This is a pen ~デンマーク人と日本人の国際結婚ブログ~

日本人(男)とデンマーク人(女)夫婦の日本とデンマークでの生活。

被害者文化の恐怖

こんばんは。

 

マリアです。

 

今日はまずデンマークの記事を紹介します。

実は今日書く内容は、私がここ最近ずっと心配していたことなんです。

きっかけはデンマークの政治家が書いた記事でした。

 

というわけで、まずはデンマークで話題になっている記事を紹介したいと思います。

Offerkultur er et åg for den vestlige verden – Politiko

長い文章なので、日本語で大事なところをまとめてみました。

 

・アメリカでは自称エリートの一部がトランプ当選で大げさに騒いでいる

 トランプ当選のショックで教授が授業を中止したり生徒も出席をやめるなど。

・保守派には被害者意識は根付かない

 自分が苦しい時も被害者意識よりも自分の決断と勤勉さで乗り越えようとする。

・性差別など様々な被害者がどれが最もかわいそうか競い合っている

 その結果自分でできるはずの人間が誰かの助けや解決策を要求するようになる。

 自分の被害者としての立場を強調することにばかり集中して他者への思いやりを失う。

・被害者であれば誰かが何かするべきなので、自分は何もしなくて良いという意見が拡大している

  過剰な被害者意識の拡大は本来注目すべき問題を見えなくして最も助けられるべき人が助けられなくなってしまう。

 同時に、十分ひとりでなんでもできるような人々が自分の力で行動することをやめてしまう

・そしてただでさえ余裕がない国をさらに厳しい状況にする原因となる

  このような問題がアメリカやヨーロッパで流行している。

 

まとめるとこんな感じです。

 

以前夫もデンマークの問題に関して似たような記事を書いていました。

 この記事でも、大げさに騒いでいるのは自分たちの事を弱い、かわいそうと思っている、思ってほしい人たちです。

確かに人それぞれ状況は違います。

でもどこの国でも生活保護など様々な政府からの手当てを受けている人たちは、その分毎日頑張って必死に稼いでいるふつうの人たちにその分を払ってもらっているということをしっかりと意識するべきです。

これを当然と思って利用するのはおかしいです。

苦しい事があっても毎日諦めずに真面目に働く人たちが本当にかわいそうです。

 

そして、もうひとつの問題点は被害者を手伝うと言いながら問題を過剰に騒ぐ一部の支援者の存在です。

こういった支援者の存在は問題をさらにややこしくします。

例えば、ある問題をかかえている人たちについてその支援者が大騒ぎします。

でも本当はその人たちは自分で乗り越えられる問題だと思っていたのに、その支援者のせいで問題が勝手に拡大されて本当に問題を抱えている人もそしてまわりのふつうの人たちにも迷惑をかけてしまうことがあります。

そして、その問題が大きく騒がれたせいで本当に助けが必要な別の問題が忘れられてしまうこともあります。

きっとその支援者は大勢に迷惑をかけて良いことをしたと大満足なんでしょうが。

こういった変な支援者は大体がお金か注目が目当てでしょうか。

そして、自分もその被害者ということでトクするからと立場を利用する人も出てきます。

支援者は弱者を助ける正義の味方気分なので、賛成しない相手を悪と攻撃したりするようにもなります。

その結果、それを見たふつうの人たちはその問題の被害者全体にまで悪いイメージを持ってしまう可能性があります。

最近ネットで見かけたポリコレ棒という言葉はまさにこういった事から生まれたんではないでしょうか?

 

日本でも最近はこういった被害者意識を利用した動きが目立ってきていると感じています。

以前からあるものは女性差別でしょうか。

本当に男女平等を目指す国に女性専用車両は必要ありません。

強制的に女性を雇う仕組みも、女性の管理職を無理やり増やす政策も必要ありません。

北欧のように女性の政治家がたくさんいないのは問題だ、女性差別があると言う人はこういったところから見直さなくてはいけません。

デンマーク女性専用車両などの政策はあり得ません。

もしやったとしたら大問題です。

男女平等なはずなのに、今度は男性を差別してしまうわけですから…。

 

日本ではこれからは外国人差別をなくす運動が流行るんでしょうか?

