日本にいるわけですから日本の習慣に合わせようとすることが当たり前なのです。
それに、この言い方では外人はみんな一緒という感じで、外人は何年住んでもわからないみたいな扱いです。
だからこそ、私は優しさの場合でも諦めの場合でもどっちも言われると悲しいです (>_<)
7.日本の悪口
なんでヨーロッパに生まれたのに日本なんかに⁉︎みたいに言われる事もよくあります。
もちろん好きだからです! 笑
それに、その人たちってそんなに日本が嫌いなんですか?って思います 苦笑
なんで日本の男なんかと結婚したの?なんていう事も時々聞かれます。
嫌いだったら結婚しませんよね… 笑
嫌いな人とわざわざ国際結婚するなんて 苦笑
あと、なぜかヨーロッパと言うだけでとても素晴らしい理想の国みたいに思う人もいるみたいですね 笑
まあ良いところも悪いところも日本と違いますけど色々あります。
あと、日本に住んでいる外国人同士で日本の悪口をひたすら言い合うのは本当に疲れます 笑
そんなにイヤなら自分の国に住めばいいのに… 苦笑
今日は日本に住んでいて、言われたらイヤな事を書いてみました。
実際記事にしてみるとすごく嫌な事から、ちょっと面白いネタまで色々あるんだな〜と思いました。
それでは次回もよろしくお願いします。
おやすみなさい。
比較:デンマーク人が感じた日本と中国の違い
こんばんは。
マリアです。
中国から日本に帰ってきて2週間ほど経ちました。
帰ってきてから夫も含めて色々な人に中国と日本の違いや感想を聞かれました。
今回はその中で多かった質問とその答えを書いていきたいと思います。
1.中国と日本はどっちが暑い?
私は中国のいくつもの町に行きましたが、どの町も温度は東京と同じかそれ以上の暑さでした。
でも日本ほど湿度は高くないので、気温以上に日本は暑く感じます。
ちなみに、雨は1ヶ月間でほとんどありませんでした。
2.やっぱり中華料理は本場がおいしい?
私も夫も中華料理が大好きです。
夫は毎日中華料理が食べられるのをうらやましがっていました。
でも実際行ってみると、中国の中華料理はスパイスがかなり強すぎたりクセが強すぎるように感じました。
日本の中華料理は日本人向けの味付けをしているから、そう感じてしまうのかもしれません。
私には横浜や神戸で食べる中華料理の方があっていると思いました 笑
それと、料理は上海などの大都市よりも山の方の田舎がおいしいところが多かったです。
3.英語は日本よりも通じる?
これには本当に驚きました。
香港とマカオを除いて北京や上海などの大都市でも、空港のタクシーの運転手以外はほとんど通じませんでした。
町でも日本でなら通じるような英語の単語も全く通じませんでした。
日本では英語が苦手でもすごく一所懸命英語を話そうと頑張る人をよく見かけますが、中国では全くいません 笑
大都市でも英語の案内がある看板も少しある程度です。
まあ中国は中国語ですから当然ですけどね。
でも時々日本の外国人観光客が日本人は英語が下手で困るという人がいますが、一体どこの国と比較してるんですかね?
まさか自分の国(英語が母国語)と比較してるんじゃないでしょうか? 苦笑
日本人自身も自分たちは英語が下手だと問題のように言っていますが、中国に行けばそんな事はないとわかるはずです。
日本は町の看板も英語が書いてあることが多いですし、みんな英語で話しかけても一所懸命話そうと努力してくれるくらい丁寧な国という事で自信を持ってほしいです。
4.中国では日本の印象は悪い?
正直これはほとんど感じませんでした。
ニュースを見ると、日本の島に中国の船が浸入したり国同士は少し危ない状況が続いてるように感じます。
でも、個人のレベルではむしろ日本の文化にかなり影響されているのを感じました。
町の色んなところで日本のアニメのグッズが売っていたり、日本の曲が流れています。
特にワンピースが相当な人気なのはわかりました。
一緒に旅行をした中国生まれで中国育ちの中国人の友達も、別に日本を恨んでいるとかは全然ないし、周りもみんなそうだと言っていました。
まあ政治をしている人達はもっと年が上なので、上の年代の人には日本に悪い印象を持っている人もそこそこいるのかもしれません。
でも、若い人達は日本のアニメや歌に影響されて育っていくのでもう少し先には国同士でも良い関係が期待できるんじゃないかなと感じました。
今回は中国旅行から帰ってきて、日本でたくさん質問された事を書いてみました。
他にも面白い話や、ビックリするような話があるのでまた別の機会に書きたいと思います。
それでは次回もよろしくお願いします。
おやすみなさい。
オリンピックで日本対デンマーク!
こんばんは。
マリアです。
お久しぶりです (>.<)
暑い日が続いていますね。
デンマーク出身の私には溶けてしまいそうな暑さです...。
気が付けばオリンピックももう半分を過ぎています。
日本はたくさんメダルを取っていますね。
デンマークも金メダルを取りました (^-^)b
人口では日本とかなりの差がありますが、デンマークも頑張っています。
最初の頃は母が日本がメダルを取るたびに「スゴイ!日本おめでとう!」とメールをしてきていました 笑
でも、日本はかなりの数のメダルを取っているので最近はメールは来ません 笑
でも人口の少ないデンマークでは、メダルを取るのはその位大きなニュースなんです。
しかも、なんとバドミントンはデンマークと日本が金メダルをかけた決勝戦に進みました!
もちろんデンマークに勝ってほしいですが、日本もデンマークも同じ競技でメダルが決まったのはスゴく嬉しいことです (^-^)
あとどの位の競技でデンマークが残っているかはわかりませんが、期待できそうなのはハンドボールでしょうか。
日本は人口が減っていることを問題にする記事が多いですが、以前よりも若い人が減っている中でこれだけ結果を出せているのは逆に良いニュースではないでしょうか?
オリンピックなので、スポーツの分野だけですが国全体でも量より質に方針を変えていくきっかけになればいいなと思いました。
家にテレビがない方でも、NHKのサイトでオリンピックの全競技が生も録画も見ることができます。
もし18日夜遅くまで起きている方がいたら、是非デンマークと日本の決勝を見てくださいね (^-^)
それでは次回もよろしくお願いします。
おやすみなさい。