This is a pen ~デンマーク人と日本人の国際結婚ブログ~

日本人(男)とデンマーク人(女)夫婦の日本とデンマークでの生活。

日本人にピッタリな英語の先生はどんな人?

こんばんは。

 
マリアです。
 
春になると塾とか英会話教室のチラシがたくさんポストに入っていますね。
塾のチラシを読んでみると、英語に力を入れています!というところも多いですね。
英会話教室のチラシは、ネイティブのアメリカ人の先生が何人いますとかがウリになってるみたいです。
 
でも、よく考えてみてください。
あなたにとってピッタリな英語の先生はどっちでしょうか?
1.オーストラリア生まれ、オーストラリア育ちのオーストラリア人
2.アメリカで育った日本人
3.日本で英語を学んだ日本人
 
この場合1番ピッタリな先生は3の先生です。
デンマークでは大体英語の先生はデンマーク人です。
デンマーク人に英語を教えるのですから、自分で外国語として英語を学んだ事がある人が教えたほうがピッタリだからです。
 
これは日本にも言える事ではないでしょうか?
特に日本人は英語に強い苦手意識があります。
だからこそ、日本人として自力で英語を学んだ人が教えた方が効果があると思いませんか?
 
特に英語に関して何でもネイティブと言うだけでスゴいと思ってしまう傾向が日本は強いと思います。
ネイティブの先生も外国人に英語を教える訓練を受けている人もいます。
でも日本で外国人に英語を教える訓練をうけたネイティブの先生が、英語しかしゃべれない人だったとしたらそもそもで外国語を学ぶ苦労を知らないということです。
それに日本人は英語に関する苦手意識は外国よりもかなり独特です。
日本人が英語を学ぶ時の苦労はやっぱり同じ日本人だからこそわかるものがあると思います。
 
私も夫から英語を学ぶ苦労について色々教えてもらいました。
なるほど、日本人はこういうのが苦手なんだな〜とか色々ビックリしました。
よくLとRの音の違いが一番問題と言う人がいますが、夫の実体験を聞いたらそんな単純じゃないんだなとわかりました。
日本でも自分で英語を勉強して仕事で使ったり日常で使っている人はそこそこいます。
何でもネイティブが良いという考えでALTの外国人を呼ぶよりも、もっとできる事があると思います。
本の学校はALTの人にお金を使うよりも、英語を仕事や日常で使っている日本人に授業の手伝いをしてもらった方が良いと思います。
 
これから英語を学ぶ人も、街中にたくさんあるネイティブの先生の英語教室に行くよりも日本人の先生の英語教室の方が上達するのではないでしょうか?
 
ところで、日本には英語の勉強本がとても多いですね。
小さな本屋さんでも本棚2つ分もあったりします。
デンマーク語の本はかなり大きな本屋さん以外では殆ど見た事ないです (T^T)
まあ話す人口が少ないので仕方ないですけど、それにしても英語の本や教室など英語の勉強に関する商品とか多すぎじゃないですか… (^_^;)
 
そういえば夫が言っていました。
「日本は日本人に英語を難しいという事にすることで得してる人達がいるんだよな〜 苦笑」
今その言葉を思い出すとなんかすごく深い意味があるような気がしてきました 笑
 
それでは次回もよろしくお願いいたします。
 
おやすみなさい。