もうすでに、この動きは私は何度も見てきました。

今回は詳しいことは書きませんが、同じ外国人として先にそして何度も言っておきます。

日本にそこまで問題にする外国人差別一切経験した事がありません。

 

こういった被害者と騒ぐ事で自分の利益を得ることとそのやり方の拡大は、被害者文化と言えるほどではないでしょうか?

私は女性で日本では外国人なので、ちょうど日本で騒ぎやすい被害者に2つも当てはまりそうなのでハッキリと書きました。

きっとこれを夫が書いたら、男尊女卑の外国人差別主義者ということになるかもしれませんね 苦笑

 

厳しく色々書きましたが、本当に助けが必要な人を無視してはいけません。

同じく、助けが必要という人たちも気をつけてほしいところがあります。

まず助けを求める前に自分だけで解決できそうか、自分でできる事を先にちゃんとやっているかどうかということです。

そして、その前にもっと自分よりも助けを必要とする人たちが他にいないか考えて欲しいです。

最後に、それでも必要な人たちを私たちは絶対に無視してはいけません。

その時は問題を抱えている人も、国やまわりに任せるのではなくて一緒に解決するように取り組むべきです。

 

ヨーロッパではこのような被害者文化は大きな問題となっています。

私は同じくこの問題が日本では外国人や女性の過剰な特別扱いに利用される事をとても心配しています。

日本で外国人差別にこういったやり方が利用されている事に関しては、別の記事で詳しく書きたいと思います。

差別のある世界が息苦しいはずなのに、差別をなくせと大げさな主張をする一部の人のせいで逆に社会が息苦しくなるような世界にならない事を願っています。

 

それでは次回もよろしくお願いします。

 

おやすみなさい。

 


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もうそろそろクリスマスです (o^^o)

こんばんは。

 

マリアです。

 

タイトルを見て「早すぎない⁉︎」と思う人も多いと思います。

日本の街のスーパーなどのお店もハロウィン後からクリスマスモードに入ってますよね 笑

普通の家でクリスマスを実感するのはもっと後だと思います。

12月に入って街でクリスマスソングが流れ始めても、もっと身近になるのは24日に近づいてきてからでしょうか?

 

私たち夫婦はクリスマスをデンマークで過ごす予定なので、家族に渡すプレゼントや飾りなどを今から用意しています p(^-^)q

デンマークではクリスマスは日本のお正月くらいに重要で、12月1日から24日までがクリスマスと言ってもいいほどです。

私たち夫婦はできるだけデンマークに帰る時期はクリスマスに合わせるようにしています。

そうすれば家族みんなに会えますし、デンマークの一番良い時期を過ごすこともできます。

日本でデンマークの良いところというと、デザインや教育や福祉のシステムについて書いている記事が多いですね。

でもデンマークのクリスマスについて紹介している記事はあまり見かけません。

デンマークの良いところのひとつがクリスマスの雰囲気なんです。

という訳で、これから12月にかけてデンマークのクリスマスを少しづつ紹介していきたいと思います (^-^)v

 

今日紹介するのは私が作ったデンマークのクリスマスでは定番の飾りJulehjerterです。

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Julとはデンマーク語のクリスマスという意味で、hjerteがハートです。

つまりクリスマスハートということになります。

この飾りは1850年代に作られたそうです。

そしてそれを最初に作ったのが童話作家のH.C.アンデルセンと言われています。

1900年代の始め頃から、クリスマスのお菓子を入れたこの飾りをツリーにかけて貧しい人や子供に配っていたそうです。

これをツリーの枝や壁にかけて飾ります。

こういう飾りは日本ではあまり見かけませんよね。

そのうち作り方もアップしようと思っています。

 

まだ11月ですが、少しづつクリスマスのものを紹介していきます。

クリスマスの1週間前にはデンマークに行ってしまうので、日本ではクリスマスを過ごせませんがその前に何かデンマークのクリスマスのイベントでもできたらな〜なんて考えながら少しづつクリスマスの準備を進めていきます!

