外人だからしょうがない
こんばんは。
マリアです。
日本ではスーパーやコンビニではしょっちゅう新しい食べ物が発売されていますね。
特に季節ごとの商品の種類が豊富でスーパーに行くたびに、なにか美味しそうなものはないか探すのが楽しいです。
私は魚も肉も日本の食べ物が本当に大好きです。
日本の食べ物に関しては大満足なのですが、唯一不満があります。
時々知り合ってすぐの人に「外人なのに○○食べれるんだ」と驚かれることが多いことです。
食べられるんだという場合だけでなく、たまたま食べられないものがあった場合「まあ外人だからしょうがないよね」と言われることもあります。
家ではデンマーク風の食事ももちろん作りますが、大体の場合は日本の食事です。
たまたま、出てきた食べ物を食べれなかっただけで「外人だから食べれなくてもしょうがない」とされるのはなんか不満です 苦笑
苦手な食べ物は生のタコとイカくらいです(ちなみに夫も同じものが苦手です 笑)。
他にもいくつか苦手なものはありますが、好き嫌いは夫や私の周りの日本人に比べても少ない方だと思います。
食べ物の好みは人それぞれなので、なんでそれは「外人だから」となるんでしょうか?
デンマークでも中には肉や黒パンが嫌いな人がいるように、日本でも日本の食べ物が嫌いな人も当然いるはずですから。
まあ、食べ物はともかく言葉や習慣の面でも日本は「外人だから」というのを理由にしてできないことが当然と考えているようなところを感じるときがあります。
デンマークでは外国人もある程度まで自分たちと同じことができるのが当然という雰囲気があるのですが、日本では「外人だから○○ができない」のがふつうと思われているのには不満です。
まあ、デンマークでも食べ物に関しては人それぞれの好みやその他いろいろな事情は関係してくるので難しい事とは思いますが。
時々、食べに行ったお店で私だけで箸の代わりにフォークやスプーンが出てくることがあります...。
私は日本に何年も住んで言葉も完全に日本語で暮らしているのに (>.<)
今回は食べ物の話がきっかけでこのことを書きましたが、食べ物以外でもやっぱり「外人だから○○ができない」という意識を持った日本の人は結構いると思います。
箸の使い方から色々なマナーなど本当に色々な種類があると思います。
できないからダメというよりかはできなくてしょうがないというような意識でしょうか。
まあこれは差別というよりかは特別扱いの一種ですかね。
中にはそれのお蔭で「外人だからしょうがない」ということでちょっと得をしている人たちもいるみたいですが、それはちょっと違うんじゃないかなと私は思っています。
そういった特別扱いを利用する人も問題ですが、相手の国籍にも関係なく「言うべきことは言う」ということが大切であると日本人が認識して良いと思います。
そういった日本人の意識を変えることも、今後さらに世界との距離が小さくなっていく上で重要なことだと思いました。
それでは次回もよろしくお願いいたします
おやすみなさい。