 

それでは次回もよろしくお願いします。

 

おやすみなさい。

 

 

 


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今回も言いたい放題ですね...。

こんばんは。

 

マリアです。

 

昨日ついに米国の新しい大統領が決まりましたね。

選挙結果はイギリスのEU離脱など世界に大きな影響を与えるような衝撃になりそうですね。

今回はこの事について色々書いてみます。

 

なぜこの結果が大きな影響を与えるかというと、イギリスのEU離脱Brexit」の時と同じように負けた方の人たちが相手を攻撃したり選挙の無効を主張したり国を二つに分けるくらいの後味の悪い結果になっているからです。

この投票結果に対する反応と私の意見を書いていきたいと思いますが、参考までにBrexitの時の反応をまとめた記事を貼っておきます。

 

投票の後はイギリスのEU離脱の時のようににひどい事になっていますね。

いや、それ以上かもしれません…。

TwitterFacebookなど様々なネット上の反応を見てみました。

トランプ反対という意見の人たちの発言が非常に目立ちますね。

発言どころか暴動まで起きているようですし…。

よくあるタイプのトランプ反対の人たちの意見をまとめてみました。

 

・トランプに投票した人はバカや低所得の人がほとんど。

Brexitの時もありましたよねこういう意見。

なんか負け惜しみみたいですカッコ悪いし、とても失礼でもあります。

特にこの意見を言いながら暴動をしたりトランプ氏を個人攻撃している人は、鏡で自分を見つめ直した方がいいと思います。

 

・この選挙は無効だ!

民主主義のシステムで行われた選挙の結果です。

トランプ大統領で民主主義が終わるという人がいますが、この意見がすでに民主主義を否定していますよ…。

 

・世界が終わってしまう…。

終わりません 苦笑

当選した人をしっかり監視するのも民主主義の一部です。

当選=終わりではないんです。

終わりではなくて始まりです。

 

・どんな手を使ってでもトランプ大統領を認めてはいけない。

どんな手を使ってでもって…。

選挙などせめて民主主義のルールを守ってやってくださいね。

 

・トランプに投票した人はレイシストだから付き合いをやめろ!

これはひどすぎると思います。

自分と違う意見の人と付き合うなというのは、なんか独裁国家を見ているようです。

 

・カナダ、オーストラリアに移民しよう。

どうぞ。

でも、選挙の度に負けた人たちが国を出てしまっていては20年後のアメリカの人口はどの位になっているんでしょうか...? 汗

そういう人たちも選挙で負ける度に住む国を変えていたら、そのうち移住できる他の民主主義の国はもうないかもしれませんよ 苦笑

 

・トランプを支持した人は全部女性差別主義者で人種差別主義者だ!

違うと思います。

みなさんは、応援する政治家の意見全部をそのまま賛成ですか?

私も夫も応援している政治家の意見で賛成できないところはたくさんあります。

そんなことを言う人たちはクリントン氏の意見「全部」に賛成なんですか?

冷静にこれまで投票してきた選挙を考えると、これまでお互いの候補者の意見を比較して、賛成できるところが多い方の人に投票していたはずです。

だから、トランプ氏に投票した人が全員人種差別主義者や女性差別主義者なんてことはあり得ません。

それに、賛成できる意見の数でクリントン氏は負けたということです。

 

クリントンが勝った州が本当のアメリカだ!

どこも本当のアメリカです。

ただ、場所によって天気も人も考えも違います。

違う意見を認めることも民主主義の一部です。

住んでいる場所によって、ものの見え方や意見が変わるのは普通のことです。

たまたまそれが、「トランプ」か「クリントン」かに分かれただけです。

選ぶのはどちらか一つですから。

 

・トランプが勝ったらアメリカから自由が失われる

こう言っている人たちも、トランプ支持者と関わるなとか色々主張しています。

これってよく考えると自分と意見が合わない人は認めないという考えです。

つまり、この人たちこそ自由を奪おうとしているのと同じなんです。

 

どうでしょうか?

他にも色々意見がありましたが、Brexitの時以上にひどい意見や行動が目立つように思います。

 

ちなみに、私たち夫婦はBrexitの時はEU離脱を支持していましたが今回はトランプ氏もクリントン氏もどちらも支持していません。

トランプ氏の過激なやり方やパフォーマンスは私は下品だと思います。

でも、同じくトランプ氏を攻撃するメディアやネットの反応を見ていると同じようにクリントン氏も支持できないと思いました。

まあ、私たち夫婦は日本人とデンマーク人ですが 笑

そんな第三者のような目線で見ていても、今回はあまりにもひどすぎる投票後の動きに驚き呆れています。

 

ここまでトランプ反対の人たちの意見ばかりが目立つのは、トランプを支持した人たちが意見を言いにくい状況ができているからかもしれません。

メディアもほとんどクリントン寄りでしたからね。

英語の記事ですが、まとめるとトランプ支持者への圧力が強まっているという記事です。

ちなみに、これは投票前の記事です。

投票後は見てのとおりです。

トランプ反対の人たちが過激化して、トランプ支持の方が勝ったのにトランプ支持者の意見はほとんど見かけません。

それだけトランプ支持の人たちが言いにくい状態ができているのです。

 

今回のことで「民主主義を守れ」と言いながら、投票の結果が出た後にも醜い行動や主張をしている人たちはこの言葉を思い出してください。

民主主義に大きな影響を与えたヴォルテールの精神です。

“Je ne suis pas d’accord avec ce que vous dites, mais je défendrai jusqu’à la mort votre droit de le dire.”

「私はあなたの意見には反対だ、だがあなたがそれを主張する権利は命をかけて守る」

 

これこそが、民主主義の精神ではないでしょうか?

色々問題のある発言が目立つトランプ氏ですが、まずはどうなるかを見てみましょう。

そしてよいところはしっかりと応援して、もしアメリカや世界を悪い方向に導くような動きがあれば全力で反対しなくてはいけないと思います。

そして、民主主義を大切にしましょう!

自分の意見だけではなくて、相手の意見を認めるのも民主主義です。

 

日本とデンマークの選挙ではこのようなことが起きないことを願います。

 

それでは次回もよろしくお願いします。

おやすみなさい。

 

 


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デンマークの生姜クッキーのレシピを紹介します♪

こんばんは。

 

マリアです。

 

お久しぶりです。

今日はデンマークのクッキーのレシピを紹介したいと思います。

材料さえそろえば割と短い時間で作れる便利なレシピの1つです。

材料と手順はこんな感じです。

 

・しょうがクッキー(Ingefærkager)

 

材料

小麦粉:250g
バター:125g
砂糖:250g
卵:1個
シナモン:小さじ1杯
しょうがパウダー:スプーン1-2杯
※チューブの生のしょうがの場合はスプーン1杯でも大丈夫
ベーキングソーダ(食用):スプーン5杯

 

手順

①中くらいのボウルに全ての食材を入れる。

②ボウルに入れた食材がちゃんと混ざるまでしっかり揉む

※小麦粉の種類によっては材料のところに書いた量ではうまくいかない場合があるようです。

  大体の基準としてはボウルに混ぜた食材が手にギリギリくっつかない程度に小麦粉の量を調整してください。

③よく混ぜたらクッキーの形を作ってクッキングシートの上に乗せる。

※焼き上がった時にクッキーがくっつかないように隣と離して置いてください。

④200度で5-10分オーブンに入れる。

※オーブンに入れる時間は、好きな固さや焼き加減にあわせて調節して下さい。

  外が固くて中がもちもちしたようにする場合は厚めに形を作ってください。

  カリカリした固い食感の場合は薄めで焼くといいです。

 

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とても簡単なデンマークのお菓子です。

クリスマスなどこれからの時期にピッタリなお菓子です (o^^o)

 

サイズも小さくできるので、専用のオーブンがない家でもオーブンレンジで問題なく作れるはずです。

 しょうがとシナモンの組み合わせがとても美味しいですよ (^-^)

しょうがといっても強すぎずにクッキーの良いスパイスになっています。

是非みなさんも試してみてくださいね (^∇^)

 

今日は久しぶりにデンマーク料理のレシピを紹介してみました。

もしみなさんも他に気になるデンマーク料理があれば教えてくださいね。

できれば調理の写真付きで紹介などしてみたいと思います。

ものによっては、日本ではどうしてもみつからない食材などがあって完全にできない場合もありますが… 汗

 

それでは次回もよろしくお願いします。

 

おやすみなさい。

 

 

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デンマークでは働いたら負け

こんばんは。

 

サブローです。

 

最近デンマークで話題になっているニュースにとても驚きました。

 

母子家庭か父子家庭で3人の子供がいる世帯か、両親に2人の子供のいる世帯で親が無職の場合は特別な手当が支給されるそうです。

これが今回20300DKK(約316000円)〜23200DKK(約360000円)に減額される事になりました。


その金額が安すぎるという議論が起こっています。

ちなみにこれは税引後の金額です。

 

日本とは物価が違うとはいえ、ちょっと高すぎる気がします。

妻も以前は母親と二人暮らしでしたが、減額後の金額よりもかなり下回る金額で生活していたのでいくらなんでも貰いすぎだと驚いています。

妻の母は普通に働いていましたが、収入はこの金額よりも大分安いそうです。

 

ちなみに、この件に抗議してこの手当をもらっている人たち数千人がデモをやったそうです。

 そこに人手不足のタクシー会社の人が「ウチに来ませんか?」と声をかけに言ったそうです。

結果は…、電話2件しか集まらずにしかもキツイからイヤだという理由で辞退だそうです 苦笑

タクシー会社の人は、せっかく前に進む機会があるのに誰もやる気がないなんてと嘆いていたそうです。

運転免許がないという人には免許取得のお金も負担してくれるなどかなり良い条件だったのですが…。

シフトも自由に決められるなど、仕事を始めるにはピッタリですし。

(ちなみに、デンマークは日本と同じで運転免許取得には結構お金がかかります。)

まあこの件が話題になった後に応募はあったみたいですが。

 

とにかくこの件で抗議している人たちは、いかに自分たちが弱いかを盛んに主張しているそうですが、ちょっと待ってください!

もちろん弱いのは仕方ないと思います。

でもね、弱い人であっても政府や家族や何らかの人や機関から支援や保護されているような人は、今の自分よりも少しでも強くなろうとする義務があると思います。

もちろんすぐに結果にならない事だってあります。

でもそこまで努力して、できなかった人こそ賞賛されて励まされて次のチャンスを与えられるべきだと思います。

何もしないで権利だけ主張してお金は貰うなんて信じられません。

こんな事が世の中で認められてしまっては、それこそまさに「働いたら負け」という迷言が現実になってしまいます 苦笑

 

トラウマ、コンプレックスなどそんな事は私も妻もたくさんあります。

色々体調を崩したり時には病気などもあります。

それに、今は自営業のストレスやプレッシャーで相当キツイです 汗

それでも少しずつでも前に進もうとして来たからこそ、私たちの出会いもあったし今の生活があると思っています。

 

最近はデンマーク人道主義を無視した冷たい国なんて言う人もいますが、むしろ優し過ぎなんじゃないかと思ってしまいます 苦笑

先ほどのような行き過ぎとも取れる手当に、教育費無料、医療費無料、生活保護など至れり尽くせりではたしかにこれ以上移民を受け入れられないと言うのも頷けます。

これらの手当はデンマーク人だけでなくもちろん外国人も対象です。

もちろん配偶者ビザの制度など不満はありますが、私は外国人にもこれだけ手厚い保障をしている国のどこが人種差別の国と批判されているのか理解できません。

これだけやり過ぎなくらい、デンマークに住む人たちを対象にお金を支給していれば定員オーバーになって移民を受け入れられないのは普通な気がします。

デンマークが差別をしていると主張する人たちは、もうすでにデンマークが受け入れて来た外国人がどれだけの保障を受けているかを他の国と比較してみてはどうでしょうか?

 

とにかく、この件であらためて福祉国家といわれるデンマークの問題点を見た気がします。 

もともと兵庫県の人口くらいしかいない国なのに、さらにこれ以上人口が増え過ぎてしまっては本当に簡単に財政を破綻に導いても不思議ではありません。

優しさと言うべきかは難しいですが、このをような「優しさ」が原因で国が破綻してしまっては元も子もありません。

日本は社会保障のお金がないとずっと問題になっているので、デンマークもこの仕組みを続ける事で日本と同じような道を辿ってしまわないか心配になってしまいました。

 

今日はデンマークで話題になっている出来事とそれに対する私の意見を書いてみました。

 

それでは次回もよろしくお願いいたします。

 

 

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これまでの結婚生活を振り返って国際結婚の問題を考えてみました

こんばんは。

 

マリアです。

 

気づけば私たち夫婦は結婚生活4年目に入っています。

時々国際結婚した人の結婚生活はどんなもの?と聞かれることがあります。

普通の結婚生活です!と答えたらつまらないですよね 汗

でも私たちは割と普通の結婚生活だと思っています 笑

まあ国際結婚ということで面倒な手続きとか色々ありましたが。

というか、国際結婚がそもそも普通じゃないよね?って言われたらまあそうかもしれません 笑

 

きっとこのブログを読んでいる人の中には、国際結婚の良い点だけでなく問題点も知りたい人もいるかと思います。

それに私たちはいやなこともいいことも結婚生活だと思っているので、そういうところもしっかり書いておこうと思います。

でも、私たちはうまくいかない理由をとにかく国際結婚だからというようには考えていません。

私たちにとっては国際結婚というのは、国籍など制度や法律でそう扱われているだけで結局は普通の結婚と同じなんです。

私たち夫婦はたまたま結婚した相手が別の国の人だったというふうに考えていますから 笑

中には国際結婚の問題なんて何もないという夫婦もいるかもしれませんが、やっぱり国際結婚だからこそ起きる問題というのは私たちの場合はいくつかありました。

というわけで、国際結婚だからこそ起きる問題と解決方法を私たちの経験を振り返って書いてみました。

 

1.ビザや結婚など手続きの問題

ビザなど結婚手続きは本人たちにはどうにもならない理由の問題が起きることはよくあると思います。

私たち夫婦は本当はもっと早くに結婚しているはずでした。

偶然夫の転勤が多い時期と重なったので、婚姻届を出すたびにその街で必要とされる書類の種類が違ったりなどで本当に時間がかかってしまいました。

デンマーク人と日本人という結婚の前例がほとんどなかったことも関係していたようです。

こればっかりは夫婦の努力でもどうにもなりませんね 苦笑

まあそれも含めて国際結婚ということなんでしょうね。

これに解決法はありません…。

ただ、こういった手続きが長引いてしまうこともありえるという覚悟をしておく心の準備が必要です (。-_-。)

 

2.言葉の問題

私たちは自営業ということもあって、夫婦が一緒にいる時間が長いです。

仕事の事だけでなく、日常の会話もかなり多いです。

会話も多いですがその分よく喧嘩もします 笑

喧嘩をした時はお互いがスッキリするように話し合うようにしています。

でも、結婚してすぐの頃はなかなか話し合ってもスッキリしないんです 汗

こういう時はお互い英語を使うという事はありません。

だってお互い英語は外国語ですからね。

やっぱり気持ちを伝えるには母国語の方がいいです。

でも、共通の母国語がないというのが国際結婚では普通だと思います 汗

だからこそ、どちらかが相手に合わせなくてはいけません。

私たちは今は日本に住んでいるので、私が日本語を話します。

最初の頃はちょっとしたニュアンスが伝わらなかったり、誤解したりでさらに喧嘩が激しくなったり余計に疲れたりしてしまうこともよくありました。

でもそれをそのままにしたり曖昧にすると、気持ちのすれ違いになってしまいやすいのではないでしょうか?

そこを何度もぶつかっても、お互い言いたい事や聞くべき事がちゃんと伝わるまで続ける事で上手くいったと思っています。

その頃の私の日本語は細かい間違いがよくありましたが、夫がそういう間違いを責めたり喧嘩に利用しないで、どんなに怒っていてもしっかりとお互いの言いたい事が理解できるように注意していました。

夫の言った言葉の意味がわからずに、喧嘩の途中に言葉の説明をしてもらったりもしました。

日本語で喧嘩をするので私の負担はとても大きくて、途中で疲れて諦めそうになったりするときもありました。

そんな時は割と短気な夫ですが、我慢して一旦休憩して一生懸命励ましてくれました 笑

こんな感じで、お互い負担は半分ずつとまではなりませんが、我慢しあって喧嘩をしてきました。

今はそういった事もなく普通に日本語で夫を圧倒します 笑

私は日常のやり取り以上に夫婦喧嘩でかなり日本語が上達しました 苦笑

 

3.デンマークの家族と過ごす時間

これはみんな想像すると思います。

でも冷静に考えるとそこまでの問題ではないんです。

私たち夫婦は今は夫の両親と暮らしていません。

過去1年で夫が両親と過ごした時間を計算すると、実は私がデンマークの両親と過ごした時間の方が長いんです!

去年夫の家族とデンマークに行きましたが、今年は私の母が約1ヶ月私たちの家にいました。

デンマークに住んでいた時も私は16才から両親とは別の街に住んで勉強していたので、結局過ごす時間はそこまで変わらないんです。

もし両親と離れて住んでいる人は、これまでの1年間で両親と過ごした時間を計算してみて下さい。

意外と少なくて驚くと思います。

ただ、今後起きる可能性がある問題はデンマークに住んでいる家族に何かあった時に日本からでは遠すぎるので何か特別な対応が必要になるかもしれません。

後はクリスマス以外の誕生日などのイベントに参加できないことはちょっと残念ですが。

 

この記事を書きながら、私たちに国際結婚だからこそ起きた問題を思い出していましたが結局これくらいしかありませんでした。

それ以外は国際結婚だからとかは関係ない普通の結婚生活の問題なんです。

夫が日本人と結婚していても、私がデンマーク人と結婚していても起きる問題です。

何でも国際結婚だからと考えるよりも、普通の夫婦の問題と思って普通に解決方法を考えればいいんです。

ビザや手続きなどは面倒でこちらにはどうにもできないので仕方ないですが、言葉の問題はとても大変な問題です。

これこそ国際結婚だからこそ起きる問題で絶対に解決するべき事だと思っています。

一番大変なのはもちろん、相手の国の言葉を学ぶ方です。

だからこそ起きた相手の方もそれだけ大変な思いをしている事をしっかり理解して支える覚悟が必要です。

結婚生活は相手にあわせたりあわせてもらったりの積み重ねなんだと思っています。

言葉の問題という特殊で難しい問題はあっても、その基本の部分は変わらないと感じました。

 

結局、ふつうの夫婦でも起きるような問題を「国際結婚のせい」にしてしまうことがお互いに壁を作ったりすれ違いが起きる原因ではないでしょうか?

 

それでは次回もよろしくお願いします。

 

おやすみなさい。

 

 

 

 

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日本人がデンマークで驚いたこと7つ

こんばんは。

 

サブローです。

私がブログを書くのは久しぶりな気がします。

 

ケータイの古いデータを整理していたら、偶然初めてデンマークに行ったときに驚いたことを箇条書きにしたメモを見つけました。

そこからちょっとした日常などから7つのネタをピックアップして記事にしてみました。

 

1.ファンタはオレンジが普通!?

日本ではマクドナルドなどお店でファンタと言えばグレープ味が普通なことが多いと思います。

デンマークではオレンジが普通なんですね!

私の周りではドクターペッパーが好きな人は超変わり者で、ファンタオレンジが好きな人はちょっと変わった人というイメージがあったので余計にびっくりしました 笑

妻も日本に来た時にファンタのグレープが多くて、オレンジをあまり見かけないことに驚いたようです。

義妹に日本のものでほしいものはあるか聞いたところ、一番に帰ってきた答えがファンタグレープでした 笑

ちなみに私はドクターペッパーもファンタオレンジも大好きです!

 

2.冬は朝9時でも空が暗い

初めてコペンハーゲンの空港についてから、数日は義父の住むスウェーデンのマルメに滞在していました。

スウェーデンといっても長い橋を渡るだけで国境をこえられるので、そこまで遠くはないです。

義父もそこから毎日コペンハーゲンに通勤しています。

デンマークについた翌日、目を覚ますと義父が会社に向かう支度をしていました。

まだ外は真っ暗で、ずいぶん朝早くから仕事があるんだなと驚いていました。

水を飲みに行ってふと時計を見ると、もう朝の9時を過ぎていました!

日本でその時間でそこまで暗い朝は初めてだったので本当にびっくりしました。

その時あらためて本当に遠い国の人と結婚したんだな~と感じました 笑

 

3.接客サービスという概念がない?

日本は接客に関してはかなり丁寧で厳しいと思います。

私は新入社員の時最初の数日間は電話対応で失礼がないように、始業前に何度も電話対応のマナーを読み返していたくらいです 笑

カナダやアメリカに行った時も、割と適当な接客に驚きましたが、デンマークスウェーデンはそれ以上でした 苦笑

レジの店員さんが会話に夢中になって、応対してくれないなんてことも何度かありました。

妻もよく言っていましたが、日本人は会話の時の声のボリュームが小さいそうです。

確かに私も英語を話すときは普段よりも大きな声を出すようにしています。

それに比べるとデンマーク人の会話は声が大きいです。

最初は私の声が聞こえなかったようで、まったく相手にされませんでした。

レジにいるのに体はお客さんの方に背中を向けたままです 汗

その会話に負けないくらいの声で、話しかけたところやっと対応してくれました。

しかも「せっかく盛り上がってたのに!?」みたいな反応だったのでさらに驚きました 笑

妻も日本の優しくて丁寧な接客に慣れてしまっているので、デンマークに戻るとデンマークの基準に戻すのに時間がいるそうです 苦笑

それ以外にも、日本でそんな接客したらケンカになってもおかしくないような対応は何度もありました 苦笑

日本が厳しすぎるという声もありますが、私にはデンマークの接客はちょっとゆるすぎるなと思いました 笑

そういえば妻もデンマークと日本の接客の違いについてこんな記事を書いていました。

 

4.喫煙の厳しさ

日本では15年ほど前から始まった路上喫煙禁止の条例は今はかなりの自治体に広がっていますね。

それこそ街によってはタバコを吸える場所を探すだけで一苦労なんてこともあります。

この条例の普及によって、いつでもどこでもタバコを吸うという習慣は日本ではほとんどなくなったと思います。

私の住む町の駅は喫煙禁止などの条例はないと思いますが、路上で吸っている人はいませんし吸い殻は駅から家まで1つも見かけません。

よく日本は欧米と比べてタバコにとてもあまいという主張がされていますね。

きっとデンマークはとても喫煙に厳しいんだろうなと思っていたら、コペンハーゲンの周辺は道のいろんなところに吸い殻が落ちていて驚きました。

どうやら、レストランやカフェではタバコが吸えないから外で吸っているみたいですね。

まあ日本の場合は町で吸えない分お店で喫煙できることが多いですよね。

ちゃんと喫煙所で吸っている人も結構いますが、路上にもたくさんの吸い殻が落ちていました。

あとタバコそのものの値段は日本より高いですが、もともと税金が高い国なので日本と比較してどの程度高いんでしょうね?

とにかく、街での喫煙やポイ捨ては日本より割合が高かったのでびっくりしました。

 

5.体を鍛えることがかなり流行している

最近は日本でも腹筋を鍛えるのが流行っていますね。

デンマークはコンビニなどのお店は夜になるとしまってしまいますが、夜中も空いているのがスポーツジムです!

女性も男性も若い人が中心に結構な数の人がトレーニングしています。

義父の家にも本格的なトレーニングのマシン一式があったので、みんな体を鍛えるのが好きなんだなと驚きました。

確かに街を見ていても、アメリカに比べてとても引き締まった体つきをしている人が多いです。

アメリカは男性はとにかく大きい筋肉が好まれることが多い気がしますが、デンマークでは胸と腹筋を本格的に鍛えられている体が好まれるようですね。

 

6.私たち夫婦が小さい

私は身長は178cmで、妻は170cmです。

日本では割と大きい方のカップルに分類されます。

でも、デンマークではそんなことはありません。

義父の兄弟の家族と会った時、男では私が一番小さかったです。

どころか、女性も私とほとんど同じくらいの人ばかりで本当にびっくりしました。

日本の家族で集まると私が一番大きいのが普通だったので...。

デンマークの平均身長が相当高いことは事前に知っていましたが、実際ひとつの部屋に妻の親戚とみんなで集まると本当に違う世界に来てしまったかのような気分でした 汗

 

7.芝生の公園がたくさんある

日本は小さいものも含めて公園が街にいくつもありますが、ほとんどが砂の公園です。

デンマークで見かける公園は芝生の公園がとても多かったので驚きました。

よく友達と砂利の公園でサッカーをしていたのを思い出します。

デンマークの公園を見ると、芝生でするサッカーがうらやましいです 笑

 

今回はサブロー久々の記事ということで、私が初めてデンマークを訪れた時に驚いたことを7つ書いてみました。

まだまだ他にもびっくりするようなネタが溜まっていますが、個別に記事にしたいネタもあるので今日はこのへんで。

 

それでは次回もよろしくお願いいたします。

 

 

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